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Schiit Modi+(シットモディプラス)

米Schiit Audio製スタンドアローンDAC。Multibit DAC(SC16)搭載・同軸/光/USB入力対応・RCA出力のみのピュアDAC設計。

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2026/6/4 更新
関連タグ
DAC
Schiit Audio
Multibit
R-2R
US製オーディオ

Schiit Modi+とは

Schiit Modi+は、米国カリフォルニア州を拠点とするSchiit Audio(シット オーディオ)が2021年に発売したエントリークラスのスタンドアローンDAC。「Modi」シリーズはSchiitの入門DACとして長く支持されてきたが、Modi+ではプロプライエタリのMultibit DAC技術を採用し音質面で大きく進化した。

Multibit技術とは

一般的なデルタシグマ(ΔΣ)型DACはオーバーサンプリングで高周波ノイズを帯域外に押し出す方式だが、SchiitのMultibitはサンプリングレートに直接変換するR-2Rラダー型に近い設計。Schiitはこれを「真のMultibit変換」と呼び、よりアナログライクな音質傾向(柔らかく音楽的)を訴求している。

SC16(Schiit Custom 16-bit)チップは外部ベンダー品でなくSchiit設計のカスタムIC。このため製品間の一貫性が高く、FPGAプログラマブルなアップグレードにも対応する。

主要スペック

項目仕様
DACタイプMultibit(SC16)
入力USB(PCM 24/96kHz)・光・同軸(PCM 24/192kHz)
出力RCA(固定2Vrms)
周波数特性20Hz〜20kHz ±0.1dB
THD+N<0.003%(A補正)
SNR>112dB

USB最大96kHzというのはUSBオーディオクラス1規格の制約で意図的。光/同軸では192kHzまで対応。

スタック構成

Schiit製品はDACとアンプをスタックする「モジュラー」アプローチが特徴。Modi+をSchiit Magni Heresy II(ヘッドフォンアンプ)またはVidar(パワーアンプ)と組み合わせる構成が定番。スタック時のサイズがほぼ同一なため物理的にも美しくまとまる。

競合との音質比較

  • デルタシグマ型(FiiO K11等)と比べ「ウォームでアナログ的な音色」と評されることが多い
  • ただし測定性能(SNR・THD)ではデルタシグマに劣る場合があり、「測定値か聴感か」の好みで選択が分かれる
  • 米国製・US在庫から直販するため国内発送コストは高め。国内代理店経由で入手可能

選択判断

バランス出力が不要でR-2R的な音色を好む場合、Modi+は費用対効果が高い。バランス出力・高出力・DSD対応を重視する場合はFiiO K11等のデルタシグマ型を選ぶのが合理的。

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作成日2026/6/4