AI・機械学習
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Aider(エイダー)

ターミナルから使えるオープンソースのAIペアプログラミングツール。Gitリポジトリと連携し、LLMが直接コードを編集してコミットまで行う。

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2026/6/7 更新
関連タグ
AIコーディング
ペアプログラミング
CLI
Git統合
コード自動編集

Aider

概要

Aider(エイダー)はPaul Gauthierが開発したオープンソースのAIコーディングアシスタントで、ターミナルから直接使える点が最大の特徴だ。VS CodeやJetBrainsなどIDEプラグインに依存せず、あらゆる環境で動作する。

インストールと起動

pip install aider-chat

# Claude 3.5 Sonnetを使う場合
export ANTHROPIC_API_KEY=your-key
aider --model claude-3-5-sonnet-20241022

# ローカルLLM(Ollama)を使う場合
aider --model ollama/qwen2.5-coder:32b

主要機能

レポマップ(Repo Map)

Aiderはリポジトリ全体をスキャンし、クラス・関数・インターフェースの概要を抽出した「レポマップ」をLLMのコンテキストに含める。これによりLLMはファイルを全文読まなくてもリポジトリ全体の構造を把握し、適切なファイルを特定できる。

Git自動コミット

変更のたびに自動コミットが作成され、aider: fix login bug のようなコミットメッセージが付く。変更の追跡が容易で、気に入らなければ git revert で戻せる。

アーキテクトモード

aider --architect  # 設計→実装の2段階処理

高度な設計判断が必要な場合、まず設計を考えるLLMと実装するLLMを分離する2段階モードを使える。

SWE-benchでの成績

Aider + Claude 3.5 Sonnetの組み合わせはSWE-bench Verifiedで約49%の解決率を記録し、主要オープンソースエージェントの中でトップクラスだ。

対応LLMとコスト目安

モデル解決率コスト/タスク
Claude 3.5 Sonnet~49%$0.5-2
GPT-4o~38%$0.8-3
DeepSeek-Coder-V2~35%$0.05-0.2
Ollama(無料)~20-30%$0

ユースケース

  • リファクタリング:「このモジュールをClean Architectureに書き直して」
  • バグ修正:「このテストが失敗している原因を直して」
  • 機能追加:「ユーザー認証にOAuthを追加して」
  • ドキュメント生成:「このAPIのJSDocを書いて」
この記事について
カテゴリーAI・機械学習
難易度中級
作成日2026/6/7