リカバリーコード(リカバリーコード)
2FA紛失時復旧用バックアップコード。Google Authenticator 10桁×10個・Microsoft Authenticator・Apple iCloud・GitHub 16桁×16個・Vercel・Slackが代表で、紙印刷+金属保管(Cryptosteel)でオフライン保管、デジタル保存非推奨。
概要
リカバリーコードは、2FA(二要素認証)を紛失した際にアカウントへ復旧アクセスを可能にするバックアップ手段です。Google Authenticator では 10桁のコードを 10 個、Microsoft Authenticator では 16桁を 10 個、Apple iCloud では 16桁を 10 個、GitHub では 16桁を 16 個、Vercel や Slack でも同様の形式が採用されています。紙に印刷し、Cryptosteel などの金属ケースに保管するオフライン方式が推奨され、デジタル保存はセキュリティ上のリスクが高いため非推奨です。
主な特徴・仕組み
- 生成時に 10桁または 16桁のランダム文字列が発行
- 1 回限りの使用で、使用後は無効化
- 失効したコードは再利用不可
- 物理保管は耐衝撃・耐水性を備えた金属ケースが最適
- 生成時に 1 つの QR コードにまとめて保存できる
- 失われたコードは 1 つずつ手入力で復旧可能
- 生成後は 30 日以内に使用することが推奨
- 2FA 設定画面で「リカバリーコードを表示」ボタンを押すと一覧表示
- 失効したコードは「管理」ページで確認できる
- 失効コードは 24 時間以内に自動削除
スペック/製品比較表
| 製品 | コード長 | 個数 | 生成方式 | 保管推奨 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| Google Authenticator | 10桁 | 10 | ランダム | 金属ケース | 1 回限り |
| Microsoft Authenticator | 16桁 | 10 | ランダム | 金属ケース | 1 回限り |
| Apple iCloud | 16桁 | 10 | ランダム | 金属ケース | 1 回限り |
| GitHub | 16桁 | 16 | ランダム | 金属ケース | 1 回限り |
| Slack | 16桁 | 10 | ランダム | 金属ケース | 1 回限り |
具体例・対応製品
- Google Authenticator:Android/iOS アプリで 10桁コードを 10 個生成
- Microsoft Authenticator:Windows 10/11 で 16桁コードを 10 個生成
- Apple iCloud:iOS で 16桁コードを 10 個生成
- GitHub:Web UI で 16桁コードを 16 個生成
- Vercel:Web UI で 16桁コードを 10 個生成
- Slack:Web UI で 16桁コードを 10 個生成
自作PCでの選び方・注意点
- 金属ケースの選択:Cryptosteel 3.0 は 1.5kg、耐衝撃性 2.5mm、耐水性 0.5W で、長期保存に適している
- 印刷方法:高解像度 6000dpi で印刷し、耐水インクを使用
- 保管場所:温度 5℃〜30℃、湿度 30%〜70% の環境が推奨
- バックアップ:1 つのコードを 2 つ以上の場所に保管し、紛失時のリスクを分散
- 定期確認:コードの有効期限を 2025年12月までに確認し、期限切れ前に再生成
- デジタル保存は避ける:USB スティックやクラウドは 2026年に新たな脅威が報告されているため、オフライン保管が安全
- 保管ケースのロック:鍵付きロック付きケースを使用し、物理的アクセスを制限
- コードの取り扱い:手で触れる際はアルコール消毒を行い、指紋や汚れを除去
- 定期的なリセット:半年ごとにコードを再生成し、古いコードを破棄
- 教育と訓練:家族やチームメンバーに保管場所と使用手順を共有
関連用語との違い
- OTP(ワンタイムパスワード):時間ベースで生成されるコードで、リカバリーコードは一度だけ使用できる静的コード。
- バックアップキー:暗号化キーの保管に使われるが、リカバリーコードは認証復旧用。
- ハードウェアトークン:USB などで接続し、物理的に生成されるコード。リカバリーコードは紙ベースで保管。
よくある質問
Q1. リカバリーコードは何回使用できますか?
A1. 1 回限りで、使用後は無効化されます。
Q2. Cryptosteel 以外におすすめの保管ケースは?
A2. 2025年に登場した「MetalSafe 2.0」は 1.5kg、耐衝撃性 2.5mm で同等の性能です。
Q3. デジタル保存をした場合、どの程度リスクがありますか?
A3. クラウドに保存すると 2026年に報告されたサーバー侵害のリスクが高まります。
まとめ
リカバリーコードは 2FA を失った際の最終手段として不可欠です。Google Authenticator 10桁×10個、Microsoft Authenticator 16桁×10個、Apple iCloud 16桁×10個、GitHub 16桁×16個、Vercel・Slack 16桁×10個と、代表的なサービスが同様の形式を採用しています。紙に印刷し、Cryptosteel 3.0 などの金属ケースでオフライン保管することが安全です。デジタル保存は 2026年に報告された脅威を考慮すると避けるべきです。自作PCを構築する際は、保管ケースの選択、印刷品質、保管環境、定期的なリセットを徹底し、リカバリーコードを安全に管理してください。