UPERFECT社が展開する3840×2160(4K UHD)解像度のポータブルモニター。15.6インチ IPS液晶にAdobe RGB 100%の広色域を実現し、映像制作・写真編集・デザインワークに対応するクリエイター向けモバイルディスプレイ。USB-C/mini HDMI入力で4K60Hz表示をサポート。
UPERFECT 4K ポータブルモニターは、3840×2160(4K UHD)解像度をモバイルサイズに凝縮したクリエイター向けポータブルディスプレイである。15.6インチの画面に約282ppiの画素密度を実現し、写真のディテール確認・映像のカラーグレーディング・UIデザインのピクセルパーフェクトチェックなど、高精細さが求められる作業に適する。Adobe RGB 100%の広色域カバー率で正確な色再現を追求するプロユースのモバイルモニターだ。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ | 15.6インチ |
| 解像度 | 3840×2160(4K UHD) |
| 画素密度 | 約282ppi |
| パネル | IPS(広視野角178°) |
| 輝度 | 400cd/m² |
| コントラスト比 | 1500:1 |
| 色域 | Adobe RGB 100% / sRGB 100% / DCI-P3 90% |
| HDR | HDR400対応 |
| リフレッシュレート | 60Hz |
| 応答速度 | 3ms |
| 入力端子 | USB-C×2(DP Alt Mode)/ mini HDMI×1 |
| スピーカー | 内蔵デュアルスピーカー(2W×2) |
| 重量 | 約850g |
| サイズ | 約360×228×10mm |
| 価格帯 | 約28,000〜35,000円 |
4K(3840×2160)はフルHD(1920×1080)の4倍のピクセル数を持つ。15.6インチの画面上での具体的な差は以下の通りだ。
| 比較項目 | 4K UHD | FHD |
|---|---|---|
| 総ピクセル数 | 8,294,400 | 2,073,600 |
| 画素密度 | 282ppi | 141ppi |
| テキスト表示 | 非常にシャープ | 標準的 |
| 写真ディテール | 等倍確認が実用的 | ドットが視認可能 |
| UIスケーリング | 150-200%推奨 | 100%で適切 |
4K解像度の最大の恩恵は写真・映像のプレビュー精度だ。24MPの写真を約35%の倍率で全体を確認しつつ、細部のピントやノイズをピクセルレベルで判断できる。FHDモニターでは同じ確認をするために拡大・縮小を繰り返す必要があるが、4Kなら一目で全体と細部を把握できる。
一般的なポータブルモニターがsRGB 100%(Web・一般表示の標準色域)を目標とするのに対し、UPERFECT 4Kはさらに広いAdobe RGB 100%をカバーする。Adobe RGBはsRGBよりもシアン・グリーン領域が約35%広く、以下の用途で重要になる。
DCI-P3 90%はデジタルシネマ標準の色域をほぼカバーしており、DaVinci ResolveやFinal Cut ProでのHDRグレーディング作業のサブモニターとして実用的だ。ただし工場出荷時のキャリブレーション精度はプロ用スタンドアロンモニターには劣るため、X-Rite i1 Display ProやCalibrite ColorChecker等のキャリブレーターでの校正を推奨する。
4K60Hz出力にはUSB-C(DP 1.4 Alt Mode)またはHDMI 2.0以上の対応が必要だ。
| 接続方式 | 最大解像度 | 必要なPC側ポート |
|---|---|---|
| USB-C(DP 1.4 Alt Mode) | 4K@60Hz | Thunderbolt 3/4 または DP 1.4対応USB-C |
| mini HDMI(HDMI 2.0) | 4K@60Hz | HDMI 2.0以上 |
| USB-C(DP 1.2 Alt Mode) | 4K@30Hz | 旧世代USB-Cポート |
注意点として、4K60Hzは帯域幅が大きく、USB-Cケーブルの品質によっては安定しない場合がある。USB-IF認証済みの高品質ケーブル(USB 3.2 Gen2以上)の使用を推奨する。
| 観点 | UPERFECT 4K | FHDモデル(一般) |
|---|---|---|
| 価格 | 約30,000円 | 約13,000円 |
| 消費電力 | 約12〜15W | 約8〜10W |
| 重量 | 約850g | 約700g |
| PC側GPU負荷 | 4K描画で増加 | 低い |
| バッテリー駆動 | モバイルバッテリーで3〜5時間 | 6〜8時間 |
4K解像度を活かすにはPCのGPUパワーも必要で、統合GPUのみのノートPCでは4K出力時にUIの動作がもたつく場合がある。クリエイティブワーク以外の用途(ドキュメント作業・Web閲覧)ではFHDモデルの方がコスパ・バッテリー持ちの両面で優れる。
15.6インチの4Kでは150〜200%のスケーリングが推奨です。Windowsの「設定」→「ディスプレイ」→「拡大/縮小」で175%に設定すると、テキストの読みやすさと4Kの精細さのバランスが良好です。
表示は可能ですが、4K@60Hzの出力にはハイエンドGPU(RTX 4070以上推奨)が必要です。また応答速度3msは一般的なゲーミングモニター(1ms)に比べると遅めです。カジュアルゲームやRPG向けで、FPSの競技用途には不向きです。
はい。MacBook ProからUSB-C/Thunderbolt接続すると、macOSが4Kパネルを認識しRetinaスケーリングが適用されます。「デフォルト」設定ではHiDPI表示(実効解像度1920×1080相当)となり、極めてシャープなテキスト・画像表示が実現します。