概要
Rec.2020は、主に4K/8K放送やHDRコンテンツ向けに定義された超広色域規格です。人間の視野に近い広い色表現を可能にし、従来のRec.709(HDTV)よりも広範囲な色を再現できます。ゲームにおいては、よりリアルで鮮やかな映像体験を提供するために活用されています。
Rec.2020は、XYZ色空間を基に定義された色空間で、sRGBやRec.709よりも広い色域(特に青色側)をカバーします。色空間の座標系は、0から1の値を取ります。しかし、単にRec.2020に対応したディスプレイを用意するだけでは、広い色域のコンテンツを完全に表示することはできません。ディスプレイの能力(色域カバー率)や、グラフィックボード、モニターのプロファイル設定など、様々な要素が影響します。表示デバイスの色域カバー率が高いほど、より広い色を表現できます。多くの場合、対応デバイスでも70%程度のカバー率しかありません。