メモリ
中級

CL28(シーエルニジュウハチ)

DDR5 CASレイテンシ28サイクル規格。G.Skill Trident Z5 Royal Neo DDR5-8000 CL38→CL28(Binning選別品)・Corsair Dominator Titanium DDR5-8000 CL38が代表で、AMD Zen 5+EXPO overclock設定で使用、実効レイテンシ7ns達成。

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2026/4/25 更新
関連タグ
DDR5-8000
Trident Z5 Royal
Dominator Titanium
7ns

概要

CL28はDDR5メモリにおけるCASレイテンシ28サイクルを実現した規格で、主にハイエンドオーバークロック向けに設計された製品群が対象です。従来のCL38からの大幅なレイテンシ短縮により、実効レイテンシは7 nsに到達し、AMD Zen 5+EXPOオーバークロック設定で最大のパフォーマンスを発揮します。2025年に登場したG.Skill Trident Z5 Royal Neo DDR5‑8000 CL38→CL28は、バイニング選別品として高い信頼性を提供し、Corsair Dominator Titanium DDR5‑8000 CL38も同様にCL28に対応しています。

主な特徴・仕組み

  • CASレイテンシ28:従来のCL38に比べて10サイクル短縮。
  • 実効レイテンシ7 ns:高クロック時におけるデータ転送遅延を最小化。
  • バイニング選別:高品質チップを選定し、安定性と寿命を確保。
  • EXPO対応:AMD Zen 5プラットフォームでのオーバークロックを容易に。
  • 低電圧設計:1.35 Vで動作し、熱設計を最適化。
  • 高帯域幅:8000 MT/sで最大32 GB/sのデータ転送。
  • メモリモジュール構成:32 GB・64 GBユニットが主流。
  • 熱設計:金属ヒートシンク付きで高温環境でも安定。
  • 互換性:DDR5‑6000〜DDR5‑8000の幅広いクロックに対応。
  • 製造プロセス:10 nmチップで高密度化を実現。

スペック/製品比較表

製品名クロックCASレイテンシ実効レイテンシ容量電圧価格(概算)
G.Skill Trident Z5 Royal Neo8000 MT/s287 ns32 GB1.35 V¥349,800
Corsair Dominator Titanium8000 MT/s287 ns64 GB1.35 V¥499,800
Kingston Fury Beast7400 MT/s307.5 ns32 GB1.25 V¥279,800
Crucial Ballistix7200 MT/s328 ns32 GB1.25 V¥259,800
Samsung DDR5‑80008000 MT/s287 ns64 GB1.35 V¥549,800

具体例・対応製品

  • G.Skill Trident Z5 Royal Neo DDR5‑8000 CL28:バイニング選別品で、AMD Ryzen 9 7950X3Dとの組み合わせが最適。
  • Corsair Dominator Titanium DDR5‑8000 CL28:高温環境下でも安定動作を保証し、Intel Alder Lake R 12 CPUと相性抜群。
  • Kingston Fury Beast DDR5‑7400 CL30:中価格帯ながらCL28に近いレイテンシで、ゲーミングPCに適合。
  • Crucial Ballistix DDR5‑7200 CL32:低価格ながら高クロックを維持し、エントリーユーザー向け。
  • Samsung DDR5‑8000 CL28:エンタープライズ向けで、サーバーやワークステーションに採用。

自作PCでの選び方・注意点

  • CPUとの互換性:AMD Zen 5+EXPOまたはIntel Alder Lake Rを前提に選択。
  • マザーボードのBIOS:CL28対応BIOSが必要。最新BIOSをインストール。
  • 電源容量:1.35 Vで動作するため、電源は80 Plus Gold以上推奨。
  • 冷却設計:高クロック時の発熱を考慮し、CPUクーラーとケースファンを強化。
  • バイニング確認:CL28製品はバイニング情報が公開されているか確認。
  • メモリモジュール数:4×8 GBで最大32 GB、8×8 GBで最大64 GBを推奨。
  • ECC非対応:一般的にECCは非対応。サーバー用途は別途検討。
  • 価格対性能比:高価格帯でも7 nsレイテンシはゲームとプロフェッショナルアプリで差が出る。
  • リスク管理:オーバークロックは保証対象外になる場合が多い。
  • 将来性:2026年に予定されるDDR6ではCL28の概念がさらに進化。

関連用語との違い

  • CL38:従来のDDR5で一般的なCASレイテンシ。CL28は10サイクル短縮。
  • CL32:中間レベルのレイテンシ。CL28はさらに高速。
  • EXPO:AMD独自のオーバークロック設定。CL28はEXPOと組み合わせて最大効果。
  • DDR5‑6000:低クロック版。CL28は8000 MT/sで最大帯域幅を実現。
  • DDR6:次世代規格。2025年に登場したDDR6はCL28を超えるレイテンシ短縮を目指す。

よくある質問

Q1. CL28はどのCPUで最も効果を発揮しますか?
A1. AMD Ryzen 9 7950X3DとIntel Alder Lake R 12 CPUが最適です。EXPO設定で最大パフォーマンスが得られます。

Q2. CL28メモリはオーバークロックが必要ですか?
A2. 既定のクロックで十分高速ですが、EXPOでオーバークロックすると実効レイテンシがさらに短縮します。

Q3. CL28製品はどのように選べば良いですか?
A3. バイニング情報が公開されているか、マザーボードのBIOSがCL28対応かを確認し、価格と容量を比較してください。

まとめ

CL28はDDR5におけるCASレイテンシ28サイクルを実現し、実効レイテンシ7 nsという高速化を達成した次世代メモリ規格です。G.Skill Trident Z5 Royal Neo DDR5‑8000 CL28やCorsair Dominator Titanium DDR5‑8000 CL28など、バイニング選別品が市場に登場し、AMD Zen 5+EXPOやIntel Alder Lake R 12 CPUとの組み合わせで最高のパフォーマンスを発揮します。自作PCを構築する際は、CPU・マザーボード・電源・冷却設計を総合的に検討し、CL28対応製品を選択することで、2026年に向けた最新のハイエンド構成を実現できます。

この記事について
カテゴリーメモリ
難易度中級
作成日2026/4/19