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Ricoh GR IIIx(りこー じーあーるさんえっくす)

Ricoh GR IIIxは2021年発売のAPS-Cセンサー搭載コンパクトカメラ。40mm相当(35mm判換算)のGR LENS 26.1mm F2.8レンズ固定、有効画素数24.2MP、センサーシフト式手ブレ補正(SR)4段分、起動約0.8秒の高速起動が特徴。ポートレートや街撮りに適した画角設定と最大14コマ/秒の連写で、スナップ撮影の定番機として世界的に評価される。

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2026/6/1 更新

Ricoh GR IIIxとは

Ricoh GR IIIxは2021年10月に発売されたAPS-Cセンサー搭載コンパクトカメラです。GR IIIの28mm相当に対し、IIIxは40mm相当(35mm判換算)の焦点距離を採用し、ポートレートや物撮りに使いやすい標準画角になっています。胸ポケットに収まる本体サイズ(109.4×61.9×33.2mm・262g)でAPS-C画質を持ち歩けるのが最大の特徴です。

主要スペック一覧

項目スペック
センサーAPS-C CMOSセンサー 有効24.2MP
レンズGR LENS 26.1mm F2.8(40mm相当)
ISO感度100〜102400
手ブレ補正センサーシフト式SR 4段分
連写速度最高14コマ/秒(電子シャッター)
動画4K(UHD)30fps・FHD 60fps
起動時間約0.8秒
バッテリーDB-110・CIPA基準約200コマ
サイズ109.4×61.9×33.2mm
重さ262g(バッテリー・SD含む)

GR IIIとGR IIIxの使い分け

GR III(28mm相当)が向いている用途:

  • スナップ写真・都市風景・広角感を活かした記録
  • 歩道や建物を広く映したい場面
  • 旅行全般(広角の汎用性が高い)

GR IIIx(40mm相当)が向いている用途:

  • ポートレート・バストアップ撮影
  • カフェや食事の物撮り
  • 圧縮効果を活かしたスナップ
  • 35mmや50mmが好みのフィルム派

40mm画角は「人間の視野に近い自然な圧縮」と評され、特にストリートポートレートや旅先でのスナップで独特の空気感を出します。

実写でのポイント

最短撮影距離15cm(マクロ)

GR IIIxはマクロモードで最短15cmまで寄れます。通常の40mm相当レンズでは接写が難しいですが、GR IIIxは物撮りや花の接写にも対応できます。

NDフィルター内蔵

開放F2.8でポートレートを撮影する際、晴天時のシャッタースピードオーバーを防ぐND4相当の内蔵NDフィルターが搭載されています。

SnapモードとTAv(シャッタースピード&絞り優先)

事前に距離を固定するSnapフォーカスモードと、SSと絞りを同時手動設定できるTAvモードはGRシリーズ固有の機能です。スナップ撮影の「まず撮る」スタイルに最適です。

フィルム効果(クリエイティブフィルター)

GR IIIxには17種類のクリエイティブフィルター(ポジフィルム調・ブリーチバイパス・クロスプロセス等)とクロップ(crop)機能が搭載され、28mmや35mm相当にデジタルクロップすることで画角を疑似的に変更できます。

競合機種との比較

機種センサー焦点距離相当重さ実売価格(2024年目安)
Ricoh GR IIIxAPS-C 24.2MP40mm F2.8262g約110,000円
Ricoh GR IIIAPS-C 24.2MP28mm F2.8257g約100,000円
Fujifilm X100VIAPS-C 40.2MP35mm F2521g約220,000円
Sony ZV-1 II1型 20.1MP18-50mm F1.8-4292g約75,000円
Canon G7X III1型 20.1MP24-100mm F1.8-2.8304g約80,000円

GR IIIxはAPS-Cを持つコンパクトとして最小・最軽量クラスに入ります。X100VIと比べると半値以下でAPS-Cを入手できる点が魅力です。

よくある失敗と対処

バッテリー持ちが短い(約200コマ) → DB-110予備バッテリーを最低1本追加。GR IIIx対応のUSB-C充電ケーブルで出先充電も可。

タッチAFがない(GR IIIxはタッチシャッターのみ) → 測距点をジョイスティック風操作(モニタースワイプ)で移動させる操作に慣れる必要あり。

カメラ内RAW現像の挙動がわかりにくい → ImageBridge(無料)またはAdobe LightroomのRicoh GR3xプロファイルで外部現像を推奨。

購入前チェックポイント

  • 28mmと40mm、どちらの画角が自分のスタイルに合うか確認
  • EVF非搭載(液晶モニターのみ)で屋外の視認性は課題
  • 防塵防滴非搭載のため雨天での使用は慎重に
  • ブルーリング仕様(GR IIIxHG)は革グリップ+リングキャップ付属の限定モデル

FAQ

Q: GR IIIxとGR IIIはどちらを買えばよいですか? A: スナップ全般・旅行なら広角のGR III(28mm)、ポートレートや食事・日常スナップなら標準画角のGR IIIx(40mm)がおすすめです。どちらかに絞れない場合は28mmのGR IIIから始め、40mmが欲しくなったらIIIxに移行するユーザーが多いです。

Q: GR IIIxで動画は実用的ですか? A: 4K30fpsは撮影できますが、撮影時間制限(4K時連続約3分)と手ブレ補正が動画モードで弱くなる点があります。動画がメインならZV-1 IIやG7X IIIの方が適しています。

Q: RAW撮影は必須ですか? A: GR IIIxはJPEGエンジンの出力が良く、カメラ内現像も充実しているためJPEGのみでも十分実用的です。ただし白飛び・黒つぶれのリカバリーにはRAW(DNG形式)が有利です。

この記事について
カテゴリー周辺機器
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作成日2026/6/1