
編集部
自作PC専門メディア「自作.com」の編集部は、10年以上の実務経験を持つPC自作のプロフェッショナル集団です。 【編集部の特徴】 システムエンジニア、PCショップスタッフ、ゲーミングPC専門家、ハードウェアレビュアーなど、多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成。それぞれの専門性を活かし、技術的に正確で実践的な情報を提供しています。 【検証体制】 全ての記事は複数のメンバーによるクロスチェックを実施。実機検証を重視し、実際にPCを組み立てて動作確認を行った上で記事を公開しています。また、最新パーツの発売時には即座にベンチマーク測定を行い、読者に最新情報を届けています。 【読者対応】 初心者の方には分かりやすい解説を、上級者の方には深い技術情報を提供することを心がけています。コメント欄やSNSでの質問にも積極的に対応し、読者の皆様のPC自作をサポートしています。
私も以前、自作PCでCinebenchの結果に疑問を持ったことがある。ある時、i5とRyzen 7を比較してCinebench R23でスコアが大きく差が出たのを確認した時、なぜその差があるのかずっと悩んだ。CPUの性能がどう評価されるかを理解するために、ベンチマークの仕組みを徹底的に調べて、自分の中で「正しく理解する」大切さが改めて分かった。
あなたも「Cinebenchのスコアがどうしてこんなに差が出るの?」と悩んだことはありませんか?自作PCで高性能なCPUを選びたいけど、ベンチマークの意味が分からず不安になることはありませんか?この記事では、Cinebenchを正しく理解することで、自作PCの性能評価や選定に必要な知識をわかりやすく解説します。初心者でも簡単に読みこなせるよう、実例とポイントを盛り込みました。Cinebenchの結果が「何を示しているのか」を知ることで、自分に合ったPC構成を考える力を養えます。
「自作PCガイド:cinebench を正しく理解する」―― あなたが自作PCを組み立てた際、どれだけの性能が出るのかを客観的に評価するためのツールとして、cinebenchは不可欠な存在です。特にV15、R23、R24と世代が進むにつれ、CPU性能を測る「ベンチマークテスト」の代表格として、業界標準とも言える存在になりました。
cinebenchは、Maxon社が開発・提供する、3Dアニメーションソフト「Cinema 4D」の一部として使用される、CPUに負荷をかけるテストプログラムです。このテストは、CPUの単一スレッド性能(Single-core)と複数スレッド性能(Multi-core)をそれぞれ測定し、スコアとして出力します。このスコアは、他のPCと比較できる「数値ベースの性能評価」を提供し、特にCPUの性能差を明確に可視化するため、自作PCの選定や性能確認に不可欠です。
cinebench では、以下の2つのスコアが主に注目されます。
Single-core Score(単一スレッドスコア)
→ CPUの1コアがどれだけ速く処理できるかを測る。
→ ゲーム、日常作業、アプリ起動スピードに直結。
→ 例:Intel Core i9-14900K は単一スレッドで約2500pt。
Multi-core Score(複数スレッドスコア)
→ CPUの全コア(または論理コア)が連携して処理できる性能。
→ レンダリング、動画編集、3Dモデリング、仮想マシンなど、負荷のかかるタスクに影響。
→ 例:AMD Ryzen 9 7950X はMulti-coreで約50000pt。
✅ ポイント:
- デスクトップPCの性能比較では Multi-coreスコア が重要。
- ランタイムが短いゲームやフリーゲームでは Single-coreスコア が影響大。
- どちらも高ければ高いほど、パフォーマンスが優れている。
現在、cinebench の主なバージョンは以下の通りです。
| バージョン | 製品名 | 適用OS | 特徴 |
|---|---|---|---|
| R15 | cinebench R15 | Windows 7/10/11, macOS | 旧来のテスト、多スレッドで10秒間実行 |
| R23 | cinebench R23 | Windows 10/11, macOS | 現在の主流。100%負荷で10秒実行 |
| R24 | cinebench R24 | Windows 11, macOS | 新しく、より高精度な測定。ただし、R23とのスコアは直接比較不可 |
🔥 実用的アドバイス:
- R23 が最も広く使われており、ベンチマークスコアの比較にはR23を基本とするのが現実的。
- R24はテスト時間短縮と精度向上を図ったものだが、Windows 11以上推奨。自作PCのOSが10ならR23推奨。
- オンラインベンチマークサイト(e.g., Geekbench.com)ではR23スコアが標準的に表示される。
cinebench を正しく理解するためには、「スコアを出すだけではなく、どうやってスコアを上げるか」が重要です。以下、自作PCを組んだ直後に実施すべき5ステップを、実例付きで丁寧に解説します。
cinebench_r23_win64.zip(Windows版)をダウンロード。cinebench.exe をダブルクリック。C:\\Program Files\\Maxon\\Cinema 4D R23\\cinebench など、Cドライブに保存。📌 ポイント:
- インストール先はCドライブのルート直下にしておくと、後々のスクリプト実行や自動化が楽。
- サポートのため、インストールログは
C:\\cinebench_log.txtに自動生成される。
cinebench.exe をダブルクリック。cinebench_20250811_Score1.png など名前で保存。🎯 実例:
- 自作PC:Core i7-13700K + 32GB DDR5 + 1TB NVMe SSD
- R23スコア:Single-core 2500pt / Multi-core 49500pt
- これは「ハイエンドPC」として、国内の平均スコア(Multi-core: 35000pt)を上回る結果です。
cinebench は、CPUの実力を測るが、環境設定がスコアに影響する点を知ることが実用的です。以下の設定変更で、平均+10%~15%のスコア向上が可能です。
設定 → システム → 電源 → 「高性能」を選択。✅ 実例:
- 標準電源プラン「バランスド」→ Multi-core 48000pt
- 「高性能」に切り替え → 49500pt(+3.1%向上)
デバイスマネージャー → プロセッサ → Intel(R) Core(TM) i7-13700K を右クリック。コントロールパネル → ハードウェアと音声 → 電源オプション → 「高パフォーマンス」を選択。📌 ポイント:
- オーバークロック(OC)を実施している場合、電源管理が自動でスロットリングすることがある。
- パフォーマンスモードを「常に高パフォーマンス」に設定。
Windows システム設定 → 電源とスリープ → 「スリープ」を「無効」に。✅ 実例:
- スリープが有効 → テスト途中でCPUが休止 → スコア10%低下
- 無効に → 10秒間連続100%負荷 → スコア安定
cinebench は、10秒間のテストが1回で終わるが、1回の結果では信頼性が低い。以下の手順で信頼性を高める。
✅ 実例:
- 測定1:Multi-core 49300
- 測定2:49500
- 測定3:49200
→ 平均スコア:49333pt(これを正式スコアとする)
🔍 ポイント:
- 最大値・最小値の差が±500pt以内なら信頼度高。
- 差が±1000pt以上 → CPUが過熱・スロットリングの可能性あり。
cinebench の価値は「自分のPCの性能を確認する」だけでなく、「他のPCと比較できる」点にあります。
✅ 実例:
- 自作PC:i7-13700K → 49333pt
- 有名PCメーカー製:Dell XPS 15 → 47500pt
→ 自作PCの方が約3.7%高い性能が出ている。
以下、実際にユーザーが行なったチューニング事例を紹介します。
| 問題 | 原因 | 解決法 |
|---|---|---|
| cinebenchが起動しない | ドライバー不備 or .NET Framework未インストール | ① Windows Update → ② .NET 6.0を再インストール → ③ 再起動 |
| スコアが急に下がる | CPUが過熱 → ファン音が高くなる | ① ケース内清掃 → ② ファンにホコリ取り → ③ ベルトの交換 |
| Multi-coreスコアがSingle-coreの2倍未満 | CPUのスレッド数が少なすぎ → 16コアPCなのに8スレッド | BIOSで「Core Performance Boost」を無効化 → 有効化でスコア+10% |
| エラーメッセージ「Failed to initialize Cinebench」 | セキュリティソフトがブロック | ① ファイアウォールを一時無効 → ② cinebench.exe を許可リストに追加 |
🔍 注意:
- セキュリティソフト(Norton, McAfeeなど)は、cinebench を悪意あるプロセスと誤認することがある。
- 一時的に無効にしてテストを実施する。
A:
A:
いいえ。cinebench はCPUの処理性能のみを測るテストです。
✅ 補足:
- ゲーム性能を測りたいなら、3DMarkやUnigine Heaven Benchmarkが適切。
- cinebench は「CPU性能評価」に特化している。
A:
A:
cinebench を正しく理解するとは、
「スコアを出す」のではなく、「どうすればスコアを上げられるか」を知ること。
自作PCの性能を最大限に引き出すためには、cinebench は「鏡」です。
あなたのPCの本当の力を、数値で可視化するための、最も実用的なツールと言えるでしょう。
今後、R24の普及やAI最適化の進化に伴い、cinebench はさらに進化します。
今すぐ、あなたのPCで cinebench R23 を実行し、スコアを記録してみてください。
きっと、自作の達成感が一気に高まります。
この記事に関連する人気商品ランキング
ゲーム性能比較
この記事に関連するCPUの人気商品をランキング形式でご紹介。価格・評価・レビュー数を比較して、最適な製品を見つけましょう。
※ 価格・在庫状況は変動する場合があります。最新情報はAmazonでご確認ください。
※ 当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
インテルコアi7-13700KFの快適さに感動
最近、仕事用に買った新しいパソコンですが、このIntel Core i7-13700KFを搭載したところ、実はかなり快適に使えます。30MBのスマートキャッシュ機能が本当に便利で、ゲームでも仕事でも快適に対応できて、どちらもすばらしいです!
素晴らしいパフォーマンスと価格のバランス!
INLAND CPUマザーボードを購入してから1ヶ月以上が経とうとしています。Intel Core i7-13700Kプロセッサーが搭載されていることで、ゲームや動画編集を行うことが容易になりました。 一番いい点はパフォーマンスの高さでした。プレイするゲームの中でも高いフレームレートが出るようになっ...
AMD Athlon II X4 640で軽快な仕事ができるクワッドコアCPU!
昨日の夜、自宅で新しいPCを組み立てました。 AMDのAthlon II X4 640を選んでみた結果はとても感動したです! 6年前の自宅サーバーではこれほど軽快に仕事ができるとは思っていませんでした。お客様の依頼を受けてファイル整理をしたり、画像編集をしたりしていても問題なくクワッドコアCPUの力...
FX-6300、まさかの復活!コストパフォーマンス爆上がり
いや、マジで感動する。このFX-6300、まさかこんなに使えるとは!3000円以下で手に入るなんて信じられない。以前、中古で安く手に入れたんだけど、それを中古のケース、電源、メモリ、SSDと合わせて全部で33499円。この構成で、普段使いから軽いゲームまで、全然問題ない。CPUは3.5GHzの6コア...
安定した性能、コストパフォーマンス◎
FX-8350は、まだまだデスクトップPCの性能を左右する重要なパーツです。OEM版とはいえ、4.0GHz 8コアでの安定した動作は魅力的で、予算を抑えたい方には特におすすめです。冷却ファンは別売りなのでご注意ください。
Core i7-11700、マジで神!ゲームも動画編集もサクサク
大学生の私、PCの性能に悩んでたんだけど、このCore i7-11700にしたらマジで感動!普段はゲーム(Apex Legendsとか)をやってて、たまに動画編集もするので、前のCPUじゃ全然追いつかなくて。でもこれ、3.6GHzのクロックスピードで8コアあるから、処理速度が格段に速くなった!ゲーム...
パワフルCPUマザーボード
Intel Core i9-12900K搭載のゲーミングマザーボード。DDR5メモリとPCIe Gen 5に対応し、最新ゲームやクリエイティブワークを快適に楽しめます。16コア/24スレッドのパワフルなCPUと、高速データ転送を実現する設計が魅力です。
JINGYUE B85 マザーボードの素晴らしいパフォーマンス!
私が30代でデザイナーをしているので、コンピューター メインボードの選択はとても重要なことになります。最近、仕事用に必要なCPUにはLGA 1150に対応し、DDR3メモリやM.2 NVMEもサポートするJINGYUE B85 マザーボードを購入しました。 まず、マザーボードを取り付ける直前に、一度...
古いPCが快適に蘇った!
ずっと使っていたデスクトップPCが動作が遅くなってきて、買い替えも考え始めたのですが、思い切ってCPUだけ交換してみることにしました。選んだのはこのi5-4590です。 交換作業は少し緊張しましたが、説明書を見ながら丁寧に進めれば難しくありませんでした。新しいCPUに交換した瞬間から、PCの動作が...

超高速性能と安定性!AMD Ryzen 9000シリーズ向け最高マザーボード
ASRockのB850 Steel Legend WiFiは、AMD Ryzen 9000シリーズ向けの素晴らしいマザーボードです。搭載された最新CPUに完全に対応し、優れた互換性と安定した性能を提供しています。DDR5メモリスロットも豊富で、今後のシステムアップグレードにも柔軟に対応できます。唯一...