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レガシーモード(レガシーモード)

旧来BIOS互換起動方式。UEFIのCSM(Compatibility Support Module)経由でMBR/16bit Real Modeサポート、Windows 11はUEFI+GPT必須、Windows 10/Linuxは継続対応だが2025-2026年は新機種CSM廃止進行。

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2026/4/25 更新
関連タグ
UEFI
CSM
MBR
BIOS

概要

レガシーモードとは、従来の BIOS と互換性を保つために UEFI が提供する CSM(Compatibility Support Module)機能を利用した起動方式である。CSM 経由で MBR(Master Boot Record)パーティションと 16bit Real Mode をサポートし、古いオペレーティングシステムや BIOS ベースのドライバが動作できるようにする。Windows 11 では UEFI+GPT が必須となっているが、Windows 10 や Linux は 2025 年まで継続してレガシーモードを受け入れる見込みである。2025 年以降に発売される次世代マザーボードでは、CSM の廃止が進むと予測されている。

主な特徴・仕組み

  • 旧 BIOS との互換性を維持
  • UEFI での安全な起動とレガシー OS の起動を両立
  • MBR パーティション表を読み込む
  • 16bit Real Mode での BIOS 呼び出しを可能に
  • UEFI のセキュアブートは無効化される
  • Windows 11 では非推奨、Windows 10 では 2026 年までサポート継続
  • Linux カーネルは 5.10 以降でレガシーモードのサポートを削除予定
  • 次世代マザーボードは 2025 年以降に CSMD を廃止する方針

スペック/製品比較表

製品CPUメモリストレージTDPクロックL3 キャッシュGPUパン価格帯
ASUS ROG Strix Z790-E GamingIntel Core i9-13900K128GB DDR52TB Samsung 990 Pro140W5.2GHz24MB32GB GDDR610Gbps25万円
MSI MPG B650M MortarAMD Ryzen 9 7950X64GB DDR52TB Crucial P5 Plus105W5.7GHz32MB24GB GDDR610Gbps18万円
Gigabyte Z790 AORUS MasterIntel Core i7-13700K64GB DDR51TB Samsung 990 Pro125W5.0GHz20MB24GB GDDR610Gbps20万円
Samsung 990 Pro 2TB--2TB NVMe PCIe 4.0-----12万円
Seagate FireCuda 530 2TB--2TB NVMe PCIe 4.0-----10万円

具体例・対応製品

  • Intel Core i9‑13900K:レガシーモードを有効にして Windows 10 で 16bit BIOS 呼び出しを行うことが可能。
  • AMD Ryzen 9 7950X:CSM を有効にすると UEFI で起動しつつ、レガシー BIOS 互換モードで古いドライバをロードできる。
  • ASUS ROG Strix Z790‑E Gaming:BIOS 画面で「CSM Enabled」を選択すると、MBR パーティションの Windows 10 を起動できる。
  • MSI MPG B650M Mortar:レガシーモードを有効にした場合、Linux 4.19 以前のカーネルが正常に起動できる。
  • Gigabyte Z790 AORUS Master:レガシー BIOS での BIOS POST 画像を 16bit で表示でき、古いモニタでも確認可能。

自作PCでの選び方・注意点

  • OS の要件を確認:Windows 11 ではレガシーモードは不可。Windows 10 なら 2026 年まで継続。
  • マザーボードの BIOS 設定:CSM を有効にするか、無効にするかは用途に応じて決定。
  • パーティション方式:MBR を使用する場合はレガシーモードが必須。GPT なら UEFI が必要。
  • ドライバの互換性:レガシー BIOS 用ドライバは 32bit で動作しない場合がある。
  • セキュリティ:レガシーモードはセキュアブートが無効化されるため、マルウェアのリスクが増大。
  • 将来性:2025 年以降に発売されるマザーボードは CSM を廃止するケースが増える。
  • ハードウェアの互換性:古いハードウェア(IDE ディスク、古い GPU)を使う場合はレガシーモードが必要。
  • 電源管理:レガシーモードでは ACPI の一部機能が制限されるため、電源管理が不安定になることがある。

関連用語との違い

  • UEFI:レガシーモードは UEFI の一部機能であり、UEFI そのものはレガシー BIOS を置き換える。
  • CSM:Compatibility Support Module はレガシーモードを実現するためのモジュール。
  • MBR:レガシーモードでのみ起動可能なパーティション方式。GPT は UEFI でのみ起動。
  • BIOS:レガシーモードは BIOS の機能をエミュレートする。
  • Secure Boot:レガシーモードでは無効化され、OS の署名検証が行われない。

よくある質問(FAQ)

Q1. Windows 11 でレガシーモードを使うことはできませんか?
A1. Windows 11 は UEFI+GPT が必須であり、レガシーモードはサポートされない。

Q2. Linux でレガシーモードを使うメリットは?
A2. 旧バージョンのカーネルを使う場合や、レガシー BIOS 用ドライバが必要なハードウェアを動かす際に有効。

Q3. 2025 年以降に発売されるマザーボードはレガシーモードをサポートしますか?
A3. 2025 年以降に登場する多くの次世代マザーボードは CSM を廃止し、レガシーモードをサポートしない方向に進む。

まとめ

レガシーモードは、古い BIOS ベースのシステムや OS を使い続けるために設計された UEFI の機能である。2025 年以降の最新マザーボードでは CSM が廃止される見込みであり、レガシーモードの使用は将来的に制限される。自作 PC を構築する際は、OS の要件とハードウェアの互換性を十分に確認し、必要に応じてレガシーモードを有効にするか、完全に UEFI で構成するかを選択することが重要である。

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カテゴリーソフトウェア
難易度中級
作成日2026/4/18