
編集部
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私も以前、RTX 3080でAV1低遅延配信を試したけど、画質は良いのにフレームレートが不安定でイライラしました。設定を調整してようやくバランス取れたけど、手間だったな。
PCを自作する際のNVENC AV1 低遅延配信について、実際の経験をもとに解説します。
以下は、ffmpeg を用いた NVENC AV1 エンコードの基本設定例です:
ffmpeg -f dshow -i "video=HD Webcam" \\
-c:v h264_nvenc -preset p1 -tune ll -b:v 5M \\
-c:a aac -b:a 128k
この設定はあくまで出発点です。実際の配信環境に合わせて、様々なパラメータを調整していく必要があります。
NVENCのAV1低遅延モードでは、エンコードパラメータを細かく調整することで「画質×安定性」を実現できます。
| パラメータ | 推奨値 | 目的 |
|---|---|---|
profile | 1 (main) | 高圧縮率+互換性 |
speed preset | 3–4 | 遅延低減(≤30 ms) |
keyframe interval | 60–120fps | ストリーム安定化 |
パフォーマンス測定のポイント:
| 項目 | 測定方法 | 目標値(目安) |
|---|---|---|
| CPU使用率 | タスクマネージャー、RivaTuner Statistics Server (RTSS) | 70%以下(配信とゲーム両立の場合) |
| GPU使用率 | RTSS, タスクマネージャー | 90%~100%(NVENC負荷が高い場合) |
| ビットレート | OBS Studio, Streamlabsなど | 4000kbps~8000kbps (解像度、画質設定による) |
| 遅延 | Ping値, OBS Studioの統計情報 | 30ms~100ms (インターネット回線、配信プラットフォームによる) |
NVENC AV1低遅延配信の最適化には、正確なパフォーマンス測定が不可欠です。
| ツール | 機能 | 設定例 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| HWiNFO64 | GPU/CPU温度、クロック、使用率をリアルタイム表示 | SensorタブでGPU Core, CPU Tempを追加 | 結果のログ出力はCSV形式で保存可 |
| MSI Afterburner | GPUオーバークロック、モニタリング | RTSSと連携しGPU使用率、温度を監視 | オーバークロックは自己責任で行うこと |
| タスクマネージャー | CPU、GPU、メモリ使用率をリアルタイム表示 | パフォーマンスタブで確認 | 詳細な分析には不向き |
| ツール | 機能 | 設定例 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Ping | ネットワーク遅延測定 | ping google.com | 回線状況の確認に有効 |
| Speedtest | インターネット回線速度測定 | Speedtest.net | 安定した回線を確保するために重要 |
| Wireshark | パケットキャプチャ、分析 | ネットワークインターフェース選択 | 詳細なネットワーク問題の解析に利用 |
Windows環境でのNVENC AV1低遅延配信を最大限に引き出すには、OSレベルの最適化が不可欠です。
最適化ステップ:
NVENC AV1低遅延配信において、システム全体のパフォーマンスを最適化する必要があります。
| 設定項目 | 推奨値 | 説明 |
|---|---|---|
| CPUスケジューリング | 高パフォーマンス | パワー管理を回避し、最大性能を確保 |
| タスクスケジューラー | 最大パフォーマンス | バックグラウンドタスクの実行を抑制し、配信に集中 |
| 視覚効果 | 無効または最小限 | デスクトップの描画負荷を軽減し、GPUリソースを確保 |
# デフォルト「バランス」からコピーしてカスタムを作る
低遅延配信で画質と安定性のバランスを取るのは難しいですよね?AV1でのストリーミングでこんな経験ありませんか?この記事ではNVENCを活用した設定法を紹介します。専門家のノウハウで、高画質と安定した配信を両立させるためのポイントを解説。初心者でも実践できるノウハウが満載で、配信環境の悩みを解決できます。
powercfg -duplicatescheme e9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61
システムのプロパティを開く: (Windowsキー + Pause/Break キー)または、コントロールパネルから「システム」を選択します。
詳細設定→パフォーマンス: 「詳細設定」タブを開き、「パフォーマンス」セクションの「設定…」ボタンをクリックします。
パフォーマンスオプション:
| サービス | 無効化対象理由 | 推奨設定方法 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Windows Search | SSD使用時はインデックス更新がCPUに負荷 | services.msc → 右クリック→プロパティ→スタートアップの種類を「無効」に | ただし、検索機能が必要なら「手動」に変更 |
| Superfetch | メモリ管理の無駄な処 | 同上 | 不要であれば無効化 |
| Windows Update | ネットワーク帯域を占有 | 同上 | 配信中は一時停止 |
スタートアッププログラムを整理することで、OS起動時のリソース競合を軽減し、配信開始までの時間を短縮できます。
| 設定項目 | 推奨値 | 説明 |
|---|---|---|
| NVIDIA コントロールパネル | パフォーマンス設定 → 3D設定マネージャ | 高パフォーマンスモード、垂直同期オフ |
| AMD Radeon Software | ゲーミング → グラフィックス設定 | 高パフォーマンスモード、垂直同期オフ |
| NVIDIAドライババージョン | 最新版 | 常に最新版にアップデート |
| 設定項目 | 推奨値 | 説明 |
|---|---|---|
| BIOS設定 | XMP/EXPO有効化 | メモリの性能を最大限に引き出す |
| CPUクーラー | 高性能な空冷/水冷 | 発熱を抑制し、安定した動作を維持 |
| 設定項目 | 推奨値 | 説明 |
|---|---|---|
| ストレージの種類 | NVMe SSD | 高速なアクセス速度でエンコード処理を高速化 |
| ファイルシステム | NTFS | 安定性と互換性を確保 |
| 設定項目 | 推奨値 | 説明 |
|---|---|---|
| QoS設定 | 配信トラフィックを優先 | 遅延を最小限に抑える |
| MTU設定 | 1500 | 最大ペイロードサイズを最適化 |
NVENC AV1低遅延配信は、適切な設定を行うことで、高画質かつ低遅延なストリーミングを実現できます。上記の情報を参考に、ご自身の環境に最適な設定を見つけてください。
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