電源ユニット価格相場(デンゲンユニットカカク)
PSU国内価格(2026年春)。ATX 3.1 Gold 850W ¥17,800(Corsair RM850x SHIFT)・1000W ¥22,800(Seasonic PRIME GX-1000)・1200W Titanium ¥34,800(Seasonic PRIME TX-1200)・1500W Platinum ¥42,800(Corsair AX1500i)・1650W ¥58,800(Thermaltake GF3)・SFX 850W ¥22,800(Corsair SF850L)・SFX-L 1000W ¥28,800(Silverstone SX1000)・RTX 5090 1000W推奨・Bronze 650W ¥9,800入門、2026年ATX 3.1 12V-2x6必須。
概要
電源ユニット(PSU)は自作PCの心臓部であり、2026年春時点での国内価格相場はモデル別に大きく差があります。ATX 3.1規格に準拠し、12V-2x6ピンを必須とする設計が主流です。2025年に登場した「RTX 5090」などの高性能GPUは1000W以上の電力を要求するため、850W〜1650Wの範囲で選択肢が広がります。価格帯は650Wの入門型から、Titanium 1200W、Platinum 1500W、さらに1650Wの高出力ユニットまで多岐にわたります。
主な特徴・仕組み
- ATX 3.1規格:12V-2x6ピンを採用し、最大出力を安定供給。
- 効率等級:Gold、Titanium、Platinumなど、80 PLUS認証により電力損失を抑制。
- モジュラー設計:ケーブルを必要な分だけ接続し、ケース内の空気流を最適化。
- ファン制御:PWM制御により負荷に応じて速度を自動調整。
- 保護機能:過電圧・過電流・短絡・温度上昇時に自動切断。
スペック/製品比較表
| 型番 | 出力 | 等級 | 価格 | 主要特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Corsair RM850x SHIFT | 850W | Gold | ¥17,800 | 12V-2x6, 80 PLUS Gold |
| Seasonic PRIME GX-1000 | 1000W | Gold | ¥22,800 | 12V-2x6, 80 PLUS Gold |
| Seasonic PRIME TX-1200 | 1200W | Titanium | ¥34,800 | 12V-2x6, 80 PLUS Titanium |
| Corsair AX1500i | 1500W | Platinum | ¥42,800 | 12V-2x6, 80 PLUS Platinum, 2.5A 12V |
| Thermaltake GF3 | 1650W | Gold | ¥58,800 | 12V-2x6, 80 PLUS Gold, 3.5A 12V |
| Corsair SF850L | 850W | Gold | ¥22,800 | SFX, 12V-2x6, 80 PLUS Gold |
| Silverstone SX1000 | 1000W | Gold | ¥28,800 | SFX-L, 12V-2x6, 80 PLUS Gold |
| RTX 5090 | 1000W | — | — | 推奨電源:1000W以上 |
具体例・対応製品
- RTX 5090:推奨電源は1000W以上。SFX-Lケースでの構築時はSilverstone SX1000が最適。
- Ryzen 9 9950X3D:CPU自体は約250W。合計で約850W程度の電源があれば余裕。
- Core Ultra 9 285K:約300W。Corsair RM850x SHIFTで十分。
- DDR5-6000:メモリは約10W/8GB。電源選択時に余裕を持たせる。
- PCIe 5.0 x16:カードごとに10W〜30W。総合的に1200W以上を推奨。
自作PCでの選び方・注意点
- ① 電源容量は最大負荷の1.2〜1.3倍を確保。
- ② 80 PLUS等級は効率を重視し、Gold以上を選択。
- ③ モジュラー設計かどうかを確認し、ケース内の空気流を考慮。
- ④ ファンの騒音レベルと静音性をチェック。
- ⑤ 12V-2x6ピンの有無を確認し、ATX 3.1規格に準拠。
- ⑥ 過電圧・過電流保護機能が付いているか確認。
- ⑦ ケースのサイズ(ATX、SFX、SFX-L)に合った型番を選択。
- ⑧ 予算と性能のバランスを考え、必要以上に高出力を選ばない。
- ⑨ 供給電圧の安定性を保証するブランドを優先。
- ⑩ 付属のケーブルが十分か、追加ケーブルが必要かを確認。
関連用語との違い
- ATX 3.1:12V-2x6ピンを採用し、従来のATX 2.4と比べて出力が安定。
- SFX:コンパクトサイズで、ミニPCや小型ケース向け。
- SFX-L:SFXより1.5倍程度大きく、より高出力が可能。
- 80 PLUS Gold/Titanium/Platinum:効率等級で、電力損失をそれぞれ約20%、10%、5%程度に抑制。
よくある質問
Q1: RTX 5090を搭載したPCに最適な電源は?
A1: 推奨は1000W以上。SFX-Lの場合はSilverstone SX1000、ATXの場合はSeasonic PRIME GX-1000が適切です。
Q2: 12V-2x6ピンと12V-2x8ピンの違いは?
A2: 2x6ピンは最大出力が約600W、2x8ピンは約800W。高負荷GPU向けは2x8ピンを推奨します。
Q3: 80 PLUS GoldとTitaniumの価格差はどれくらい?
A3: Goldは約¥20,000〜¥30,000、Titaniumは約¥30,000〜¥50,000。効率差は約10%です。
まとめ
2026年春時点での電源ユニット価格相場は、850Wで約¥18,000、1000Wで約¥23,000、1500Wで約¥43,000と幅広い。ATX 3.1規格に準拠し、12V-2x6ピンを必須とする設計が主流であるため、選択時はケースサイズとGPU・CPUの総負荷を考慮することが重要です。次世代の高性能GPUやCPUが登場する中、効率等級と保護機能を重視した電源を選ぶことで、安定した動作と長寿命を実現できます。