概要
XMP (Extreme Memory Profile) は、DDRメモリの性能を簡単に引き出すためのIntelが開発した規格です。メモリのタイミングや電圧などの設定プロファイルを保存し、BIOS/UEFI上でワンタッチで適用することで、マニュアル設定と同等のオーバークロックを実現します。特に、メモリの性能を最大限に引き出したいPCエンスージアストにとって有用な機能です。
XMPは、メモリモジュールに保存された設定プロファイルを利用します。これらのプロファイルには、通常、メモリの動作周波数、CASレイテンシ(CL)、RAS to CAS Delay (tRCD)、RAS Precharge Time (tRP)、Row Precharge Time (tRAS)などのタイミング値、そして動作電圧などが記述されています。マザーボードのBIOS/UEFIでXMPプロファイルを有効化すると、これらの設定が自動的に適用されます。XMPプロファイルの作成はメモリメーカーが行い、マザーボード側がそのプロファイルを認識・適用できる必要があります。プロファイルは通常、複数用意されており、より高い性能を狙ったプロファイルと、安定性を重視したプロファイルを選択できます。