3DMark CPU Profile/Time Spy(スリーディーマークシーピーユー)
UL 3DMark CPU性能テスト。CPU Profile(1/2/4/8/16+ thread・separate scoring)・Time Spy CPU score(DX12)・Fire Strike Physics(DX11)・Steel Nomad CPU(2024年新)・Speed Way CPU・PCMark 10(Office Pro+ AI Test)・CrossMark・Geekbench AI・Procyon AI・Cinebench R24・Blender Benchmark対応、2026年Ryzen 9950X3D/Core Ultra 285K対比定番。
概要
3DMark CPU Profile/Time Spyは、CPU性能を定量化するためのベンチマークスイートである。CPU Profileはスレッド数別にスコアを算出し、Time SpyはDirectX 12ベースのゲームワークロードを再現する。Fire Strike PhysicsはDX11で物理演算を、Steel Nomadは2024年に登場した新規CPU向けに設計されたワークロードを測定する。さらに、Speed Way CPU、PCMark 10、CrossMark、Geekbench AI、Procyon AI、Cinebench R24、Blender Benchmarkといった多様なテストが同一スイートに統合され、2025年以降のCPU比較に不可欠な指標となっている。
主な特徴・仕組み
- CPU Profileは1T、2T、4T、8T、16T以上のスレッド数で個別スコアを算出。スレッド数が増えるほどスコアが伸びるが、CPUアーキテクチャにより成長率は異なる。
- Time SpyはDX12のレンダリングパイプラインを再現し、GPUとCPUの協調性能を測定。CPUがボトルネックになるゲームに最適。
- Fire Strike PhysicsはDX11の物理演算をベンチマーク。CPUの浮動小数点演算性能を重視。
- Steel Nomadは2024年にリリースされたCPU向けに設計された高負荷テスト。CPUのクロック上限とメモリ帯域幅を同時に評価。
- Speed Way CPUはマルチスレッド処理を重視したワークロード。
- PCMark 10はオフィス系アプリケーション+AI推論を組み合わせた総合スコア。
- CrossMarkはクロスプラットフォームのベンチマーク。
- Geekbench AI、Procyon AIはAI推論性能を測定。
- Cinebench R24はレンダリングワークロード。
- Blender Benchmarkは3Dモデリングとレンダリングを統合。
スペック/製品比較表
| CPU | スレッド | ベースクロック | ブーストクロック | CPU Profile | Time Spy | Fire Strike | Steel Nomad |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 3.5GHz | 5.7GHz | 12,400 | 9,800 | 6,200 | 8,500 |
| Core Ultra 9 285K | 32 | 3.0GHz | 5.0GHz | 15,200 | 11,500 | 7,800 | 10,200 |
| Intel Core i9‑13900K | 24 | 3.0GHz | 5.2GHz | 13,000 | 10,200 | 7,000 | 9,000 |
| AMD Ryzen 7 7700X | 8 | 4.0GHz | 5.4GHz | 7,800 | 6,200 | 4,500 | 5,800 |
具体例・対応製品
- Ryzen 9 9950X3D:CPU Profile 16Tで12,400点、Time Spy 9,800点。
- Core Ultra 9 285K:CPU Profile 32Tで15,200点、Time Spy 11,500点。
- RTX 5090:24GB GDDR7、PCIe 5.0 x16、クロック1.5GHz。
- RTX 4090:24GB GDDR6X、PCIe 4.0 x16、クロック2.5GHz。
- RTX 3090:24GB GDDR6、PCIe 4.0 x16、クロック1.7GHz。
- DDR5-6000:128GB、2666MHz帯域。
- DDR5-4800:64GB、2400MHz帯域。
自作PCでの選び方・注意点
- CPU Profileのスレッド数が自作用途に合致するか確認。
- Time SpyはGPUとCPUのバランスが重要。GPUがボトルネックになる場合はCPU性能を過剰に投資しない。
- Steel Nomadは高クロックCPU向け。CPUのTDPと冷却性能を合わせて検討。
- メモリはDDR5-6000を推奨。帯域幅がCPUスコアに直結。
- 電源は80 PLUS Platinum以上、650W以上を確保。
- ケースはエアフロー重視。
- BIOSは最新バージョンでクロック安定化。
- OSはWindows 11 Pro、64bit。
- ドライバは最新NVIDIA/AMD。
- 予算はCPUとGPUのバランスを重視。
関連用語との違い
- CPU Profileはスレッド別スコアを算出。
- Time SpyはDX12ゲームワークロードを再現。
- Fire Strike PhysicsはDX11物理演算。
- Steel Nomadは高クロックCPU向け。
- Speed Way CPUはマルチスレッド処理。
- PCMark 10はオフィス+AI。
- CrossMarkはクロスプラットフォーム。
- Geekbench AI、Procyon AIはAI推論。
よくある質問
Q1. 3DMark CPU ProfileとCinebench R24はどちらが実用的ですか?
A1. CPU Profileはゲーム向けスレッド性能を測定し、Cinebenchはレンダリング性能を測定。用途に応じて選択が必要。
Q2. Time SpyはGPU性能を測定しますか?
A2. 主要はCPU性能を測定。GPUはDX12レンダリングに関与するが、スコアはCPUに依存。
Q3. Steel Nomadは2024年以降のCPUにしか対応しませんか?
A3. 2024年以降のCPUを前提に設計されているが、古いCPUでも実行可能だがスコアが低下。
まとめ
3DMark CPU Profile/Time Spyは、CPU性能を多角的に評価できるベンチマークスイートである。CPU Profileはスレッド数別にスコアを算出し、Time SpyはDX12ゲームワークロードを再現。Fire Strike Physics、Steel Nomad、Speed Way CPU、PCMark 10、CrossMark、Geekbench AI、Procyon AI、Cinebench R24、Blender Benchmarkといった多様なテストが同一スイートに統合され、2025年以降のCPU比較に不可欠な指標となっている。自作PCを構築する際は、CPU ProfileとTime Spyのスコアを参考にしつつ、メモリ帯域、冷却性能、電源容量を総合的に検討することが重要である。2026年に登場予定の次世代CPUやGPUを見据え、最新のベンチマークを活用することで、最適なパフォーマンスとコストパフォーマンスを実現できる。