運動しながらデスク作業をしたいと思ったことはありませんでしょうか。今のリモート時代、油断しているといつの間にかプニプニに。なんて危機感のある方、必見です。
今回ご紹介いたしますのは、前回に続き、FlexiSpotの【デスクバイク V9】でございます。こちらの商品は、エアロバイクに乗りながらノートパソコンで作業できちゃう優れもの。体を動かしながらお仕事したい方、エンタメを楽しみたい方にもおすすめの一品です。
今回もFlexiSpotの提供品となりますが、しっかり良い点・悪い点をレビューしていこうかと思います。
組み立ては非常にシンプル。パワーがあれば一人でも行ける
箱から取り出してパーツは2つ。デスク天板とエアロバイク本体が登場です。このエアロバイク本体の重量は約34.5kg。これを起き上がらせて天板を設置すれば完了になります。
エアロバイクの重量が非常に重いので倒れないように注意しながら組み立てをおすすめします。己のパワーに自信がない場合は、2人での組み立てがおすすめです。おそらく、倒れると床に傷または穴が空くと思うので、設置の際にはマットや布などを引いて設置したほうが無難でしょう。
天板を止めるのはネジ一本。L字金具が同梱されており、それで固定すれば、組み立て完了です。止めがネジ一本となってるので電動ドリルも不要。非常に簡単で好感が持てます。
単3電池は付属していないので注意
エアロバイクの電源には単3電池×2本を使用します。同梱されていないので別途用意が必要です。
デスク部は上下・前後に調整可能
サドル部は上下に調整可能
デスク部分の調整に加えサドル部分の調整も可能です。私は身長164cmですが、自分好みの環境をすぐ作ることができました。公式によると推奨身長は150~190cmとなっており、ほとんどの方が自分好みに調整できると思います。
足にはキャスターが付属、ロック機能は非搭載
このデスクにはキャスターのロック機能が搭載されていません。今回テストした場所がカーペットだったので、運動していてずれることはありませんでしたが、フローリングなら専売のマット(型番CMT2T)も購入したほうが安全だと思います。
足にキャスターが付属していることにより移動は非常に楽です。つっかかり等も特に感じず、移動に力も必要ありませんでした。
長時間の使用ならスリッパを使うといいかも
ペダル部分はちょっと突起があり、素足で長時間使用するには向かないかもしれません。また、足を固定するベルトもないため、スリッパを履いて使用するのをおすすめします。
気になるカロリー・運動時間・走行距離の表示にも対応
FlexiSpot デスクバイク V9で表示できる数値は以下の通りです。
- 運動時間(TMR)
- 回転速度(SPD)
- 連続走行距離(DIS)
- 消費カロリー(CAL)
- 総走行距離(ODD)
- 1分あたりのホイール速度(RPM)
表示されるパネルにはバックライトが組み込まれていないため、暗い場所では見にくいかもしれません。ただし、室内の標準的な明るさでは十分な視認性を備えていました。
ガジェオタとしてはここにOLEDパネルを搭載してくれれば100点満点でした。これでも十分ですけどね!
重量調整は8段階、8ステップ目は結構ヘビー
デスクバイク V9は重量調整が8ステップとなっています。1は軽く、8が重いという仕組みです。よく安物のエアロバイクにあるのが、数字を変えても重量の変化を感じないというものです。しかし、こちらのデスクバイク V9は数字を変えると、きちんとその数字に合わせて重さも調整される印象でした。
8はかなりヘビーな運動といった感じで、短期的に鍛えたい場合にはあり。でもデスク作業に集中する場合はそれ以下がおすすめです。
デスクは広め、15インチクラスPC+スマートフォンはいけます
デスク部分の大きさは、奥行き50cm×幅58cm。
画像では実際に13インチのMacBookを置いてみましたが、奥行き、横幅ともに余裕があります。15インチクラスのモバイルPCも置くことができ、スマートフォンなどの小物も置くことが可能です。
デスクの安定性については、運動時に多少ぐらつきますが、エアロバイク本体の重量が重いため、タイピングに支障が出るほどは揺れません。またエアロバイクにただ座っている状態ならば、他のデスクと揺れに差はないように感じました。
強めにタイピングしていてもあまりぶれないので、集中して作業に取り組むことができるデスクとなっています。
運動しながら仕事なんてできるの?
と思った方もいらっしゃると思います。私も購入前までは疲れて無理だろうなと考えていました。しかし、使ってみると意外と集中出来ます。
個人差はあると思いますが、体のどこか一部が動いている状態だと眠気に襲われず、リフレッシュして仕事ができました。無理に鍛えているという感覚もなく、自然に体を動かしながら作業が可能になります。
気に入ったスタンディングディスク機能
デスクバイク V9のデスクは高さ108~123cmの昇降に対応しています。エアロバイクで座り疲れたときには立って作業することも可能です。
これが便利で、個人的には気に入っています。なかなかないんですよね、エアロバイクで運動して、そのまま同じ環境で立って作業できるデスクって。
これはデスクバイク V9の特権だと思います。
パームレスト部分はマシュマロみたいにフッカフカ
デスクに腕を置く部分はフッカフカの仕様です。気持ちがよく、PCをタイピングしていても疲れにくい設計となっています。
画像を見ていただければわかる通り、近年の薄型モバイルPCだとパームレスト部分とPC本体に段差ができ、最初は打ちにくいと感じるかも知れません。しかし、しばらく使ってると慣れるので大丈夫です。
良かった点
- 組み立てパーツの少なさ
- フッカフカのパームレスト部分
- 十分なエアロバイク機能
- スタンディングデスクモード
- どんな方にもフィットするデスク調整
- 重心の安定感
悪かった点
- ペダル部分の突起処理
- キャスターロック機能非搭載
- 表示パネル バックライト非搭載
まとめ
FlexiSpotのデスクバイク V9は、リモートワークで運動不足な方のサブデスクとしておすすめです。デスクの作りもしっかりしており、エアロバイクとしての機能も十分です。
デスク部が上下前後、サドル部が上下に移動可能なので、体にフィットした運動デスクとして使用できます。ここはかなり大きくて、運動+作業の負担を軽減することが可能です。
また座り仕事に飽きたら立ってスタンディングデスクとして使用していただきたいところ。PC環境はそのままで、立って休憩できるのはかなり便利だと感じました。
欠点も上げましたが、それほど大きい物がないので、パンデミックの影響で運動不足の方、検討してみてもいいかもしれません。