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GPUアンダーボルト(ジーピーユーアンダーボルト)

GPU低電圧化省電力手法。MSI Afterburner・NVIDIA App(旧GeForce Experience)・AMD Adrenalin・curve editor・ASUS GPU Tweak III・EVGA Precision X1・XFX Speedster・PowerColor Devil Box・Gigabyte AORUS Engine代表、RTX 5090 -150mV=-60W/性能ほぼ同で温度改善。

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2026/4/25 更新
関連タグ
Afterburner
NVIDIA App
-150mV
-60W

概要

GPUアンダーボルトは、GPUの動作電圧を低減し、消費電力と発熱を抑える手法です。
MSI Afterburner、NVIDIA App(旧GeForce Experience)、AMD Adrenalin、curve editor、ASUS GPU Tweak III、EVGA Precision X1、XFX Speedster、PowerColor Devil Box、Gigabyte AORUS Engine などのツールで実装できます。
RTX 5090 で -150 mV を設定すると、約 -60 W の電力削減と同等の性能を維持しつつ温度が 10 °C 低下するケースが報告されています。

主な特徴・仕組み

  • 電圧低減:GPU のベース電圧を 150 mV ほど下げることで、クロック周波数をほぼ同等に保ちつつ電力を削減。
  • 電力削減率:RTX 5090 で 60 W、RTX 4090 で 55 W、RTX 4080 で 50 W の削減が確認。
  • 温度低下:同じ負荷で 8 °C 〜 12 °C の低下が見られ、ファン回転数を 10 % 低減できる。
  • 安定性:ツールのプロファイル機能で、負荷別に電圧を切り替えることで安定動作を確保。
  • 省電力モード:ゲームやレンダリング時に自動で低電圧を適用し、バッテリー寿命を延長。

スペック/製品比較表

製品ベース電圧アンダーボルト電圧電力削減温度低下
RTX 50901.20 V1.05 V60 W10 °C
RTX 40901.18 V1.03 V55 W9 °C
RTX 40801.15 V1.00 V50 W8 °C
Radeon RX 7900 XTX1.10 V0.95 V45 W7 °C
RTX 30901.25 V1.10 V65 W11 °C

具体例・対応製品

  • RTX 5090:-150 mV で 24 GB GDDR7、5.7 GHz のクロックを維持。
  • RTX 4090:-140 mV で 24 GB GDDR7、5.5 GHz。
  • RTX 4080:-130 mV で 16 GB GDDR6X、5.0 GHz。
  • Radeon RX 7900 XTX:-120 mV で 24 GB GDDR6、4.5 GHz。
  • RTX 3090:-160 mV で 24 GB GDDR6X、5.2 GHz。

自作PCでの選び方・注意点

  • 電源容量:RTX 5090 では 350 W の電力を消費。アンダーボルト後は 290 W になるが、余裕を 20 % 以上確保。
  • 冷却性能:低温化はファン回転数を 10 % 低減できるが、静音を重視する場合は水冷を検討。
  • BIOS設定:CPU と GPU の電圧バランスを確認。CPU も同様にアンダーボルトが可能。
  • 安定性テスト:3DMark、Unigine Heaven で 10 分以上走らせ、フレームレートが 1 % 以内で安定。
  • ツール選択:MSI Afterburner はクロックと電圧を同時に調整でき、NVIDIA App は簡易プロファイル作成が可能。

関連用語との違い

  • オーバークロック:クロック周波数を上げることで性能を向上させる手法。アンダーボルトは電圧を下げて消費電力を削減。
  • 省電力モード:OS が自動で電力を抑える設定。GPU アンダーボルトは手動で電圧を調整。
  • VRM:電圧レギュレータ。高品質 VRM を搭載したカードはアンダーボルト時の安定性が高い。

よくある質問

Q1. アンダーボルトはゲーム性能に影響しますか?
A1. ほぼ影響なし。RTX 5090 で -150 mV でもフレームレートは 1 % 以内で変動。

Q2. アンダーボルトは保証に影響しますか?
A2. 公式保証は電圧変更で無効になるケースがある。事前にメーカーに確認が必要。

Q3. どのツールが最も使いやすいですか?
A3. MSI Afterburner はクロックと電圧を同時に調整でき、初心者でもプロファイル保存が簡単。

まとめ

GPUアンダーボルトは、RTX 5090 で -150 mV を設定すると 60 W の電力削減と 10 °C の温度低下を実現。
2025年に登場した RTX 5090 以降のカードは、アンダーボルトを前提に設計されているため、設定が簡単で安定。
2026年の次世代カードでも同様の手法が採用される見込み。
自作PC での構築時は電源容量と冷却性能を十分に確保し、ツールでプロファイルを作成して安定性を確認することが重要。
アンダーボルトは省電力と静音を両立させる有効な手段であり、最新の GPU で最大限に活用できる。

この記事について
カテゴリーGPU
難易度上級
作成日2026/4/21