一般用語
中級

Stereo Sound誌 (日本, 1966年-)(ステレオサウンド)

1966年に日本で創刊されたハイエンドオーディオ専門誌、季刊発行。ステレオサウンド社が刊行し、国内で最も権威あるピュアオーディオ専門誌として年間グランプリやステートオブジアートといった独自評価軸を確立、日本のハイエンドオーディオ評論文化の中核を担う媒体

0 回閲覧
0 いいね
2026/5/9 更新
関連タグ
audio-magazine
japan
high-end-audio
review-culture

概要

Stereo Sound誌(ステレオサウンド)は1966年に日本で創刊されたハイエンドオーディオ専門誌で、ステレオサウンド社が季刊で発行している。創刊以来60年近くにわたって日本のピュアオーディオ評論文化の中核を担ってきた媒体で、海外ハイエンドブランドの日本市場参入や国産ハイエンドメーカーの動向を継続的に掲載してきた。年間グランプリ・ステートオブジアートといった独自の評価軸を毎年選定する文化を確立し、雑誌としての評論機能と業界選定機関としての役割を併せ持つ点が特徴。同社は別冊やムック形態でアナログレコード特集・スピーカー工作特集・真空管アンプ特集など多数のテーマ別書籍も刊行している。

主な特徴・仕組み

  • 1966年創刊、季刊発行体制を長期維持し誌面構成の連続性を保つ
  • 国内ハイエンドオーディオ評論文化の中核媒体として位置付けられる
  • 年間グランプリ・ステートオブジアート等の独自選定企画を毎年実施
  • 海外ハイエンドブランドの日本市場参入時のレビュー基準として機能
  • 別冊・ムック形態でアナログレコード特集等のテーマ別書籍も刊行
  • 創刊以来同社専属評論家・寄稿評論家を継続起用し評論視点の蓄積を持つ
  • ステレオサウンド社は雑誌出版に加えオーディオ関連書籍出版も手掛ける

スペック比較表

媒体創刊年発行頻度国主軸
Stereo Sound1966季刊日本ハイエンド評論+グランプリ選定
Stereophile1962月刊米国主観評論+測定データ+Recommended Components
The Absolute Sound1973月刊米国生音絶対基準+Editors' Choice Awards
HiFi News & Record Review1956月刊英国客観測定+主観評論融合

具体例・対応製品

  • 季刊本誌:ハイエンドオーディオ機器のレビューを軸に毎号発行
  • 別冊「管球王国」:真空管アンプ専門の派生別冊として継続刊行
  • 別冊「アナログ」:レコードプレーヤー・カートリッジ専門誌として継続
  • ムック形態のスピーカー特集・アンプ特集テーマ別書籍

自作PCでの選び方・注意点

PC自作とは直接関係しないハイエンドオーディオ媒体だが、自作オーディオ・PCオーディオ機器選定の参考情報源として機能する。情報を活用する場合は、評論評価が主観的視点を含む点と、季刊媒体ゆえに最新製品情報の鮮度では月刊誌・Web媒体に劣る点を理解した上で総合的に参照したい。年間グランプリ等の選定は同誌独自の評価軸に基づくため、他媒体(Stereophile・TAS等)のリストと組み合わせて多角的に判断するのが望ましい。

関連用語との違い

Stereophile(米国・1962年-)は月刊で測定データ重視の編集方針、The Absolute Sound(米国・1973年-)は月刊で生音絶対基準の主観評論、HiFi News & Record Review(英国・1956年-)は月刊で測定+主観融合という三大欧米媒体に対し、Stereo Soundは季刊・年間グランプリ選定文化・国産ブランド継続フォローという日本独自の媒体特性を持つ。MJ無線と実験(日本・1924年-)はDIY/自作オーディオ寄りで誌面コンセプトが大きく異なる。

よくある質問(FAQ)

Q1: 季刊と月刊で情報鮮度はどう違いますか A: 月刊媒体(Stereophile・TAS等)と比べ最新製品レビューの掲載タイミングは遅れがちだが、季刊ゆえの掘り下げた長期試聴記事が強み。

Q2: 年間グランプリは購入参考になりますか A: 同誌独自評価軸に基づく選定のため一つの参考指標として活用できる。複数媒体リストと組み合わせて多角的に判断するのが望ましい。

Q3: 別冊と本誌の違いは何ですか A: 本誌は総合ハイエンド評論、別冊は管球王国・アナログ等のテーマ特化誌として独立刊行されており、関心領域に応じて選び分けられる。

まとめ

  • 1966年創刊、日本のハイエンドオーディオ専門誌の中核媒体
  • 季刊発行・年間グランプリ選定文化を長期維持
  • 別冊管球王国・アナログ等のテーマ特化派生媒体も継続刊行
  • 国産ブランド継続フォローと海外ブランド日本市場レビューの両軸
この記事について
カテゴリー一般用語
難易度中級
作成日2026/5/9