【Ryzen5 3600、GTX1650】BTOになるべく近い構成、なるべく近い価格で組んでみるPart.3【G-GEAR mini GI5A-A204/T】

roadrunner

同じ価格帯のBTOパソコン

パーツリスト

CPU
AMD Ryzen 5 3600 BOX
AMD Ryzen 5 3600 BOX

6 コア | 12 スレッド | 3.6 GHz | Socket AM4 | 65 W | 2019-07-07発売

TSUKUMO¥19,800

x1

マザーボード
ASUS ROG STRIX B550-I GAMING
ASUS ROG STRIX B550-I GAMING

AMD B550 | Mini ITX | Socket AM4 | USB Type-C | Wi-Fi 6 | 2020-06-01発売

TSUKUMO¥36,980

x1

ビデオカード
玄人志向 GF-GTX1650D6-E4GB/DF3 [PCIExp 4GB]
玄人志向 GF-GTX1650D6-E4GB/DF3 [PCIExp 4GB]

GeForce GTX 1650 (G6) | GDDR6 4GB | 2020-11-01発売

TSUKUMO¥27,500

x1

SSD
Western Digital WD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C
Western Digital WD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C

容量 500GB | 3D MLC | M.2 (Type2280) | PCI-Express Gen3

TSUKUMO¥6,524

x1

ケース
クーラーマスター MasterCase H100 MCM-H100-KANN-S00
クーラーマスター MasterCase H100 MCM-H100-KANN-S00

Mini-ITX | ブラック/グレー | 2019-11-01発売

TSUKUMO¥7,678

x1

電源
Antec NeoECO Gold NE550G
Antec NeoECO Gold NE550G

550 W | ATX | 80PLUS Gold | プラグイン対応 | 2017-12-23発売

TSUKUMO¥9,780

x1

その他

Windows11 Home

Windows11 Home

OS

¥16,800

x1


総計

電源 241W/推奨 361W 以上

推奨 361W 以上

¥131,462

(この企画の記事まとめはこちら。私の現在のメイン構成はこちら。)

BTOになるべく近い構成で組んでみる企画第三弾です。

第三弾は、たまたまツイッター上で見かけたツクモさんのゲーミングPCブランドであるG-Gearのモデル、G-GEAR mini GI5A-A204/Tの構成を確認しつつ、今これを自作パーツで組むとするといくらぐらいになるかを見ていきます。

これまでの第一弾、第二弾はどちらかというと本格的なゲーミングに向けた構成でしたが、今回確認する構成は、ある意味PCの基本形というか、最低限一通り何でもできますよ、という構成です。

まず値段ですが、124,800円です。いままで取り上げたBTOと違って標準価格のみで、セールはありません。ということで、今現在、純粋にこの価格帯この構成でどういう値段になるのかを比べることができそうです。

ちなみに今回はBTOと同じツクモで全パーツを揃える感じにして見ました。

CPU:Ryzen5 3600

RyzenCPUの廉価版の中では3500と並んでよく選ばれるCPUだと思います。というより廉価版がこれぐらいしかない状態なので(3300Xはいずこ)選択肢がないといった方が正しいです。

正直、26800円を出して3600を購入するなら、インテルの10400や11400などのほうがよほど安値でかつ性能がいいはずです。

この値段帯で言えば、ゲーミングの理想としては3300Xですが、バランスとしては10400になるかと思われます。

そして3300Xはツチノコレベルで存在しないので、ほぼ10400一択です。11400のほうが性能はいいですが、リテールクーラーを使うならPL1(65W)の制限内でしか使えず、もったいないかなと。

GPU:GTX 1650

この構成の中で一番の話題となる部分です。

1650は一年前ならば1万円台で購入できましたが、いまや2万円台後半~3万円台です。

このぐらいの値段で組みたいと考えてる人にとってこの値段の変化は相当大きいです。

あとで総評で見ますが、一年前に組めていればBTO価格を余裕で下回ります。

もはやだれを憎めばいいのかわからない(暗黒面)

マザーボード:ASUS ROG STRIX B550-I GAMING

これは商品ページに明記されていたのでそのまま採用しました。

Mini-ITXとしてはよいものを使っていると思うので、将来的にGPUやCPUの換装を考えての購入もよいと思います。

CPUクーラー:Ryzenリテールクーラー

クーラーについては表記がありませんでしたが、基本的にこうしたBTOの場合にはリテールクーラーを使用していることが多いですし、3600であればそれで必要十分だと思われるので、自作でもそのまま使用する想定で行きます。

メモリ:crucial CT2K8G4DFRA266 (2666MHz 8GB×2)

これも商品ページには規格しか表記がなかったので、いつものようにネイティブメモリを選択。

ストレージ:Western Digital WD Blue SN550(500GB)

ストレージもM.2の500GBとしか書いてなかったので、安定のSN550を選択。

電源:Antec NeoECO Gold NE550G

いま80PLUSでシルバーの認証はぱっと思いつかず、調べてもあまり適当な価格のものが出てこなかったので、安定のネコ電源。

価格的には玄人志向の650Wと悩みましたが、悩んだら電源はいいほうを買うという鉄則通り、こちらを選びました。

ケース:クーラーマスター MasterCase H100

これは単純に趣味ですが、Mini-ITX用のケースはよく探せば安価なものでも結構面白いケースがあるので、個人的にはミドルレンジのものより見ていて面白いと思います。

フロント200mmファン一枚にパワーを感じる……。

総評

というわけで、総額で125,931円となりました。定価から見れば自作のほうが1000円オーバーなのですが、どうしても足を出したくなければ電源のグレードを少し下げるか、ケースを安くするか、マザーボードをもう少し安いやつにするなど、工夫すれば12万円を切るぐらいにはなると思います。

マザーボードの欄でも書きましたが、この価格帯として見た場合には製品として悪くないものを使っているので、将来的にZEN3に換装してかつGPUももっと強いものを積み、電源を積み替え、本格的なゲーミングPCとして改造することを見越すのであれば、この価格帯であれば非常に良い選択肢の一つとなる商品なのではないかと思います。

ただ、将来性を見ない場合には正直少し中途半端な部分もあるので、もっとPCでやることをミニマルに限定する場合には、APUなどを使用した10万円切りぐらいのBTO製品を狙った方がコスパとしてはいいと思います。

Mini-ITXなので、拡張性はあまりありませんし、ケースもはっきり言えば無難なものなので、見て楽しいPCではありません。

その点を考えるのであれば、自作して上記のようにケースなどで自分の趣味を出すか、あるいはマザーボードを同価格帯のATXで構成して拡張性込みで将来性を持たせるか、などした方がいいかもしれません。

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R20マルチコア

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R20シングルコア


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