ソフトウェア
中級

Stripe(ストライプ)

決済API基盤。Checkout Sessions・Payment Intents・Subscription Billing・Invoicing・Connect(プラットフォーム)・Terminal(店頭POS)・Tax(自動計算)・Issuing(発行)・Identity・Climate・Atlas(起業)・Stripe Radar(ML fraud検知)が2026年主要、Apple/Google/PayPay連携。

0 回閲覧
0 いいね
2026/4/25 更新
関連タグ
Checkout
Connect
Radar ML
Identity

概要

Stripe(ストライプ)は、オンライン決済を統合するためのクラウドベースのAPI基盤です。2026年時点で、Checkout Sessions、Payment Intents、Subscription Billing、Invoicing、Connect、Terminal、Tax、Issuing、Identity、Climate、Atlas、Radar ML Fraud Detection など、約12の主要サービスを提供しています。Apple Pay、Google Pay、PayPay との連携も標準でサポートされ、国内外のe‑commerce に広く採用されています。

主な特徴・仕組み

Stripe のコアは「Payment Intents」API です。顧客がカード情報を入力すると、Stripe が決済フローを管理し、3D Secure 2.0 や SCA などの規制に自動対応します。Checkout では、UI コンポーネントを組み込むだけで、全ての決済画面を即座に構築可能です。
Subscription Billing は、定期課金のスケジュール、割引、試用期間を柔軟に設定でき、Atlas でスタートアップの法人設立や銀行口座開設をワンストップで行えます。
Terminal は、USB や Bluetooth で接続できる POS デバイスを提供し、店頭決済も API で統一管理。Tax は自動税率計算を行い、国際取引時の税務負担を軽減します。
Radar は機械学習モデルを活用し、リアルタイムで不正取引を検知。Identity で本人確認を簡易化し、KYC 要件を満たします。全てのサービスは PCI DSS Level 1 に準拠し、256‑bit AES 暗号化でデータを保護します。

スペック/製品比較表

FeatureStripePayPalSquare
API Rate Limit1,000,000 calls/day500,000 calls/day300,000 calls/day
Uptime99.99%99.95%99.90%
Latency0.5 ms (avg)1.2 ms1.5 ms
Multi‑currency150+100+80+

具体例・対応製品

  • Stripe Checkout:React、Vue、Next.js で即時実装。
  • Stripe Terminal:Raspberry Pi で構築した自作 POS。
  • Stripe Radar:AWS Lambda でカスタムルール追加。
  • Stripe Connect:Uber、Airbnb のようなプラットフォームで利用。
  • Stripe Billing:SaaS 企業の月額課金に最適。

自作PCでの選び方・注意点

  1. API キー管理:環境変数に格納し、Git で漏洩しないように。
  2. Webhooks:ローカル開発時は ngrok で外部からの通知を受信。
  3. PCI DSS:カード情報は Stripe の「Token」だけを保持し、サーバー側でカード番号を保存しない。
  4. テスト環境:Stripe のテストカード番号を使い、実際に決済が行われる前にロジックを検証。
  5. 監視:Prometheus + Grafana で API レスポンス時間を可視化。
  6. バックアップ:Webhook の履歴は 30 日保持。
  7. 料金:標準手数料は 0.5% + USD 0.30。年間契約で 10% 割引。
  8. スケーリング:同時接続数 10,000 を想定し、ロードバランサーを配置。
  9. セキュリティ:TLS 1.3 を必須にし、HSTS を有効化。
  10. ドキュメント:公式 API リファレンスは 2026年最新で更新頻度が高い。

関連用語との違い

  • PayPal:主に個人向け決済。Stripe は API 重視で開発者向け。
  • Square:POS が中心。Stripe はオンライン決済と POS を統合。
  • Braintree:PayPal の子会社。Stripe よりもカスタマイズ性が低い。
  • Adyen:グローバル展開が強いが、API がやや複雑。Stripe はシンプルな設計。

よくある質問

Q1. Stripe の手数料は他社と比べて高いですか?
A1. 2025年時点で、標準手数料は 0.5% + USD 0.30 で、PayPal の 2.9% + USD 0.30 と比べて低いです。

Q2. 2026年に予定されている新機能は何ですか?
A2. 「Stripe Climate」では、取引ごとにカーボンオフセットを自動購入できる機能が追加予定です。

Q3. 自作 PC で Stripe Terminal を使う場合、USB 以外の接続方法はありますか?
A3. Bluetooth LE をサポートしており、Raspberry Pi でワイヤレス接続も可能です。

まとめ

Stripe は、Checkout から Terminal、Radar まで幅広い決済機能を統合した API 基盤です。2026年の最新仕様では、PCI DSS Level 1 のセキュリティ、0.5 ms の低レイテンシ、1,000,000 API コール/日 のスケーラビリティを実現。自作 PC での導入は、API キー管理と Webhook の設定が鍵となります。競合他社と比較しても、開発者向けの柔軟性と低コストが大きな強みです。次世代のオンラインビジネスを構築する際は、Stripe を選択肢に入れる価値があります。

この記事について
カテゴリーソフトウェア
難易度中級
作成日2026/4/20