MicrosoftがWindows11のSSDとHDDの書き込み速度のバグを修正

Microsoftは、Windows 11用の新しいWindowsプレビューアップデートKB5007262で、SSDとハードドライブの主要なパフォーマンスの問題に最終的に対処しています。このアップデートでは、NTFSUSNジャーナルが有効になっているためにCドライブでのみ発生する重大な書き込み速度の問題が修正されます。

MSPowerUserによると、Cドライブの書き込み速度の問題は何ヶ月もの間Windows 11の問題であり、WindowsInsiderはオペレーティングシステムのリリースの前からふれられていました。

この問題は非常に深刻で、Cドライブの書き込み速度はこのバグだけで半分になります。ただし、不明な理由により、読み取り速度は影響を受けません。たとえば、Samsung 980 Pro SSDで、MSPowerUserのユーザーは、ランダムな書き込み速度がWindows10の1601MBpsからWindows11の911MBpsに低下したと報告されています。

ただ、マイクロソフトはついにアップデートKB5007262で書き込み速度の不具合に対処しましたが、このアップデートが提供する必要があるのはそれだけではありません。この新しい更新プログラムは、Windows11の驚くべき量のバグ修正と改善も提供します。名前を付けるのに最も顕著なものは次のとおりです。

• 入力方式エディター（IME）の使用中にテキストをコピーして貼り付けると、InternetExplorerが機能しなくなる問題を更新します。
• ファイルエクスプローラーとデスクトップショートカットメニューの表示を妨げる​​問題を更新します。この問題は、シングルクリックを使用してアイテムを開くことを選択した場合によく発生します。
• タスクバーのアイコンのアニメーションパフォーマンスを改善します。

ファイルエクスプローラーウィンドウを閉じた後、ファイルエクスプローラーが機能しなくなる問題を更新します。

• タスクバーのアイコンにカーソルを合わせるとちらつきが発生する問題を更新します。この問題は、高コントラストのテーマを適用した場合に発生します。
• 特定の条件下で、タスクビュー、Alt-Tab、またはスナップアシストを使用したときにキーボードフォーカスの長方形が表示されない問題を更新します。
• デバイスのオーディオが一時的に失われる可能性のある問題を更新します。
• すべての絵文字をSegoeUI絵文字フォントからFluent2D絵文字スタイルに更新します