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Atomstack X30 Pro(アトムスタック エックス30 プロ)
Atomstack社製フラッグシップ30Wダイオードレーザー彫刻機。4ダイオード統合モジュール搭載・400×400mmエリアで20mm厚パイン材1パス切断と各種金属への直接マーキングが可能な上級者向けモデル。
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2026/6/8 更新
関連タグ
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Atomstack X30 Pro とは
Atomstack X30 Proは中国Atomstack社が展開するXシリーズのフラッグシップモデル。同社の技術的な強みは複数のダイオード素子を1つのモジュールに統合して高出力と小スポット径を両立する「4-in-1ダイオード統合技術」にある。30Wの光学出力は現行ダイオードレーザー彫刻機の中で最高クラスに位置し、従来CO2レーザーの領域だった厚板切断を代替できるポテンシャルを持つ。
主な仕様
- レーザー出力: 30W(4ダイオード統合モジュール)
- 加工エリア: 400mm × 400mm
- 最大速度: 20,000mm/min
- スポットサイズ: 0.08mm × 0.08mm(超精細)
- エアアシスト: 別売 or オプションセット
- エンクロージャー: 専用エンクロージャー対応
- 安全機構: 炎センサー・傾き検知・障害物検知・緊急停止ボタン
- 接続: USB / Ethernet / Wi-Fi(モデルにより異なる)
- 互換ソフト: LaserGRBL / LightBurn / Atomstack専用アプリ
4ダイオード統合モジュールの技術
一般的な10W機では1〜2個のダイオード素子を並べて出力を合算するが、スポット形状が矩形になり精細度が下がる問題があった。X30 Proが採用する4ダイオード統合モジュールは、4つの素子からの光をレンズ光学系で一点に圧縮することで:
- 0.08mm角の超精細スポット(写真品質の彫刻に有利)
- 30Wの高密度エネルギー集中(金属への直接マーキングが可能なエネルギー密度)
- 均一なビームプロファイル(ムラのない切断面)
を実現している。
金属マーキング能力
ダイオードレーザーでの金属加工はCO2レーザーより難易度が高いが、X30 Proの30W高出力と精細スポットにより:
- ステンレス: 酸化色(焼け色)によるカラーマーキング
- チタン: 酸化発色による多色マーキング(マーキングスプレー不要)
- アルミ: マーキングスプレー(Cermark等)との併用で恒久刻印
- 金メッキ: 表面のみ除去して下地を露出させるマーキング
専用エンクロージャーとの組み合わせ
30W機は発生煙が特に多いため、Atomstack純正エンクロージャーとの組み合わせが実用上ほぼ必須。エンクロージャーを使うことで:
- 煙・粉塵を密閉して排気ダクトへ誘導
- 環境への飛散を最小化(マンションでの使用が現実的に)
- 赤外線カットアクリル窓から安全に加工状況を監視
競合比較(2025年時点)
| 項目 | X30 Pro | D1 Pro 20W | S30 Ultra |
|---|---|---|---|
| 出力 | 30W | 20W | 30W |
| スポット | 0.08mm | 0.10mm | 0.1mm |
| エアアシスト | 別売 | 別売 | 内蔵 |
| 金属マーキング | ◎ | ○ | ○ |
| 想定ユーザー | 上級〜業務 | 初中級 | 中上級 |
購入・運用上の注意
- エアアシストは別途必須: 本体標準ではエアアシスト非搭載のため、高品質な切断には別売エアポンプの追加が現実的
- 電力消費: 30W出力機は消費電力も大きく(本体最大120W程度)、コンセント容量確認が必要
- ランニングコスト: モジュール交換コストが高額(3〜5万円)のため、業務利用で元を取れる使用量が目安
- 学習コスト: LightBurnの習得と素材別パラメータの調整に時間投資が必要。上級者向けの所以