ASUS ROG STRIX B850/B840(ロッグストリックスビー)
ASUS ROG STRIX AM5 B850/B840(2024年12月-)。STRIX B850-E Gaming WiFi($289・PCIe 5.0 GPU+M.2・8 layer・WiFi 7)・STRIX B850-A Gaming WiFi(white・$299)・STRIX B850-F Gaming WiFi($269)・STRIX B850-I Gaming WiFi(ITX・$269)・TUF Gaming B850-PLUS WiFi($229)・PRIME B850-PLUS WiFi($179・budget)・STRIX B840 ($179・PCIe 4.0 only)・PROART B850-Creator WiFi($299)・MSI MPG B850 EDGE TI WiFi同等competitor・GIGABYTE B850 AORUS Pro$259・2026年 AM5 mid-range B850 default。
概要
ASUS ROG STRIX B850/B840は、2024年12月に登場したAM5対応マザーボードシリーズです。AMD Ryzen 7000 シリーズのCPUを最大限に活かすために設計され、PCIe 5.0、WiFi 7、8 layer PCBといった最新テクノロジーを採用しています。2025年にはZen 4プロセッサのクロックが最大5 GHzに到達し、B850シリーズはその性能をフルに引き出すためにPCIe 5.0レーン数を最大20レーンに拡張。2026年にはDDR5 7200MHzが標準化され、B850-B840は8 GB×4(32 GB)までの高速メモリをサポート。さらにWiFi 7が2400 Mbpsまで高速化され、レイテンシが10 %低下。これらの進化により、ゲーマーとクリエイターの両方に最適なプラットフォームが実現しています。
主な特徴・仕組み
- PCIe 5.0レーン最大20レーン(RTX 5090 などの次世代GPUに対応)
- WiFi 7 2400 Mbps(2026年標準)と10 GbE LANを同時搭載
- 8 layer PCBで電源安定性と熱管理を向上(12 VHPWR対応)
- DDR5 6000 MHzを最大32 GBまでサポート、2026年DDR5 7200 MHzも選択可
- Dual M.2スロット(NVMe PCIe 5.0 ×4 / PCIe 4.0 ×4)
- VRM 12+2相で最大650WのCPUパワーを安定供給
- USB 4.0 40 GbpsとUSB 3.2 Gen 2×2を同時実装
- AIベースのThermal AIでCPU・GPU温度を自動調整
- ROG AI Assistantにより、ゲーム設定の最適化がワンクリックで完了
- Mini‑LED RGBコントロール(RGB Fusion 2.0)で全体照明を統一
スペック比較表
| モデル | PCIe バージョン | メモリ容量 | WiFi | LAN | 価格(USD) |
|---|---|---|---|---|---|
| STRIX B850‑E Gaming WiFi | 5.0 | 32 GB DDR5 | WiFi 7 | 10 GbE | 289 |
| TUF Gaming B850‑PLUS WiFi | 4.0 | 16 GB DDR5 | WiFi 7 | 1 GbE | 229 |
| PRIME B850‑PLUS WiFi | 4.0 | 16 GB DDR5 | WiFi 7 | 1 GbE | 179 |
| STRIX B840 | 4.0 | 16 GB DDR5 | WiFi 7 | 1 GbE | 179 |
| PROART B850‑Creator WiFi | 5.0 | 32 GB DDR5 | WiFi 7 | 10 GbE | 299 |
具体例・対応製品
- Ryzen 9 7950X3D – 16コア32スレッド、3.5 GHzベース/4.5 GHzブースト、B850‑Eで最大650WのVRMを活用。
- RTX 5090 – 24 GB GDDR7、PCIe 5.0 ×16、B850‑EのPCIe 5.0レーンで最大帯域を確保。
- DDR5‑7200 MHz – 2026年に登場した高速メモリモジュール、B850‑Eで32 GB構成が可能。
自作PCでの選び方・注意点
- CPUとGPUのバランス:PCIe 5.0を活かすにはRTX 5090 やRyzen 9 7950X3Dのような高性能パーツを選択。
- 電源容量:VRMが650Wまでサポートしているが、RTX 5090 は最大450W、CPUは350W程度。推奨PSUは850W以上。
- 冷却設計:8 layer PCBと12 VHPWR対応により高温環境でも安定。CPUクーラーは水冷または大型空冷。
- メモリ構成:DDR5 7200MHzを最大32 GBまでサポート。デュアルチャンネルでの構成が推奨。
- LAN/WiFi:10 GbEとWiFi 7は同時使用可。高速ネットワークが必要な場合は10 GbEを有効化。
関連用語との違い
- ASUS TUF Gaming B850‑PLUS WiFi:耐久性重視でVRMは10+2相、PCIe 4.0限定。
- ASUS Prime B850‑PLUS WiFi:エントリーモデルで価格が安価。
- MSI MPG B850 EDGE TI WiFi:競合製品でPCIe 5.0対応だが、VRMは8+2相。
- Gigabyte B850 AORUS Pro:PCIe 4.0専用、RGBは標準。
よくある質問(FAQ)
Q1. B850とB840の主な違いは何ですか?
A1. B850はPCIe 5.0を採用し、RTX 5090 などの次世代GPUに対応。B840はPCIe 4.0限定で、コストパフォーマンスを重視したライン。
Q2. 2026年に登場したDDR5 7200 MHzはB850で動作しますか?
A2. はい。B850‑EとB850‑FはDDR5 7200 MHzまでサポート。32 GB構成で最大帯域を確保。
Q3. WiFi 7と10 GbEを同時に使用できますか?
A3. 可能です。B850‑EとB850‑Fは同時にWiFi 7(2400 Mbps)と10 GbE(10 Gbps)を走らせる設計。
まとめ
ASUS ROG STRIX B850/B840は、2025年のZen 4と2026年のDDR5 7200 MHz、WiFi 7の三大技術を同時に取り込むことで、次世代ゲーミングとクリエイティブワークに最適化されたマザーボードです。PCIe 5.0レーン数、8 layer PCB、AI Thermal AIといった高度な機能を備えつつ、価格帯も幅広く用意されているため、自作PC初心者からハイエンドユーザーまで幅広く選択できます。将来性を見据えた構成で、2026年以降も十分にアップデート可能なプラットフォームと言えるでしょう。