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Armytek Wizard C2 Pro(アーミーテック ウィザード シーツー プロ)

カナダArmytek製の広角フラッドビームヘッドランプ。最大2100lm・65g・123°の超広角照射で周辺全体を均等に照らし、18650電池1本駆動でキャンプ・作業・洞窟探検での広域照明に特化した2024〜2026年の高性能モデル。

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2026/5/25 更新
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概要

Armytek Wizard C2 Pro(アーミーテック ウィザード C2 プロ)は、カナダ・バンクーバーに本社を置くArmytek Manufacturing社が製造・設計するプレミアムヘッドランプである。最大2100ルーメンの高出力と123°(フル)のフラッドビームを組み合わせた「広域照明特化型」設計が最大の特徴で、キャンプ・洞窟探検・整備作業・サーチ&レスキュー等で視野全体を明るく照らすニーズに応える。

従来の多くのヘッドランプは遠距離を照らすスポットビームと近接を照らすフラッドビームのどちらか、またはミックスタイプだが、Wizard C2 Proは頭を中心とした前半球を均等に照射する設計に特化しており、夜間テント設営・整備作業台の手元照明・グループキャンプでの共有照明として他に類を見ない使い勝手を持つ。

本体はアルミニウム合金(6061-T6)+硬質アルマイトコーティングで、IP68防水(水深2m・1時間)・1.5m落下耐衝撃・-40℃〜+50℃動作温度に対応する過酷環境耐性を持つ。

主な特徴

  • 最大2100lm(Turbo): 18650電池1本使用のヘッドランプとして最高クラスの明るさ。30秒間の一時的なピーク出力後、Highモードに移行
  • 123°超広角フラッドビーム: 一般的なヘッドランプ(60〜90°)の1.5〜2倍の照射角。頭の向いた方向の前半球全体を照らす
  • IP68防水(水深2m・1時間): ZebraLight H600dのIPX8(1m)やOlight Array 2のIPX4を上回る最高水準。渡渉・大雨でも使用可能
  • -40℃低温動作: スキー場・雪中登山・冬季キャンプでの使用を想定。バッテリーパフォーマンスは低下するが動作保証付き
  • 18650単電池駆動: 一般的な18650互換セルを使用可能。Armytek製18650充電式電池(3500mAh)が推奨
  • 本体65g(電池除く): 高出力・IP68対応クラスとして軽量。電池込みで約110g
  • USB充電対応(電池をランプに入れた状態でMicro USB/USB-C): マグネット充電ポートが底面にあり、専用ケーブルで充電可能なモデルも存在(Max版)
  • 11段階調光(4グループ): Turbo/Firefly(超微光0.5lm)/Main(F1〜F4)/Night(低輝度赤対応)の細かな光量コントロール

スペック詳細(Armytek Wizard C2 Pro 2025年モデル)

項目仕様
最大出力2100lm(Turbo・30秒ブースト)
持続最大出力(High)1100lm(約1h)
照射角123°(超フラッド)
電池1×18650 Li-ion(推奨: Armytek 18650 3500mAh)
本体重量65g(電池除く)/ 110g(3500mAhセル込み)
全長75mm
ヘッド径27mm
防水規格IP68(水深2m・1時間)
耐衝撃1.5m
動作温度-40℃〜+50℃
実勢価格¥14,000〜18,000(Amazon.co.jp・輸入品)

ランタイム目安(3500mAhセルでの公称値)

モード出力ランタイム
Turbo2100lm約0.5h(ブースト30秒→High移行後合算)
High(F4)1100lm約1.5h
Main F3380lm約5h
Main F2110lm約20h
Main F125lm約80h
Firefly0.5lm約1500h(緊急灯)

フラッドビームが活きる用途

Wizard C2 Proの123°フラッドビームが特に威力を発揮するシーン:

  • テント設営・キャンプ炊事: 視野全体が明るくなるためペグ・ロープ・調理器具を見失いにくい。グループキャンプでの共有照明にも
  • 洞窟探検(ケービング): 狭い洞窟内でのメンバー全体の安全確認、岩壁・手足の置き場の確認に広角フラッドが有効
  • 整備・修理作業: 車のエンジンルーム・自転車整備・DIYで「手元全体が明るい」のは作業効率に大きく貢献
  • 夜間捜索(SAR): 隊員が頭を向けた方向の広い範囲を照らすため、人や物の見落としを減らせる
  • 悪天候・大雨登山: IP68防水で豪雨・沢越えを含む行程でも安心

一方、遠距離スポット(100m先の道標を確認する等)にはフラッドビームは不向き。長距離トレイルランニングでの前方視認性にはスポット型のPetzl Nao RLやFenix HM65R-Tのほうが適している。

競合モデルとの比較

モデル最大出力照射角重量防水価格
Armytek Wizard C2 Pro2100lm123°フラッド65gIP68¥16,000
Zebralight H600d Mk IV1440lm90°フラッド52gIPX8¥14,000
Fenix HM65R-T1500lm65°ミックス87gIPX8¥10,000
Petzl Nao RL1500lm45°スポット主体100gIPX4¥19,000
Black Diamond Spot 400-R400lm90°ミックス87gIPX8¥8,500

選び方・注意点

スポットvs.フラッド: Wizard C2 ProはほぼフラッドビームのみのLED設計のため、100m先の遠距離照射には不向き。購入前に「近接広角照明」と「遠距離スポット照明」どちらが自分のメインユースか確認すること。

Micro USB充電: スタンダードモデルはMicro USB充電(本体でなく電池へのマグネット充電)。USB-Cに慣れたユーザーは2025年以降の「Pro Max」「Warm White」等のUSB-C対応モデルを選ぶとよい。

寒冷地でのバッテリー性能: 公称-40℃動作だが、低温ではバッテリー容量・出力が低下する。-20℃以下の使用では予備電池を懐に入れて保温することが現実的な対策。

よくある質問(FAQ)

Q1: 2100lmは本当に出せますか? A: Turboモードで起動後30秒間はピーク2100lmを発揮しますが、その後High(1100lm)に自動移行します。常時2100lmを持続させることはできません。これはLEDとバッテリーの保護のためのサーマルマネジメントによるものです。

Q2: ランニングには向いていますか? A: 向いていません。123°フラッドビームは前方10m以遠の道を照らすのが苦手で、速いペースでのランニングでは路面の障害物・段差の認識が困難になる場合があります。ランニング専用にはSilva Trail Speed EliteやPetzl Iko Coreが適しています。

Q3: IP68は信頼できますか? A: Armytek製品は第三者機関によるIP68テストを通過した信頼性の高いスペックです。実際の川遊び・渡渉・豪雨での使用実績が多く、ユーザーレビューでもIP68の信頼性が評価されています。

まとめ

  • Armytek Wizard C2 Proは最大2100lm・123°超広角フラッドビームの作業・キャンプ特化型ヘッドランプ
  • IP68防水・-40℃耐低温・1.5m耐衝撃で過酷環境での使用を保証
  • 18650単電池駆動でランタイム柔軟・65gの軽量設計(電池除く)
  • スポット照射よりも「視野全体を広く照らす」用途に強み。ランニング・遠距離照射には不向き
この記事について
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難易度中級
作成日2026/5/25