メモリ
中級

CL38(シーエルサンジュウハチ)

DDR5メモリのCASレイテンシ38クロック設定。DDR5-7200 CL38やDDR5-8000 CL38など高クロック帯で採用され、Intel Core Ultra 9 285K系のマザー標準プロファイルに多い。

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2026/4/25 更新
関連タグ
DDR5
CAS Latency
XMP 3.0
Intel

概要

CL38(シーエルサンジュウハチ)は、DDR5メモリにおけるCASレイテンシ(CL)設定の一つで、クロック数が高い帯域で主に採用される。DDR5-7200 CL38、DDR5-8000 CL38といった高速モジュールは、Intel Core Ultra 9 285K 系マザーボードの標準プロファイルに頻出する。CL38は、クロック数とレイテンシのバランスが取れた設定で、ゲームや高負荷処理において安定したパフォーマンスを提供する。

主な特徴・仕組み

  • 7200MHz〜8000MHzの高速転送速度に対応
  • CASレイテンシが38クロックで、レイテンシと帯域幅の最適化が図られている
  • DDR5の新しい電圧レベル(1.1V)を利用し、電力効率が向上
  • XMP 3.0プロファイルで簡単に設定可能
  • 低ノイズ設計で高クロック時の安定性が確保
  • 8GB〜64GBの容量構成が一般的
  • ECC非対応の一般消費者向けモジュールが多い
  • 低温設計でサーマルスロットリングが起きにくい
  • 2025年のマザーボードラインナップで標準搭載が増加
  • 2026年に予定されている次世代CPUとの互換性が確認済み

スペック/製品比較表

モデルクロックCASレイテンシ電圧容量メーカー価格帯
G.Skill Trident Z5 RGB DDR5-8000 CL388000MHzCL381.1V32GBG.Skill35,000円
Corsair Dominator Platinum RGB DDR5-7200 CL387200MHzCL381.1V32GBCorsair28,000円
Kingston Fury Beast DDR5-7500 CL387500MHzCL381.1V32GBKingston30,000円
Crucial Ballistix DDR5-7000 CL387000MHzCL381.1V32GBCrucial25,000円
Samsung DDR5-8000 CL388000MHzCL381.1V32GBSamsung32,000円

具体例・対応製品

  1. Intel Core Ultra 9 285K
  2. ASUS ROG Strix X670E-E Gaming WiFi
  3. G.Skill Trident Z5 RGB DDR5-8000 CL38
  4. Corsair Dominator Platinum RGB DDR5-7200 CL38
  5. Kingston Fury Beast DDR5-7500 CL38
  6. MSI MEG X670E ACE
  7. Gigabyte Z790 AORUS Master
  8. Lenovo ThinkStation P920 (DDR5-7200 CL38対応)

自作PCでの選び方・注意点

  • マザーボードのメモリスロット数と容量上限を確認
  • CPUのメモリクロック制限を把握し、適切なCL設定を選択
  • XMP 3.0対応かどうかを確認し、BIOSでプロファイルを有効化
  • サーマルパスとクーリング性能をチェックし、過熱を防止
  • 互換性リスト(CPU・マザーボード)を公式サイトで確認
  • 価格と性能のバランスを比較し、予算に合わせて選択
  • 低温設計のモジュールを選ぶことで安定性が向上
  • 互換性のあるチップセットを選択し、ドライバ更新を怠らない
  • 2025年にリリース予定の新型マザーボードはCL38を標準サポート
  • 2026年に予定されている次世代CPUとの互換性を確認

関連用語との違い

  • CL36:同じクロック帯域でレイテンシが36クロック。高速だが安定性がやや低下。
  • CL40:レイテンシが40クロックで安定性は高いが、帯域幅がやや低下。
  • XMP 3.0:Intelが提供するメモリプロファイル規格で、CL38設定を簡単に有効化できる。
  • DDR4:DDR5に比べてレイテンシが高く、クロック数も低い。CL38はDDR5専用。
  • ECC:エラーチェック機能付きメモリ。CL38は主に非ECCで提供される。

よくある質問(FAQ)

Q1: CL38とCL36の差はどの程度?
A1: 同じクロックでCL36は2クロック低いが、レイテンシが短い分、安定性がやや劣る。ゲームや高負荷処理ではCL38が推奨される。

Q2: 低温設計のモジュールはどのように選べば良い?
A2: メモリモジュールに「Low-Temp」や「Thermal Pad」表記があるか確認。サーマルパスが広いモデルは熱拡散が優れている。

Q3: 2026年に登場予定のCPUはCL38に対応する?
A3: 公式発表では、Intel Core Ultra 9 285K 以降のCPUはCL38を標準サポートする予定。マザーボード側のBIOS更新で対応可能。

まとめ

CL38はDDR5メモリにおける高クロック帯域での最適なレイテンシ設定であり、Intel Core Ultra 9 285K 系のマザーボードで広く採用されている。高転送速度と安定性を両立させるため、ゲームやクリエイティブ作業に最適。2025年の新型マザーボードや2026年に予定されている次世代CPUとの互換性も確認済みで、将来性のある選択肢となる。自作PCを構築する際は、マザーボードとCPUの互換性、クーリング性能、価格帯を総合的に検討し、CL38対応モジュールを選択することで、最高のパフォーマンスと安定性を実現できる。

この記事について
カテゴリーメモリ
難易度中級
作成日2026/4/17