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100 Gigabit Ethernet (2010年策定)(ハンドレッドギガビットイーサネット)

100 Gigabit Ethernetは2010年IEEE 802.3ba承認の100Gbps Ethernet規格で当初10×10G/4×25G束ね方式から2015年以降PAM4採用で2×50G/1×100Gレーン構成へ進化しデータセンタスパインスイッチ・大規模クラウドバックボーンの主流規格となった。

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2026/5/13 更新
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100 Gigabit Ethernet (2010年策定)

概要

100 Gigabit Ethernet (100GbE) は2010年6月IEEE 802.3baで40GbEと同時に標準化された100Gbps Ethernet規格で当初10×10G/4×25Gレーン束ね方式採用しQSFP28モジュール形態で実現された。2015年以降IEEE 802.3bm/bj/bs/cdの拡張でPAM4 (4値振幅変調) 採用し1×100G/2×50Gレーン構成へ進化しデータセンタスパインリーフアーキテクチャ・大規模クラウド (AWS/Azure/GCP/Meta) バックボーン・テレコム100Gbps WANの主流規格となった。

主な特徴・仕組み

  • 策定: IEEE 802.3ba (2010 初期) ・802.3bm (2015 SR4/LR4) ・802.3bj (2014 CR4/KR4) ・802.3bs (2017 PAM4) ・802.3cd (2018 50G/100G PAM4)
  • 速度: 100Gbps 全二重 (200Gbps実効)
  • 当初構成: 10×10G NRZ (SR10/LR10) ・4×25G NRZ (SR4/LR4/CR4)
  • PAM4構成: 1×100G PAM4 (DR/FR/LR) ・2×50G PAM4
  • モジュール: QSFP28 (主流) ・CFP/CFP2/CFP4 (初期) ・QSFP-DD (4×50G PAM4)
  • 媒体・距離: 100GBASE-SR4 (MMF OM4 100m) ・LR4 (SMF 10km WDM) ・ER4 (40km) ・ZR (80km・コヒーレント)
  • 消費電力: 3.5-5W/QSFP28モジュール・ZRは15-18W

規格比較表

規格年レーン媒体距離
100GBASE-SR10201010×10GMMF OM3 100mデータセンタ
100GBASE-LR10201010×10GSMF 10km中距離
100GBASE-SR420154×25G NRZOM4 100mデータセンタ
100GBASE-LR420154×25G NRZ WDMSMF 10km中距離
100GBASE-CR420144×25GTwinax DAC5m
100GBASE-DR20171×100G PAM4SMF 500m中距離
100GBASE-FR120181×100G PAM4SMF 2km中距離
100GBASE-LR120181×100G PAM4SMF 10km長距離
100GBASE-ZR2020コヒーレントSMF 80km都市内

実装具体例

  • Mellanox ConnectX-5 EN: 100GbE 1ポート QSFP28 ¥50,000-100,000中古
  • NVIDIA ConnectX-6 Dx: 100GbE PCIe Gen4 ¥80,000-150,000
  • Arista 7060CX-32S: 32×100GbE QSFP28 ¥1,500,000-2,500,000
  • Cisco Nexus 9336C-FX2: 36×100GbE+18×40GbE ¥2,000,000-3,500,000
  • Mikrotik CRS504-4XQ-IN: 4×100GbE QSFP28 ¥150,000帯 (低価格)

データセンタ設計での選び方・注意点

2026年現在100GbEはハイパースケーラーデータセンタのスパインスイッチ標準でリーフスイッチ-スパイン間アップリンク・ストレージバックボーン・クラスタ間相互接続で運用される。AI/HPCクラスタ (NVIDIA H100/B200) では更に高速400GbE/800GbE InfiniBand HDR/NDRと組合せ。中古市場でMellanox ConnectX-5 ¥30,000-60,000・QSFP28 DAC ¥10,000-25,000・100GbEスイッチ ¥150,000-500,000で個人/小規模研究ラボ構築可能。

関連規格との違い

項目40GbE100GbE400GbE800GbE
レーン×速度4×10G4×25G or 2×50G PAM4 or 1×100G PAM44×100G PAM4 or 8×50G8×100G PAM4
モジュールQSFP+QSFP28QSFP-DD/OSFPOSFP/QSFP-DD800
策定20102010-2020拡張2017 (IEEE 802.3bs)2024 (IEEE 802.3df)
消費電力3-5W3.5-5W (QSFP28) /15-18W (ZR)12-18W25-30W

よくある質問 (FAQ)

Q1: 100GBASE-SR4とSR10の違いは? A: SR10は10×10G NRZ束ね (初期2010年) で12芯MMFバンドル必要。SR4は4×25G NRZ束ね (2015年以降) で8芯MMFで済み配線効率3倍向上。

Q2: 100GBASE-DRとFRは何が違うか? A: 単一波長×PAM4 1×100G構成でDR=500m (Data center Reach) ・FR1=2km (Far Reach) ・LR1=10km。WDM不要で単純構造・低コスト。

Q3: 100GbE ZR (80km) はなぜ消費電力高いか? A: コヒーレント光通信 (DSP/レーザ温度制御/偏波多重) 採用し80km伝送実現するため15-18W消費。短距離SR4 (3.5W) と4-5倍差。

まとめ

  • 2010年IEEE 802.3ba策定・40GbEと同時
  • 当初10×10G/4×25G NRZ→2015年以降PAM4化
  • QSFP28モジュール・SR4/LR4/DR/FR/ZR各種
  • データセンタスパイン・クラウドバックボーン主流
この記事について
カテゴリーネットワーク
難易度上級
作成日2026/5/13