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TRX50(ティーアールエックスゴジュウ)

AMD Threadripper 7000シリーズ対応チップセット。sTR5ソケット・DDR5-5200 ECC 8chメモリ・PCIe 5.0 48レーン・NVMe 8基搭載可能で、ASUS Pro WS TRX50-SAGE・GIGABYTE TRX50 AERO Dが代表。

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2026/4/25 更新
関連タグ
Threadripper
sTR5
ECC
PCIe 5.0

概要

TRX50はAMD Threadripper 7000シリーズ向けのマザーボードチップセットである。sTR5ソケットを採用し、DDR5-5200 ECC 8chメモリを最大で256GBまでサポートする。PCIe 5.0は48レーンを提供し、NVMeは最大8基まで接続可能である。代表的な製品にASUS Pro WS TRX50‑SAGE、GIGABYTE TRX50 AERO D、MSI TRX50 AERO TITANがある。2025年に登場予定のCPUと合わせて、次世代のワークステーションを構築できる。

主な特徴・仕組み

  • sTR5ソケットはThreadripper 7000シリーズの高クロックと高コア数に最適化されている。
  • DDR5-5200 ECC 8chはデータ整合性を保証し、サーバーやエンタープライズ用途に適合。
  • PCIe 5.0 48レーンは、最大4x PCIe 5.0 x16と4x PCIe 5.0 x8を同時にサポート。
  • NVMe 8基は、最大合計4TB以上のSSDストレージを実現。
  • 8つのM.2スロットはU.2とNVMeの両方に対応。
  • 2.5G EthernetとWi‑Fi 6Eは高速ネットワークを提供。
  • 8つのUSB 3.2 Gen2ポートとUSB 2.0ポートは周辺機器接続を容易に。
  • 4つのPCIe 3.0 x1スロットは拡張カード用に設置。
  • 2.5G LANと10G LANの両方を備えたモデルも存在。
  • 低消費電力設計で、TDP 350WまでのCPUを安定動作させる。

スペック/製品比較表

製品名ソケットメモリPCIeレーンNVMe基数最大ストレージECCサポート
ASUS Pro WS TRX50‑SAGEsTR5DDR5-5200 8ch4884TBあり
GIGABYTE TRX50 AERO DsTR5DDR5-5200 8ch4884TBあり
MSI TRX50 AERO TITANsTR5DDR5-5200 8ch4884TBあり
ASRock TRX40 TaichisTR4DDR4-3200 4ch4042TBあり
ASUS ROG Zenith II Extreme AlphasTR4DDR4-3200 4ch4042TBあり

具体例・対応製品

  • AMD Threadripper 7970X 64コア 2.5GHz
  • AMD Threadripper 7950X 64コア 4.0GHz
  • AMD Threadripper 7900X 32コア 4.5GHz
  • Samsung 990 Pro 2TB NVMe
  • Kingston FURY Beast DDR5-5200 64GB
  • ASUS Pro WS TRX50‑SAGE
  • GIGABYTE TRX50 AERO D
  • MSI TRX50 AERO TITAN
  • ASRock TRX40 Taichi
  • Intel Xeon W-3300シリーズ(TRX50非対応)

自作PCでの選び方・注意点

  • CPUとマザーボードのソケットが一致しているか確認する。
  • ECCメモリを利用する場合は、対応スロットが空いているか確認。
  • NVMeスロットの配置を確認し、熱対策を行う。
  • 48レーンを最大限に活用するため、GPUやストレージのレイアウトを計画。
  • 2.5G LANと10G LANのどちらを採用するか決める。
  • 電源ユニットはTDP 350W以上を推奨。
  • BIOSは最新バージョンに更新し、安定性を確保。
  • ケースは大きめのATXを選び、冷却ファンを増設。
  • BIOSでPCIeレーンの分配設定を行う。
  • ソフトウェア側でメモリのECCチェックを有効化。

関連用語との違い

  • TRX50はTRX40と比べ、DDR5とPCIe 5.0を採用。
  • sTR5ソケットはsTR4に比べ、最大64コアCPUをサポート。
  • ECCはデータ整合性を保証し、サーバー向けに重要。
  • PCIe 5.0はPCIe 4.0の2倍の帯域幅を提供。
  • NVMe 8基は従来の4基を倍増。

よくある質問(FAQ)

  • Q: TRX50はサーバー向けですか?
    A: ECCメモリと高帯域幅を備えているため、ワークステーションやサーバー向けに最適です。

  • Q: どのCPUがTRX50に対応していますか?
    A: AMD Threadripper 7000シリーズ(7970X、7950X、7900Xなど)が対応。

  • Q: 2.5G LANと10G LANの違いは?
    A: 2.5G LANは一般的な高速ネットワークに十分で、10G LANはデータセンター向けに設計されています。

  • Q: NVMe 8基を全て使用できますか?
    A: はい、TRX50は最大8基のNVMeスロットをサポートします。

まとめ

TRX50はAMD Threadripper 7000シリーズの高性能CPUと相性抜群のチップセットである。DDR5-5200 ECC 8ch、PCIe 5.0 48レーン、NVMe 8基といった数値スペックは、最新のワークステーションや次世代のサーバー構築に不可欠。ASUS Pro WS TRX50‑SAGE、GIGABYTE TRX50 AERO D、MSI TRX50 AERO TITANなどの代表製品は、安定性と拡張性を兼ね備えている。自作PCを計画する際は、CPU・メモリ・ストレージ・電源・冷却といった要素を総合的に検討し、TRX50の機能を最大限に活かす設計を心掛けるべきである。 2025年にリリース予定の新CPUと合わせることで、2026年にはさらに高性能なシステムが実現できる。最新のTRX50は次世代の高帯域幅を実現し、プロフェッショナル向けの作業負荷に対応する。

この記事について
カテゴリーマザーボード
難易度上級
作成日2026/4/17