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エントリークラス(エントリークラス)

自作PCパーツ・完成品PCの価格帯分類で最も安価な帯域。GPUならGTX 1650/RTX 3050、CPUならCore i3/Ryzen 5 5500クラスが該当し、フルHD軽量ゲームやWeb業務に適する。

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2026/4/25 更新
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概要

エントリークラスは、自作PCや完成品PCの価格帯を分類したうえで、最も手頃な帯域に位置づけられるカテゴリです。GPUで言えばGeForce GTX 1650やRTX 3050、CPUで言えばCore i3 12100やRyzen 5 5600が代表的です。フルHD(1920 × 1080)での軽量ゲームやWeb業務、動画編集の軽作業に最適で、予算を抑えつつも十分なパフォーマンスを実現します。

主な特徴・仕組み

  • 価格帯:10万円前後で購入可能。CPU+GPU+メモリ+SSD+マザーボード+ケース+電源の合計が約15万円以内になるケースが多い。
  • TDP:CPUは65 W、GPUは75 W前後。電源は500 W程度で十分。
  • メモリ:DDR4 8 GB (またはDDR5 4 GB)を基本に、2 GB増設で快適。
  • ストレージ:NVMe PCIe 3.0 SSD 500 GBが標準。
  • GPU性能:3 GHz クロックで3 Tflop程度。
  • CPU性能:4コア×8スレッド、3.6 GHzベース、4.0 GHzブースト。
  • グラフィック:128 MB GDDR6(RTX 3050)または4 GB GDDR5(GTX 1650)。
  • レイトレーシング:RTX 3050はレイトレーシングをサポートし、設定を下げることで軽快に動作。
  • ディスプレイ:1080p 60 Hzが標準。144 Hzモニターも可能。
  • 拡張性:PCIe 3.0 x16スロットが1つ。USB 3.2 Type‑Cが搭載されているモデルも増加。

エントリークラスは「コストパフォーマンス」を重視し、初心者が手軽に自作PCを始められるよう設計されています。2025年に登場したRyzen 5 5600は、コア数とクロックのバランスが改善され、同価格帯で最高のCPU性能を提供しています。

スペック/製品比較表

製品名型番CPUGPUメモリストレージTDP価格帯
ASUS TUF Gaming B550-PLUSB550Ryzen 5 5600RTX 30508 GB DDR4500 GB NVMe65 W12 万円
MSI PRO B460M-AB460Core i3 12100GTX 16508 GB DDR4256 GB SSD65 W10 万円
Gigabyte B450M DS3HB450Ryzen 3 4100GTX 16508 GB DDR4480 GB SSD65 W9 万円
ASRock B660M Pro RSB660Core i3 12100RTX 30508 GB DDR4512 GB SSD65 W13 万円
Lenovo IdeaCentre 3-Core i3 1115G4Intel UHD Graphics8 GB DDR4256 GB SSD15 W8 万円

上記表は、同じ価格帯でCPUとGPUの組み合わせがどのように変わるかを示しています。RTX 3050はレイトレーシングをサポートし、GTX 1650は純粋にパズルゲームや軽めのタイトルに適しています。

具体例・対応製品

  • CPU
    • Intel Core i3 12100(4 コア、8スレッド、3.3 GHzベース、4.3 GHzブースト)
    • AMD Ryzen 5 5600(6 コア、12スレッド、3.5 GHzベース、4.4 GHzブースト)
    • Intel Core i3 1115G4(2 コア、4スレッド、3.0 GHzベース、3.7 GHzブースト)
  • GPU
    • NVIDIA GeForce GTX 1650(4 GB GDDR5、128 MB VRAM、TDP 75 W)
    • NVIDIA GeForce RTX 3050(4 GB GDDR6、128 MB VRAM、TDP 90 W)
    • AMD Radeon RX 6500 XT(4 GB GDDR6、TDP 65 W)
  • メモリ
    • DDR4 8 GB (2666 MHz)
    • DDR5 4 GB (4800 MHz)
  • ストレージ
    • Samsung 980 Pro 500 GB(PCIe 3.0 NVMe)
    • Kingston A2000 500 GB(PCIe 3.0 NVMe)
    • WD Blue 500 GB(SATA III)
  • マザーボード
    • MSI PRO B460M-A(Intel B460)
    • ASUS TUF Gaming B550-PLUS(AMD B550)
    • Gigabyte B450M DS3H(AMD B450)
  • ケース
    • NZXT H510(ミドルタワー)
    • Cooler Master MasterBox NR200P(ミニタワー)
  • 電源
    • Corsair CX450(450 W、80 + Bronze)
    • Seasonic S12III 500 W(80 + Bronze)

これらの製品を組み合わせることで、2026年に向けた「次世代」対応のエントリークラスPCを構築できます。特にRyzen 5 5600とRTX 3050の組み合わせは、2025年に発表された最新の製品ラインナップを取り入れた最適解です。

自作PCでの選び方・注意点

  • 予算設定:全体で15 万円以内に収めることを目標に、CPUとGPUを優先。
  • 電源容量:TDPが合計で200 W前後なら、500 Wの電源で十分。
  • 冷却性能:ケースの換気口とCPUクーラーの性能を確認。
  • 拡張スロット:PCIe 3.0 x16が1つだけの場合、将来のGPUアップグレードを考慮。
  • OSライセンス:Windows 10/11 Homeは10 万円前後で購入可能。
  • ドライバ:GPUは公式サイトから最新ドライバを入手。
  • BIOSアップデート:マザーボードのBIOSが最新であることを確認。
  • メモリ速度:DDR4 2666 MHzが標準で、DDR5は価格が上がる傾向。
  • ストレージ容量:500 GB NVMeで快適。
  • モニター:1080p 60 Hzで十分だが、144 Hzにこだわる場合はGPUの性能に注意。

初心者が失敗しやすいポイントは、電源容量を過小評価していることです。電源は余裕を持って選ぶことで、安定稼働と将来の拡張が可能になります。

関連用語との違い

用語価格帯主な用途主な特徴
エントリークラス10–15 万円フルHD軽量ゲーム、Web業務コストパフォーマンス重視、TDP低め
ミドルクラス20–30 万円1440pゲーム、動画編集高解像度・高フレームレート
ハイエンド30 万円以上4Kゲーム、VR最上位GPU・CPU、TDP高め
エントリープラス12–18 万円1080p高フレームレートエントリークラスよりGPU性能向上

エントリークラスは「エントリープラス」よりもGPU性能がやや低く、ミドルクラスよりもコストを抑えたラインです。2025年の最新CPUとGPUを組み合わせることで、エントリークラスでも十分に競争力があります。

よくある質問(FAQ)

Q1. エントリークラスでレイトレーシングは可能ですか?
A1. RTX 3050やRX 6500 XTはレイトレーシングをサポートしていますが、設定を低めにするとフレームレートが安定します。RTX 3050はレイトレーシングを含めて約30 fpsで動作します。

Q2. 2026年に向けてエントリークラスをアップグレードする際、どのパーツを優先すべきですか?
A2. CPUとGPUの両方をアップグレードすると効果が高いです。Ryzen 5 5600からRyzen 5 7600へ、GTX 1650からRTX 3050へ変更すると、2026年のゲームにも対応できます。

Q3. 価格が上がるとき、どの時期が購入に適していますか?
A3. 新製品発表直後は価格が高騰しますが、数か月後に価格が下がるケースが多いです。2025年のCPU発表後は、2025年下旬から2026年初旬にかけて価格が安定する傾向があります。

まとめ

エントリークラスは、初心者でも手軽に自作PCを楽しめる価格帯です。CPUはCore i3 12100やRyzen 5 5600、GPUはGTX 1650やRTX 3050を中心に選ぶことで、フルHDでの軽量ゲームやWeb業務に十分な性能を確保できます。2025年に登場したRyzen 5 5600は、同価格帯で最高のCPU性能を提供し、2026年のゲームにも対応可能です。電源は500 W程度、ケースは換気が良いものを選び、冷却性能を確保しましょう。エントリークラスを正しく選択すれば、コストを抑えつつも快適なPCライフを実現できます。

この記事について
カテゴリー一般用語
難易度初級
作成日2026/4/17