QMK/VIA(キューエムケーブイアイエー)
オープンソースキーボードファーム+GUI設定。QMK Firmware 0.26(C言語・2026年)・VIA 3(リアルタイムremap)・Vial(BLE+USB派生)・ZMK(ワイヤレス特化)・KMK(CircuitPython)・Bluemicro・ProMicro/RP2040 Pico・Keyball日本製対応、Keychron/GMMK/NuPhy/Akkoが2026年標準採用、Layers/Tap-Hold/Combos実装。
概要
QMK Firmware 0.26 と VIA 3 は、キーボードのファームウェアと GUI 設定を統合したオープンソースソリューションです。
QMK Firmware 0.26 は C 言語で書かれ、2026年にリリースされた最新バージョンです。
VIA 3 はリアルタイム remap を実現し、USB‑C と BLE を同時にサポートします。
ZMK はワイヤレス専用、KMK は CircuitPython ベース、Bluemicro は低消費電力設計です。
これらを組み合わせることで、レイヤー、タップ‑ホールド、コンボキーなど高度な入力を実装できます。
主な特徴・仕組み
- レイヤー構成が最大 8 まで設定可能
- タップ‑ホールドで 1 つのキーで複数機能を切替
- コンボキーで 2 つ以上のキー同時押しで別機能を割り当て
- VIA 3 で 5ms のリアルタイム remap が実現
- BLE と USB‑C を同時に動作させることでワイヤレスと有線の切替がスムーズ
- 1.2A の電流で 5.5V の電源供給を行うため、低消費電力設計が可能
- 100Hz のリフレッシュレートで遅延を最小化
- 3.3V と 1.8V のデュアルレベルに対応し、RP2040 Pico など多様な MCU と互換
- 10kHz のクロックで高速なキー入力を保証
- 24GB のメモリを搭載したサーバー環境で大規模なファームウェアを管理
スペック/製品比較表
| ファームウェア | 言語 | 接続 | リアルタイム remap | 主な対応ボード | 電源 | 主要機能 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| QMK Firmware 0.26 | C | USB | 5ms | ProMicro, RP2040 Pico | 5.5V 1.2A | レイヤー、タップ‑ホールド |
| VIA 3 | C++ | USB‑C, BLE | 5ms | Keychron, GMMK, NuPhy | 5.5V 1.2A | GUI 設定、リアルタイム remap |
| Vial | C | BLE, USB | 5ms | Akko, Keyball | 5.5V 1.2A | 3D マッピング、BLE |
| ZMK | Rust | BLE | 5ms | Keyball, Keychron | 3.3V 1.8V | ワイヤレス専用 |
具体例・対応製品
- Keychron K6:VIA 3 で 10 レイヤーを設定
- GMMK Pro:QMK Firmware 0.26 で 8 レイヤー、タップ‑ホールドを実装
- NuPhy N1:Vial で 3D キーマッピングを実現
- Akko 3068:VIA 3 で 5 レイヤー、コンボキーを追加
- Keyball 3:ZMK でワイヤレスレイヤーを構築
- ProMicro:QMK Firmware 0.26 で 4 レイヤー、タップ‑ホールド
- RP2040 Pico:VIA 3 で 6 レイヤー、BLE 連携
- Bluemicro:低消費電力設計で 3.3V 1.8V 対応
自作PCでの選び方・注意点
- 目的に合わせてファームウェアを選定:レイヤー重視なら QMK、GUI 重視なら VIA 3
- 使用する MCU の電源電圧を確認:5.5V か 3.3V か
- 低遅延が必要なら 100Hz 以上のリフレッシュレートを持つモデルを選択
- BLE を利用する場合は 5.5V 1.2A での電源供給が可能か確認
- ファームウェアの更新頻度をチェックし、2026年のリリースに対応しているか確認
- 互換性のある PCB を選ぶことで、レイヤー数やタップ‑ホールドの実装が容易
- 低消費電力設計を重視するなら Bluemicro を検討
- 3D マッピングが必要なら Vial を選択
関連用語との違い
- QMK Firmware は C 言語で書かれ、低レベルのハードウェア制御が可能。
- VIA 3 は GUI で設定を行い、リアルタイム remap を実現。
- ZMK は Rust で書かれ、ワイヤレス専用に最適化。
- KMK は CircuitPython ベースで、Python スクリプトで拡張可能。
- Bluemicro は低消費電力設計を重視し、3.3V/1.8V で動作。
よくある質問
Q1. QMK と VIA の違いは何ですか?
A1. QMK は低レベルのファームウェア、VIA は GUI で設定を行うツールです。
Q2. BLE と USB‑C の同時使用は可能ですか?
A2. VIA 3 では BLE と USB‑C を同時に動作させることができます。
Q3. 2026年のリリースに対応したファームウェアはありますか?
A3. QMK Firmware 0.26 と VIA 3 は 2026年にリリースされた最新バージョンです。
まとめ
QMK Firmware 0.26 と VIA 3 は、レイヤー、タップ‑ホールド、コンボキーなど高度な入力を実現するオープンソースソリューションです。
2025年から 2026年にかけて多くのキーボードメーカーが標準採用を進め、次世代の入力体験を提供しています。
自作PCや自作キーボードに組み込む際は、目的に合わせたファームウェアとハードウェアを選定し、低遅延・低消費電力を両立させることが重要です。