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Omi Dev Kit 2(オープンソースAIウェアラブル)(オミデブキットツー)

GitHubで全設計を公開するオープンソースのネックレス型AIウェアラブル。BLE通信・40mAhバッテリー・全指向性マイク搭載で開発者がカスタムAIエージェントを実装できる$89のDIY対応AIデバイス(2024年)。

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2026/6/2 更新
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Omi Dev Kit 2 とは

Omi Dev Kit 2(オミ デブキット ツー)は、2024年にBased Hardware(旧Friend AI)が発売したオープンソースのAIウェアラブル開発プラットフォーム。ハードウェア設計(回路図・PCB・3Dケース)・ファームウェア・モバイルアプリ(iOS/Android)のすべてがGitHubで公開されており、世界中の開発者が独自のAI機能を実装・拡張できる。

オープンソースAIウェアラブルの先駆けとして、Limitless PendantやPLAUD Noteが「ブラックボックスのクローズドデバイス」であるのに対し、OmiはDIYコミュニティ・研究者・スタートアップが試作の出発点として活用できる基盤を提供する。GitHubスター数は2024年時点で20,000以上に達し、コミュニティ主導で80以上のプラグインが開発されている。

Dev Kit 2 の主なスペック

項目Dev Kit 2 スペック
マイク全指向性MEMSマイク × 1
BluetoothBLE 5.3
バッテリー40mAh(連続録音約6時間)
チップNordic nRF52840
ストレージなし(BLEストリーミング)
充電USB-C
ケース3Dプリント可(STLファイル公開)
価格$89(2024年)
認証CE / FCC
重量約12g(ケース込み)
サイズ約30 × 20 × 10 mm

アーキテクチャ概要

音声処理パイプライン:

[Omiペンダント] --BLE--> [スマホアプリ] --WebSocket--> [Omiバックエンド] --API--> [GPT-4/Gemini/Claude]
      ↓                                                              ↓
  MEMSマイク                                                   文字起こし・要約・Memory

3層アーキテクチャ:

  1. デバイス層: Nordic nRF52840が音声をPCMでキャプチャ→BLE圧縮ストリーミング
  2. アプリ層: iOS/AndroidアプリがBLE受信→Omiサーバーへ転送(WebSocket)
  3. クラウド層: Whisperで文字起こし→LLM(選択可)で要約・Memory生成

標準機能とプラグインエコシステム

標準機能(基本アプリ):

  • 会話の自動文字起こし(Whisper経由)
  • AI会話サマリー(GPT-4/Gemini/Claude 選択)
  • Memory(長期記憶):過去の会話を蓄積してパーソナルAIの記憶として活用
  • 日次・週次の会話サマリーレポート

コミュニティプラグイン(例・2024年時点80以上):

  • Slack連携: 「今から打ち合わせ」と話すと自動でSlack通知
  • Notion連携: 会議メモをNotionページに自動保存
  • Salesforce連携: 商談会話の内容をCRMに自動入力
  • 感情ログ: 会話の感情トーンを日次グラフ化
  • 語学コーチ: 発音・文法のリアルタイムフィードバック
  • 健康モニタ: 声の疲労度・ストレス指標を可視化

DIY・自作での活用

Omiはオープンソース設計のため、自作PCユーザーのような「作る楽しさ」を持つ層に最適:

必要なDIYスキル:

  • ファームウェアのコンパイル(Zephyr RTOS、C言語)
  • BLE開発の基礎知識
  • Pythonでのバックエンドカスタマイズ
  • 3Dプリンタでのケース作成(オプション)

カスタマイズ例:

  1. Gemini Flash + ローカルWhisperでコストゼロ構成
  2. Raspberry Pi Zero 2Wをサーバーにしてクラウド非依存化
  3. センサー追加(温湿度計・心拍)でマルチモーダルウェアラブル化
  4. 独自プラグインでホームオートメーション連携

セキュリティ・プライバシー考慮

  • 完全オープンソース: コードを見れば何が行われているか確認可能
  • セルフホスト対応: クラウド依存なしにすべてローカル/VPSで運用可能
  • データ主権: ユーザーが自身のサーバーを運用する場合、音声データが外部に出ない設計が可能

よくある質問(FAQ)

Q1: Omi Dev Kit 2はプログラミング知識なしでも使えますか? A: 標準アプリ(iOS/Android)を使えばプログラミング不要で会議録音・要約機能を利用できます。カスタムプラグイン開発にはPythonまたはJavaScriptの知識が必要ですが、テンプレートが多数公開されているので初級者でも挑戦可能。

Q2: $89のハードウェア以外に費用はかかりますか? A: 標準のOmiクラウド(Omiバックエンド)は月$10程度のホスティング費用が発生します。完全セルフホストの場合はサーバー費用のみ。GPT-4/Claude等のAPIを使う場合はOpenAI/AnthropicのAPIコストが別途かかります(使用量依存)。

Q3: Dev Kit 2と初代Dev Kitの違いは何ですか? A: Dev Kit 2はBLEを5.0から5.3にアップグレードし、音声品質と接続安定性が改善。バッテリーも増量(4時間→6時間)。ケース設計も更新され、より薄型・軽量化(旧15g→新12g)を実現しています。

まとめ

  • 完全オープンソース設計・GitHub公開のDIYフレンドリーなAIウェアラブル
  • BLE 5.3・40mAhバッテリー・全指向性マイクを$89で提供
  • GPT-4/Gemini/Claude連携の会議録音・Memory機能を標準搭載
  • 80以上のコミュニティプラグインで無限の拡張性
  • 完全セルフホスト可能でクラウド依存ゼロ構成も実現可能
この記事について
カテゴリー周辺機器
難易度上級
作成日2026/6/2