80 Plus Bronze/Gold/Platinum/Titanium 2026(ハチジュウプラス)
PSU効率認証80 Plus。White (80%@20/50/100% Load)・Bronze 82-85%・Silver 85-88%・Gold 87-90%・Platinum 89-92%・Titanium 90-94%@10/20/50/100% Load・Cybenetics ETA-A/A+/A++ (Lambda Noise)・Cybenetics Lambda A++・PFC Power Factor Correction Active>0.9・¥¥10k Bronze→¥¥¥40k Titanium・10年保証主流、2026年ATX 3.1 Gold以上推奨。
概要
80 Plusは、PC電源(PSU)の効率を第三者が検証し、白・ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナ・チタンといった階層で認証します。2026年版では、ATX 3.1に対応したモデルが主流となり、10 年保証が標準化。さらに、PFC(Power Factor Correction)をアクティブに搭載し、0.9以上の電力因数を実現するPSUが増加。価格帯は、ブロンズが約¥10,000、チタンが約¥40,000と幅が広がっています。2025年に登場した次世代ATX 3.1規格は、120 Wの拡張パワーラインと高速USB 4.0をサポートし、PSU側でも10 %の電圧オーバーサージに耐える設計が求められます。
主な特徴・仕組み
- 効率レベル
- ブロンズ: 82 %–85 %(20/50/100 %負荷)
- シルバー: 85 %–88 %
- ゴールド: 87 %–90 %
- プラチナ: 89 %–92 %
- チタン: 90 %–94 %(10/20/50/100 %負荷)
- PFC: アクティブPFCが0.9以上を保証。
- サウンド対策
- Cybenetics ETA‑A/A+/A++(Lambda Noise)
- Cybenetics Lambda A++(低騒音設計)
- ATX 3.1対応
- 120 W拡張パワーライン
- 10 %電圧オーバーサージ耐性
- 保証
- 10 年保証が標準。
- 価格帯
- ブロンズ約¥10,000、チタン約¥40,000。
- リサイクル素材
- 2026年にリサイクル可能金属使用率が70 %に達するモデルが増加。
- 冷却性能
- 120 mmファン+静音設計で、最高温度70 °C以下を維持。
- 省エネモード
- 低負荷時に80 %以下の効率を維持し、待機電力を1 W未満に抑制。
スペック比較表
| モデル | 最高出力 | 効率 | PFC | ATX 3.1 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| Corsair AX1600i | 1600 W | 94 % (チタン) | 0.93 | 対応 | ¥128,000 |
| EVGA SuperNOVA 1000 G5 | 1000 W | 90 % (ゴールド) | 0.90 | 対応 | ¥52,000 |
| Seasonic PRIME TX‑1000 | 1000 W | 92 % (プラチナ) | 0.92 | 対応 | ¥57,000 |
具体例・対応製品
- RTX 5090(推定TDP 450 W) → 1600 WのAX1600iで余裕を持った電力供給。
- Ryzen 9 9950X3D(TDP 150 W) → 1000 WのEVGA G5で十分。
- DDR5‑6000(最大消費電力 10 W) → 100 W以下の小型PSUでも対応。
- ASUS ROG Thor 850W(80 %効率) → 1000 WのプラチナPSUで余裕。
- Seasonic Prime TX‑1000(92 %効率) → 1000 Wで高効率。
自作PCでの選び方・注意点
- 負荷計算
- GPU、CPU、RAM、ストレージ、冷却ファンの合計TDPを算出。
- 余裕率
- 推定負荷の110 %を上限に設定。
- 効率の選択
- 高効率(チタン・プラチナ)は初期費用は高いが、長期的に電気代が節約。
- PFCの有無
- アクティブPFCは高価格だが、電力因数が0.9以上で電源周辺機器への負荷を減少。
- ATX 3.1対応
- 2026年の規格に合わせると、将来の拡張性が確保できる。
- 冷却設計
- ファン速度と熱設計が合致しているか確認。
- 保証期間
- 10 年保証は信頼性の指標。
- サウンドレベル
- 低騒音設計のCybeneticsモデルは静音PCに最適。
関連用語との違い
- 80 Plus White
- 20/50/100 %負荷で80 %の効率を保証。
- 80 Plus Silver
- 85 %–88 %の効率。
- 80 Plus Gold
- 87 %–90 %の効率。
- 80 Plus Platinum
- 89 %–92 %の効率。
- 80 Plus Titanium
- 90 %–94 %の効率を10/20/50/100 %負荷で保証。
よくある質問(FAQ)
Q1: 80 Plus GoldとPlatinumの主な違いは何ですか?
A1: Goldは87 %–90 %の効率を、Platinumは89 %–92 %の効率を保証します。Platinumは高負荷時にさらに低い電力消費と熱出力を実現します。
Q2: 2025年に登場したATX 3.1はPSUにどのような影響がありますか?
A2: ATX 3.1は120 Wの拡張パワーラインを採用し、PSU側でも10 %の電圧オーバーサージに耐える設計が必要です。2025年以降はこの規格に対応したPSUが主流化しています。
Q3: 10 年保証が付いているPSUはどのようなメリットがありますか?
A3: 10 年保証は長期的な安定供給を保証し、故障時の交換コストを抑えます。特に高効率モデルは初期投資が高くても、10 年での電気代節約が相殺されます。
まとめ
80 Plus BronzeからTitaniumまでの効率認証は、PC電源選択の基準として欠かせません。2026年のATX 3.1規格への適合と10 年保証の普及により、より高効率・高信頼性のPSUが一般的に利用可能です。自作PCを組む際は、負荷計算と余裕率を考慮し、PFCとATX 3.1対応を確認した上で、価格と効率のバランスを取ることが重要です。高効率モデルは初期費用が高いものの、長期的には電力コストの削減と環境負荷の低減に寄与します。