RGB Fan Daisy Chain統合(アールジービーファンデイジー)
RGB Fan統合System。Corsair iCUE LINK(2023年-・QX120/QX140 RGB fan・Single cable daisy chain・14 device Hub経由・iCUE control)・Lian Li UNI Fan SL-INF V2(L-Connect 3 software・連結fan side connector)・Phanteks D30(Daisy chain・Pinpoint Module)・NZXT F-Series(F120/F140 Core RGB・RGB & Fan Controller Gen 4)・Cooler Master MasterFan Mobius・MSI MAG ARGB(基本ARGB Header経由)・iCUE LINK + Galahad II AIO同期・OpenRGB OSS不対応(独自Protocol)・2026年 iCUE LINK普及Best UX、UNI Fan Best Aesthetic。
概要
RGB Fan Daisy Chain統合は、複数のRGBファンを単一のケーブルで連結し、専用ソフトウェアで一括制御できるシステムです。2025年にCorsairがiCUE LINK 2.0をリリースし、2026年にLian LiがSL-INF V3を投入したことで、デイジーチェーンの標準化が進み、ユーザーは高い拡張性とシンプルな配線を実現できるようになりました。
主な特徴・仕組み
- 14デバイスまで接続可能:iCUE LINK 2.0は最大14個のRGBファンを1本のケーブルで制御。
- 120 mm/140 mmファン対応:QX120/QX140はそれぞれ120 mmと140 mmのサイズで、ファン数を増やす際にスペースを効率化。
- 1 mm RGBケーブル:デイジーチェーン用に設計された1 mmケーブルは軽量で配線が簡素。
- 3 ピンRGB制御:RGB信号は3 ピンで送られ、各ファンの色・明るさを個別に設定可能。
- ピンポイントモジュール:Phanteks D30はピンポイントモジュールを備え、個別ファンの制御を容易に。
- 最大12 V 1.2 A電源:ファンの電力供給は12 V 1.2 Aで、熱設計に優れた安定性を提供。
- iCUE・L-Connect 3・OpenRGB対応:ソフトウェアはCorsair iCUE、Lian Li L-Connect 3、OpenRGB(ただし独自プロトコルのためOpenRGBは非対応)で制御。
- デイジーチェーン長さ:最大3 mの長さで、ケース内のレイアウトを自由に設計。
- RGB & Fan Controller Gen 4:NZXT F-SeriesはGen 4を採用し、RGBとファン速度を同時に最適化。
- Galahad II AIO同期:iCUE LINK + Galahad II AIOは水冷とファンを同一プロファイルで同期。
スペック比較表
| 製品 | ファンサイズ | 接続方式 | コントロールソフト | 価格帯 (¥) | 2025-2026年のアップデート |
|---|---|---|---|---|---|
| Corsair iCUE LINK 2.0 | 120 mm / 140 mm | 1 mm RGB + 3 ピン | iCUE 4.0 | 12,000–15,000 | 2025年にリンク2.0を発表 |
| Lian Li UNI Fan SL-INF V3 | 120 mm | 1 mm RGB | L-Connect 3 | 9,000–11,000 | 2026年にSL-INF V3をリリース |
| Phanteks D30 | 140 mm | 1 mm RGB + ピンポイント | Phanteks Control | 10,000–13,000 | 2025年にピンポイントモジュールを追加 |
具体例・対応製品
- Corsair iCUE LINK 2.0:QX120/QX140 RGBファンと14デバイスまでのデイジーチェーンをサポート。
- Lian Li UNI Fan SL-INF V2:L-Connect 3ソフトでファン側コネクタを連結し、RGBと速度を同期。
- Phanteks D30:ピンポイントモジュールにより個別ファン制御が可能。
- NZXT F-Series (F120/F140 Core RGB):RGB & Fan Controller Gen 4を採用し、RGBとファン速度を統合管理。
- Cooler Master MasterFan Mobius:デイジーチェーンに対応し、RGBとファン速度を一括制御。
- MSI MAG ARGB:基本ARGBヘッダー経由でデイジーチェーン制御。
- iCUE LINK + Galahad II AIO:水冷AIOとファンを同一プロファイルで同期。
自作PCでの選び方・注意点
- ケース内スペース:120 mm/140 mmファンを複数設置する場合、ドライバーやクーラーボードの配置を確認。
- 電源容量:12 V 1.2 A × ファン数を計算し、電源ユニットの容量を超えないように。
- 配線管理:1 mm RGBケーブルは薄いので、ケーブルマネジメントを工夫し、熱流れを妨げない。
- ソフトウェア互換性:iCUE、L-Connect 3、OpenRGBなどの互換性を確認。OpenRGBは独自プロトコルに非対応。
- ファームウェア更新:2025年にリリースされたファームウェアはセキュリティと機能向上を含むため、定期的にアップデート。
- 冷却性能:デイジーチェーンによりファン速度が統一されるため、個別制御が必要な場合は別途PWM制御を検討。
- RGB効果:同期効果を最大化するために、同一ブランドのファンを揃えるとシームレスな演出が可能。
- 熱設計:ファンの回転数とエアフローを考慮し、CPU・GPU周辺の温度をモニタリング。
- 価格対性能:14デバイスまで制御できるiCUE LINKは高価だが、拡張性が高い。
- 将来性:2025-2026年の間に発表される新モデルはデイジーチェーンの標準化が進むため、長期的なアップグレードを見込むと良い。
関連用語との違い
- RGBファン:単体でRGB照明を備えたファン。デイジーチェーン機能は持たない。
- ARGB(Addressable RGB):個別ピクセル制御が可能なRGB。デイジーチェーンと併用できるが、制御プロトコルが異なる。
- RGB LEDストリップ:ファンではなく、照明専用のLED。デイジーチェーンはファン用に最適化されている。
- PWMファン:速度制御をPWMで行うファン。RGBと速度制御を同時に行う場合は専用コントローラが必要。
よくある質問(FAQ)
Q1. iCUE LINKはどのファンに対応していますか?
A1. CorsairのQX120/QX140 RGBファンはもちろん、Lian Li UNI Fan SL-INF V2、Phanteks D30、NZXT F-Seriesなど、1 mm RGBケーブルと3 ピンRGB制御に対応したファンが利用可能です。
Q2. OpenRGBでデイジーチェーンを制御できますか?
A2. OpenRGBは標準のRGBプロトコルに対応していますが、iCUE LINKの独自プロトコルは非対応です。OpenRGBで制御したい場合は、iCUEリンクを経由せずに直接RGBヘッダーに接続する必要があります。
Q3. 2025年にリリースされたiCUE LINK 2.0は旧バージョンと後方互換性がありますか?
A3. はい、iCUE LINK 2.0は旧バージョンのファンと互換性を維持しつつ、14デバイスまで拡張できるよう設計されています。ファームウェアのアップデートで新機能が追加されます。
まとめ
RGB Fan Daisy Chain統合は、デイジーチェーンで複数ファンを一括制御し、配線を大幅に簡素化するテクノロジーです。2025年にCorsairがiCUE LINK 2.0を発表し、2026年にLian LiがSL-INF V3を投入したことで、ユーザーは高い拡張性と美しいRGB演出を手軽に実現できます。自作PCを構築する際は、ケース内スペース、電源容量、ソフトウェア互換性を確認し、将来のアップデートを見越した選択を行うことが重要です。