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Ghostty(ゴースティ)

Zig製GPU加速ターミナル(Mitchell Hashimoto・2024年12月OSS公開)。Ghostty 1.1(2026年Q1)・GPU rendering(Metal/OpenGL)・macOS Quick Terminal・分割pane・tab・Splits・Scripts・Shaders・config text file・iTerm2/Alacritty/Wezterm/Kitty対抗、2026年macOS標準代替。

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2026/4/25 更新
関連タグ
Zig
1.1
Quick Terminal
Shaders

概要

Ghostty(ゴースティ)は、Zig 言語で実装された GPU 加速ターミナルである。2024年12月に Mitchell Hashimoto によって OSS 公開され、2026年Q1に 1.1 バージョンがリリースされた。Metal と OpenGL を利用した GPU レンダリングにより、テキスト描画の遅延を 0.5 ms 以下に抑えることができる。macOS では Quick Terminal として標準代替を目指し、iTerm2、Alacritty、Wezterm、Kitty などの既存ターミナルと競合する。Ghostty は分割 pane、タブ、スプリット、スクリプト、シェーダーをサポートし、設定は純粋なテキストファイルで管理される。

主な特徴・仕組み

  • GPU レンダリングにより 4K 解像度で 120 Hz のフレームレートを実現
  • Metal と OpenGL の両方をバックエンドに採用し、macOS だけでなく Linux でも動作
  • シェーダーをカスタマイズ可能で、背景色やフォントスタイルをリアルタイムに変更
  • スクリプト機能により、ターミナル起動時に自動で複数のタブを開く設定が可能
  • 分割 pane とタブを同時に使用でき、最大 8 つの pane を同時表示
  • 設定ファイルは UTF‑8 テキストで、Git でバージョン管理が容易
  • 低消費電力設計で、RTX 5090 などの高性能 GPU でも 600 W 以下に抑制
  • 2025年に予定されている macOS 13 以降の API 変更にも対応
  • 2026年にリリース予定の 1.2 バージョンでは、Core Ultra 9 285K との統合が検討
  • 最新のシェーダーエンジンにより、フォントレンダリングが 10 % 速くなる

スペック/製品比較表

製品GPU バックエンドフレームレート低遅延シェーダースクリプト主要 OS価格
Ghostty 1.1Metal/OpenGL120 Hz0.5 msありありmacOS/Linux無料
iTerm2CPU60 Hz2 msなしありmacOS無料
AlacrittyGPU (OpenGL)144 Hz1.2 msありなしmacOS/Linux無料
WeztermGPU (OpenGL)120 Hz1.0 msありありmacOS/Linux無料
KittyGPU (OpenGL)144 Hz1.5 msありありmacOS/Linux無料

具体例・対応製品

  • Ghostty 1.1 は RTX 5090 で 32 GB GDDR7 を搭載したデスクトップで 4K 60 Hz のターミナルを実現
  • Ryzen 9 9950X3D との組み合わせで、CPU バウンドのタスクでも 0.8 ms の描画遅延を維持
  • DDR5‑6000 メモリを搭載したノート PC で、Ghostty は 10 Gbps の PCIe 5.0 x16 接続を活用し、データ転送を高速化
  • Core Ultra 9 285K を搭載したワークステーションで、Ghostty のシェーダー機能を使い、ターミナル背景をリアルタイムで変化させる
  • 2025年にリリース予定の macOS 13 では、Ghostty が Metal 3 をサポートし、さらに 20 % の描画速度向上を見込む

自作PCでの選び方・注意点

  • GPU は Metal 互換性が必要(Apple Silicon か、macOS で動作する GPU)
  • CPU は 3.0 GHz 以上のクロックで、スレッド数が 8 以上推奨
  • メモリは 16 GB 以上、DDR5 6000 MHz 以上が望ましい
  • ストレージは NVMe SSD で、読み書き速度 3 GB/s 以上を確保
  • 電源は 650 W 以上、80 PLUS Gold 以上の認証を取得
  • Ghostty は GPU への負荷が高い場合があるため、冷却ファンを 120 dB 以上に設定
  • 設定ファイルは Git で管理し、複数デバイス間で同期
  • シェーダーをカスタマイズする際は、GPU のドライバが最新であることを確認
  • 低遅延を重視する場合は、GPU の VRAM を 8 GB 以上に設定
  • 2026年に予定される Ghostty 1.2 では、Apple Silicon 以外の GPU もサポート予定

関連用語との違い

  • Alacritty:GPU レンダリングは同じだが、Ghostty は Metal もサポートし、macOS での最適化が進む。
  • Kitty:タブ機能は同等だが、Ghostty はシェーダーを標準で提供し、背景の動的変更が可能。
  • Wezterm:スクリプト機能は同等だが、Ghostty は 0.5 ms の低遅延を実現。
  • iTerm2:CPU ベースであり、GPU レンダリングは行わないため、Ghostty より遅延が大きい。

よくある質問

Q1. Ghostty は Windows で動作しますか?
A1. 現時点では macOS と Linux のみで公式にサポートされている。Windows での動作は非公式。

Q2. Ghostty のシェーダーはどのように作成しますか?
A2. シェーダーは GLSL で記述し、設定ファイルにパスを指定するだけで読み込まれる。

Q3. Ghostty の GPU 使用率は高くなりますか?
A3. GPU レンダリングは 5 % 以内に抑えられるよう最適化されており、一般的なターミナル作業で大きな負荷は発生しない。

まとめ

Ghostty は Zig で書かれた GPU 加速ターミナルで、Metal と OpenGL を併用し、macOS での標準代替を目指す。GPU レンダリングにより 0.5 ms の低遅延と 120 Hz の高フレームレートを実現し、分割 pane、タブ、スクリプト、シェーダーといった機能を統合。RTX 5090、Ryzen 9 9950X3D、Core Ultra 9 285K、DDR5‑6000、PCIe 5.0 x16 などの最新ハードウェアと組み合わせることで、次世代の自作PCに最適なターミナル環境を提供する。

この記事について
カテゴリーソフトウェア
難易度中級
作成日2026/4/21