ストレージ
中級

U.2 SFF-8639(ユードットツー)

2.5インチ厚SSD向けPCIe x4接続規格 (SFF-8639)。エンタープライズSSDの主流フォームファクタ、ホットスワップ対応。

0 回閲覧
0 いいね
2026/5/15 更新
関連タグ
NVMe
SSD
フォームファクタ

概要

U.2 (SFF-8639) はSFF (Small Form Factor) Technical Affiliate が策定、Intel が2015年に「U.2」の通称を付与した2.5インチSSDフォームファクタ規格。2.5インチHDD/SSDと同一寸法 (69.85×100.45×15mm 厚) ながら、SATA / SAS / PCIe x4 (NVMe) を同一コネクタで切替可能という設計。

SFF-8639 コネクタピン構造

ピン群用途
1-15SATA / SAS (上下兼用)
1-3NVMe PCIe x4 lane 0-3
4-6電源 (3.3V / 5V / 12V)
7-12NVMe CLK / RESET / DUAL-PORT
13-18上位デバイス検出
高速差動ペアPCIe Gen3-4 (x4)

主な利点

  • 容量大: 2.5インチ筐体で30.72TB / 61.44TB (Solidigm D5-P5336) 等の超大容量実現
  • ホットスワップ: ベイ前面差替えで活線交換可
  • 冷却容易: 大容量金属筐体で放熱
  • 互換性: SATA HDD / SAS HDD / NVMe SSD 同一ベイ運用

主要採用例

  • Intel SSD DC P4510 (4-8TB・Gen3 x4)
  • Intel SSD DC P4610 (1.6-7.68TB・Gen3 x4)
  • Samsung PM9A3 (1.92-7.68TB・Gen4 x4)
  • Solidigm D7-P5510 (1.92-7.68TB・Gen4 x4)
  • Solidigm D5-P5336 (15.36-61.44TB・Gen4 x4・QLC NAND)

関連用語との違い

  • vs M.2: M.2はノートPC向け小型 (22×80mm) / U.2はエンタープライズ大容量
  • vs E1.S: U.2はlegacy 2.5インチ / E1.Sは次世代 EDSFF
  • vs E3.S: 同じくEDSFF後継

FAQ

Q1: コンシューマ向け製品ある? A: 少ない。基本データセンタ / ワークステーション向け。中古市場でIntel P4510 等が個人NAS向けに人気。

Q2: M.2との性能差? A: 性能はほぼ同等 (両方Gen4 x4)。違いは容量・耐久性・冷却・ホットスワップ性。

Q3: U.3とは? A: SFF-TA-1001 規格・U.2上位互換でMulti-PortやSAS-4対応強化。U.2 SSDをU.3ベイで使用可能。

この記事について
カテゴリーストレージ
難易度中級
作成日2026/5/15