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初級

プリインストール(プリインストール)

PC出荷時に組み込まれているOS/アプリ。メーカー独自のMcAfeeやOffice体験版、WebRoot・Dellサポートなど。Windows 11 24H2ではBloatware削減が進行中。

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2026/4/25 更新
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OEM
Windows 11
Bloatware
DELL

概要

プリインストールとは、PCが工場で出荷される際に、オペレーティングシステム(OS)やメーカー独自のソフトウェア、セキュリティツール、サポートアプリケーションなどがあらかじめ組み込まれた状態で販売される仕組みです。Windows 11 24H2 以降では、Bloatware(不要ソフトウェア)の削減が進められていますが、依然として多くのOEM(Original Equipment Manufacturer)が独自の体験版やサポートツールを同梱しています。

主な特徴・仕組み

  • OSとドライバの統合
    • Windows 10/11 22H2 以降、OEMはカスタムドライバを組み込み、ハードウェアとの互換性を保証します。
  • セキュリティ・サポートアプリ
    • McAfee、WebRoot、Dellサポート、Lenovo Vantage などが標準でインストールされ、即座に保護やトラブルシューティングが可能です。
  • 体験版ソフトウェア
    • Microsoft Office 365、Adobe Creative Cloud、NVIDIA GeForce Experience などの30日体験版が付属。
  • クラウド同期機能
    • OneDrive、Google Drive、Dropbox などのクライアントがプリインストールされ、データ同期がスムーズに行えます。
  • カスタムUI
    • Dellの「Dell Update」、HPの「HP Support Assistant」など、メーカー独自のインターフェースが提供されます。
  • 省電力設定
    • OEMは電源管理を最適化し、バッテリー駆動時間を延長するための設定をプリセットします。
  • 更新管理
    • Windows Update と OEM のアップデートサービスが連携し、OS とドライバの同時更新が可能です。
  • エコシステム統合
    • 5Gモジュール付きのノートPCでは、SIMカードの設定やデータプラン管理がプリインストール済み。
  • カスタマイズオプション
    • BIOS/UEFI でプリインストールソフトウェアの有効化/無効化を選択できる設定が用意されています。
  • データ保護
    • BitLocker の自動有効化や、TPM 2.0 との連携により、初期設定からデータ保護が強化されています。

スペック/製品比較表

製品名OSプリインストールソフト主要ハードウェア付帯機能
Dell XPS 15 9500Windows 11 HomeDell Update, Dell Support, McAfeeIntel Core i9‑12900HK, RTX 3050 Ti, 32GB DDR5-4800, 1TB SSDDolby Atmos, Thunderbolt 4
Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 9Windows 11 ProLenovo Vantage, WebRoot, Office 365Intel Core i7‑1270U, 16GB DDR4-3200, 512GB SSDThinkShield, Dolby Audio
ASUS ROG Strix G15Windows 11 HomeROG Armoury Crate, McAfee, GeForce ExperienceAMD Ryzen 9 5900HX, RTX 3080, 24GB DDR4-3200, 2TB SSDRGB Lighting, Wi‑Fi 6E
HP Spectre x360 14Windows 11 HomeHP Support Assistant, Adobe CC TrialIntel Core i7‑1275U, 16GB DDR4-3200, 1TB SSDOLED 3K Display, Bang & Olufsen
Samsung Galaxy Book3 ProWindows 11 HomeSamsung Members, Microsoft StoreIntel Core i7‑1185G7, 16GB DDR4-3200, 1TB SSDS Pen, 4K AMOLED

具体例・対応製品

  • Intel Core Ultra 9 285K
    • 24コア/48スレッド、最大5.7GHzブースト、72MB L3キャッシュ、TDP 450W。
  • RTX 4090
    • 24GB GDDR6X、PCIe 5.0 x16、最大450W TDP。
  • DDR5-6000
    • 6000MHz、最大32GB、LPDDR5モードで省電力。
  • ASUS ROG Strix
    • 5.0GHzブースト、32GB DDR4-3200、RTX 3080搭載。
  • Samsung 990 Pro
    • 2TB PCIe 4.0 SSD、最大5,000MB/s、1,500MB/sの読み書き。
  • Dell XPS 15 9500
    • 3,440x1,440 4K OLED、Thunderbolt 4 x 2、Wi‑Fi 6E。
  • HP Spectre x360 14
    • 13.5" 3K OLED、3,840x2,160ピクセル、バッテリー最大20時間。
  • Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 9
    • 14" 2,560x1,440、ThinkShieldセキュリティ、TPM 2.0。
  • ASUS ROG Strix G15
    • 15.6" 144Hz、AMD Ryzen 9 5900HX、RTX 3080。
  • Samsung Galaxy Book3 Pro
    • 13.3" 4K AMOLED、Intel Core i7‑1185G7、S Pen対応。

自作PCでの選び方・注意点

  1. OSライセンスの取得
    • Windows 11 Home/Pro の正規キーを別途購入。
  2. ドライバの選定
    • GPU、チップセット、ネットワークカードの公式サイトから最新ドライバを入手。
  3. セキュリティソフトの選択
    • 必要に応じてオープンソースのアンチウイルスやファイアウォールを導入。
  4. アップデート管理
    • Windows Update と各ハードウェアメーカーのアップデートツールを併用。
  5. BIOS/UEFI 設定
    • Secure Boot、TPM 2.0 を有効化し、ファームウェアの自動更新を設定。
  6. 電源ユニットの選択
    • 450W 以上、80+ Gold 以上の効率を備えたユニットを推奨。
  7. 冷却対策
    • CPU と GPU の熱設計値(TDP 450W)に合わせたケースファンやヒートシンクを選定。
  8. 拡張性
    • PCIe 5.0 x16 スロットを備えたマザーボードで将来のGPUアップグレードを考慮。

関連用語との違い

  • OEM(Original Equipment Manufacturer)
    • プリインストールはOEMが自社製品に付与する機能で、OEM自体は製造業者を指す。
  • Bloatware
    • 目的のないソフトウェアを指し、プリインストールの一部として含まれることが多い。
  • Windows 11 24H2
    • 2025年にリリース予定のバージョンで、プリインストールソフトの削減が進む。
  • Dellサポート
    • Dellが提供するプリインストールアプリで、ハードウェア診断やドライバ更新を行う。

よくある質問(FAQ)

Q1: プリインストールされたソフトは削除できますか?
A1: はい、Windows の「アプリと機能」からアンインストールできます。ただし、システムに必要なドライバやユーティリティは削除しない方が安全です。

Q2: プリインストールソフトはセキュリティリスクがありますか?
A2: 一部の Bloatware は追跡機能や不必要な権限を要求する場合があります。アンチウイルスでスキャンし、不要なものは削除または無効化してください。

Q3: Windows 11 24H2 でプリインストールが減ると、機能が失われますか?
A3: 主要な機能は残りますが、体験版ソフトやサポートツールは別途インストールする必要があります。

Q4: 自作PCでプリインストールの代わりに何を入れれば良いですか?
A4: Windows 11 の公式インストーラでクリーンインストールし、必要なドライバとセキュリティソフトを手動で追加します。

Q5: Dell のプリインストールは 2026年にどう変わりますか?
A5: Dell は 2026年に「Dell Secure Update」機能を拡張し、クラウドベースのドライバ管理を導入予定です。

まとめ

プリインストールは、PC を即座に使える状態にするための便利な仕組みですが、Bloatware の増加や不要なリソースの消費が課題です。最新の Windows 11 24H2 以降では、OEM が不要ソフトを削減し、ユーザーの選択肢を広げています。自作PCを組む際は、OS ライセンス、ドライバ、セキュリティ、アップデート管理を自前で行うことで、より軽量でパフォーマンスの高い環境を構築できます。プリインストールのメリットとデメリットを理解し、用途に合わせて最適な構成を選択しましょう。

この記事について
カテゴリーソフトウェア
難易度初級
作成日2026/4/17