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ケーブルレースウェイ(ケーブルレースウェイ)

壁面や床面に設置してケーブルを収納・保護するモール状のダクト製品。電気工事では配線ダクト(ワイヤーダクト)とも呼ばれ、オフィスや家庭で露出配線を隠蔽する目的で使われる。因幡電工・未来工業・サンワサプライ等が主要メーカーで、幅 30-100mm のプラスチック製品が主流。

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ケーブルレースウェイとは

ケーブルレースウェイ(Cable Raceway)は、壁面・床面・天井面にケーブルを収納するための溝型またはダクト型の保護カバーである。日本では「配線モール」「ワイヤーダクト」「配線カバー」とも呼ばれる。ケーブルを物理的に保護しつつ視界から隠し、オフィスや自宅の美観を維持する。自作 PC の文脈では、デスク裏から壁面のコンセントまでのケーブルルーティングに使われることが多い。

レースウェイの種類

壁面用モール(最も一般的)

プラスチック製の溝にカバーを被せる構造。両面テープまたはネジで壁面に固定。幅 30-70mm、長さ 1-2m が標準。因幡電工 LD シリーズ、エレコム LD-GAF シリーズが定番。

床面用モール

踏みつけに耐える厚み(5-10mm)の平型。オフィスのフロア配線に使用。滑り止め加工付きが必須。サンワサプライ CA-R シリーズが主力。

コーナー用パーツ

L字(90°曲がり)、T字(分岐)、エンドキャップ。メーカー・シリーズごとに専用パーツがある。曲がり角での見た目を美しく仕上げるための必需品。

J チャネル型

デスク天板裏に取り付ける半開放型のレール。ケーブルを上から押し込むだけで収納。取り外しが容易でメンテナンス性が高い。Amazon の J Channel Cable Raceway が人気(6 本入 ¥1,500-2,500)。

主要製品比較

製品メーカー幅×高さ長さ価格帯用途固定方法
LD-70因幡電工70×18mm2m¥400-700壁面、太いケーブル両面テープ/ネジ
LD-40因幡電工40×15mm2m¥300-500壁面、細いケーブル両面テープ/ネジ
LD-GAF1/WHエレコム40×15mm1m¥300-500壁面、一般用両面テープ
CA-R30サンワサプライ30×10mm1m¥500-800床面粘着式
CA-R70サンワサプライ70×15mm1m¥700-1,000床面、太束粘着式
J Channel 6本セット各社40×25mm40cm×6¥1,500-2,500デスク裏両面テープ

設置手順(壁面モール)

  1. ルート計画: コンセントからデスクまでの最短経路を壁面に沿って計画
  2. 採寸: 必要な長さを測定し、直線部・コーナー部・エンドキャップの必要数を算出
  3. カット: のこぎりまたはプラスチックカッターで必要な長さに切断
  4. ベース固定: 両面テープ(賃貸)またはネジ(持ち家)でベース部分を壁面に固定
  5. ケーブル配置: ベースの溝にケーブルを這わせる。余裕を持たせ無理に曲げない
  6. カバー装着: カバーをパチンとはめ込む。コーナーパーツで曲がり角を処理
  7. 仕上げ: エンドキャップで両端を処理

賃貸での注意点

  • 両面テープの選択: 3M のコマンドタブ(はがせる両面テープ)を使えば壁紙を傷めない
  • 重量制限: 両面テープ固定の場合、モール内のケーブル重量が 500g を超えないよう注意
  • 壁紙の種類: ビニールクロスは両面テープが効くが、珪藻土やしっくい壁は粘着が弱い
  • 退去時: 両面テープを温めてから(ドライヤー 30 秒)ゆっくり剥がすと跡が残りにくい

電気工事に関する注意

  • 弱電(LAN・USB 等): 資格不要。自分で設置可能
  • 強電(100V AC 電源): 原則として電気工事士資格が必要。壁内配線は必ずプロに依頼
  • OA フロア: 二重床の場合はフロアパネル下に配線し、レースウェイ不要

よくある質問(FAQ)

Q: 壁面モールは何本のケーブルを収納できますか?

A: 幅 40mm のモール(因幡電工 LD-40)で直径 5mm のケーブル 3-4 本、幅 70mm(LD-70)で 6-8 本が目安。ケーブルを隙間なく詰めると放熱が悪化し、カバーも閉まりにくくなるため、収容量の 70% 程度に抑えるのが推奨。

Q: レースウェイの色は壁に合わせるべきですか?

A: はい。白壁には白モール、木目調の壁にはブラウンモールを選ぶと目立たない。因幡電工 LD シリーズは白・ブラウン・グレーの 3 色展開。壁色に完全に一致しない場合は、水性塗料で塗装可能。

Q: 床面モールはロボット掃除機と干渉しますか?

A: 高さ 10mm 以上のモールはルンバ等のロボット掃除機が乗り上げる際に引っかかる可能性がある。サンワサプライ CA-R30(高さ 10mm)は多くの機種で問題ないが、CA-R70(高さ 15mm)は引っかかりやすい。ロボット掃除機を使う場合は薄型(高さ 5-8mm)のフラットモールを選ぶ。

まとめ

  • ケーブルレースウェイは壁面・床面・デスク裏のケーブル隠蔽に最適
  • 因幡電工 LD シリーズ(壁面)、サンワサプライ CA-R シリーズ(床面)が定番
  • 賃貸では 3M コマンドタブで壁紙を傷めずに設置可能
  • 幅は収容ケーブル数の 1.5 倍を目安に選ぶ
  • コーナーパーツ・エンドキャップも忘れずに購入すること