SESAME 5(セサミ5)(セサミファイブ)
CANDY HOUSE社が開発したスマートロック。圧倒的な低価格(約4,980円)と高いサムターン適合率を特徴とする。Wi-Fiモジュール(別売)でリモート操作が可能。APIが公開されておりIFTTT/Home Assistant等との連携に強い。日本国内のスマートロック市場でシェア上位。
SESAME 5とは
SESAME 5(セサミ5)は、台湾のCANDY HOUSE社が開発・販売するスマートロックの第5世代モデルである。2023年に発売され、約4,980円という競合製品の1/2〜1/3の価格設定で日本のスマートロック市場に大きなインパクトを与えた。サムターン後付け型でBluetooth接続を基本とし、オプションのWi-Fiモジュールでリモート操作にも対応する。
基本スペック
| 項目 | SESAME 5 | SESAME 4 |
|---|---|---|
| サイズ | 約92.7×56.5×53.3mm | 約92.7×56.5×53.3mm |
| 重量 | 約115g(電池込み) | 約115g |
| 電源 | CR2032×1枚 | CR2032×1枚 |
| 電池寿命 | 約500日 | 約500日 |
| 通信規格 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
| 対応サムターン | 99.99%(公称) | 99.99% |
| 動作温度 | -10°C〜60°C | -10°C〜60°C |
| 参考価格 | 約4,980円 | 約5,478円 |
主な特徴
圧倒的なコストパフォーマンス
SESAME 5の最大の特徴は約4,980円という価格設定。SwitchBot ロック Pro(約15,980円)、Qrio Lock Q-SL2(約25,300円)と比較して大幅に安い。
| 製品 | 本体価格 | Wi-Fi対応コスト | 合計 |
|---|---|---|---|
| SESAME 5 | 約4,980円 | +約1,980円(Wi-Fiモジュール) | 約6,960円 |
| SwitchBot ロック Pro | 約15,980円 | +約5,480円(Hub 2) | 約21,460円 |
| Qrio Lock Q-SL2 | 約25,300円 | +約8,250円(Qrio Hub) | 約33,550円 |
| August Wi-Fi Smart Lock | 約29,800円 | 内蔵 | 約29,800円 |
オープンAPI
CANDY HOUSEはSESAMEシリーズのAPIを公開しており、開発者が独自のアプリケーションや連携システムを構築できる。REST API・WebSocket・Webhookに対応し、Home Assistant・Node-RED・IFTTTとの統合が容易。
超軽量・コンパクト設計
本体重量約115gはスマートロック市場で最軽量クラス。CR2032ボタン電池1枚で約500日駆動し、電池交換のコストと手間を最小化している。
ウィジェット・Apple Watch・NFC対応
iOSウィジェット、Apple Watch、NFCタグによるワンタップ施解錠に対応。別売のSESAMEタッチ(約3,980円)で指紋認証・暗証番号入力も可能。
セットアップ手順
- SESAMEアプリをインストール(iOS/Android)
- アプリの指示に従いBluetooth接続
- 付属のアダプタでサムターンに取り付け(3Mテープ貼り付け)
- 施解錠のキャリブレーション実行
- (オプション)Wi-Fiモジュールを接続してリモート操作を有効化
所要時間は約5〜10分。工具不要。
Wi-Fiモジュールの役割
SESAME 5本体はBluetooth接続のみ。Wi-Fiモジュール(約1,980円)を追加すると:
- リモート施解錠: 外出先からスマートフォンで操作可能
- 音声アシスタント連携: Alexa・Google Homeから音声操作
- Webhook: 施解錠イベントをHTTPリクエストで外部サービスに通知
- 共有: 家族・友人にリモートでゲスト権限を付与
注意点
- Matter非対応: 2026年時点でMatter対応は未発表。Apple HomeKit連携にはHomebridge等のブリッジが必要
- 防水非対応: 室内設置専用。玄関外側への設置は不可
- 電池タイプ: CR2032は薄型ボタン電池で入手しやすいが、低温環境では電圧降下が早い
- Bluetooth到達距離: 壁1枚で約5〜10m。金属ドアでは減衰が大きい
FAQ
Q1: SESAME 5は賃貸でも使える?
3Mテープ貼り付けのため原状回復が可能。退去時はドライヤーで温めながら剥がせばテープ跡が残りにくい。サムターン自体は無加工で設置できるため賃貸物件に最適。
Q2: APIでどんなことができる?
REST APIで施解錠・ステータス取得・履歴取得・ゲスト管理が可能。Home Assistantでは専用インテグレーションが提供されており、ドアセンサー・モーションセンサーと連携した自動化シナリオを構築できる。
Q3: SwitchBot ロック Proとどちらがおすすめ?
コスパ重視・API連携・DIY志向ならSESAME 5。Matter対応・指紋認証パッド・エコシステムの完成度を重視するならSwitchBot ロック Pro。「とりあえずスマートロックを試したい」初心者にはSESAME 5の低価格が入門に適している。