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Xen Project(ゼン)

2003年Cambridge大学発のType-1ハイパーバイザ。準仮想化 (paravirtualization) の先駆けでAWS EC2初期基盤として有名。

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2026/5/15 更新
関連タグ
仮想化
ハイパーバイザ
Type-1

概要

Xen は2003年にUniversity of Cambridge Computer LaboratoryのIan Pratt教授チームがSOSP論文「Xen and the Art of Virtualization」で発表したType-1ハイパーバイザ。XenSource社設立 (2004) → Citrix が $500M で買収 (2007) → Citrix XenServer 商用化 → 2013年Linux Foundation配下のXen Projectへ。準仮想化 (PV) という独自手法でCPU仮想化拡張が無い時代のx86を実用化した。

アーキテクチャ

  • ベアメタル起動するマイクロカーネル型 (Type-1)
  • Dom0: 特権ドメイン (Linux/NetBSD等) で I/O 管理
  • DomU: ゲストドメイン (PV / HVM / PVH)
  • PV: GuestカーネルにXen-aware変更必要 (Linux 2.6.23+)
  • HVM: Intel VT-x / AMD-V 利用、未変更ゲスト可

大規模採用例

サービス期間規模
AWS EC22006-2017主軸数百万VM
Rackspace Cloud2010-2016数十万VM
Verizon Cloud2014-2018エンタープライズ
Oracle VM Server2007-現在Oracle DB Tier

関連用語との違い

  • vs KVM: XenはGuest起動前にハイパーバイザがブート、KVMはLinuxカーネル自身がハイパーバイザ
  • vs VMware ESXi: Xen はOSS (GPLv2)、ESXiは商用クローズド

FAQ

Q1: AWSはまだXen使ってる? A: 一部のみ。2017年以降の新インスタンスはAWS Nitro System (KVMベース) へ移行。古いm3/c3等のみXen継続。

Q2: 準仮想化 (PV) の利点は? A: CPU仮想化拡張不要、Guestカーネルが直接ハイパーコール発行で性能良好。ただしGuest側変更必須。

Q3: 個人で使うべきか? A: 現在は KVM / Proxmox VE が主流。XenはエンタープライズXCP-ng / Qubes OSなど特定用途向け。

この記事について
カテゴリーソフトウェア
難易度上級
作成日2026/5/15