自作PCの始め方【2026年完全ガイド】初心者向け
🎯 この記事で分かること: 自作PCを始めたい初心者向けに、必要なパーツ、組み立て手順、予算別おすすめ構成を詳しく解説します。55,782パーツ対応の無料見積もりツールで、失敗しない構成を作りましょう。
はじめに:自作PCは初心者でも始められる
「自作PCって難しそう」「知識がないと無理でしょ」そんな風に思っていませんか?
実は、2026年の現在、自作PCは初心者でも十分に挑戦できる趣味になっています。適切な情報とツールがあれば、誰でも自分だけのPCを作ることができます。
この記事では、自作PCを始めたい初心者の方に向けて、必要なパーツから組み立て手順まで、すべてを網羅的に解説します。
1. 自作PCとは
1-1. 自作PCの定義
自作PCとは、CPU、GPU、メモリなどのパーツを個別に選んで購入し、自分で組み立てるパソコンのことです。
完成品(BTO、メーカーPC)との違いは、すべてのパーツを自分で選べる点にあります。これにより、用途に最適な構成を作ることができ、コストパフォーマンスも高くなります。
1-2. 自作PCの歴史
自作PCは1990年代後半から2000年代初頭にかけて大きなブームを迎えました。当時はパーツの互換性問題が多く、知識が必要でした。
しかし、2026年の現在では:
- パーツの規格が標準化され、互換性問題が大幅に減少
- YouTubeなどの動画で組み立て手順が詳しく解説されている
- 自動互換性チェックツールが充実
- 初心者でも安心して始められる環境が整っています
1-3. 自作PCのメリット・デメリット(概要)
自作PCには以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
- 💰 コストパフォーマンス: 同等スペックのBTOより15-25%安い
- 🎨 カスタマイズ性: すべてのパーツを自由に選択可能
- 🔧 アップグレードの容易さ: パーツ単位で交換可能
- 📚 知識とスキルの習得: トラブル対応能力が身につく
デメリット
- ⏰ 時間がかかる: パーツ選びから組み立てまで15時間以上
- 🛡️ 保証が複雑: パーツごとに異なる保証期間
- 🔍 トラブル対応: 原因特定から修理まで自分で行う必要がある
📖 詳細はこちら: 自作PC やめとけ?本当のメリット・デメリットを徹底解説
2. 必要なパーツと選び方
2-1. 必須パーツ一覧
自作PCに必要なパーツは以下の8つです:
- CPU(プロセッサー) - PCの頭脳
- GPU(グラフィックボード) - 映像出力・ゲーム性能
- マザーボード - すべてのパーツを接続する基盤
- メモリ(RAM) - 作業領域
- ストレージ(SSD/HDD) - データ保存
- 電源(PSU) - 電力供給
- ケース - パーツを収納
- CPUクーラー - CPUの冷却
2-2. 各パーツの役割と選び方
CPU(プロセッサー)
役割:
CPU(プロセッサー)
PC全体の処理を担当する頭脳部分
選び方のポイント:
- コア数: 4コア(エントリー)〜16コア(ハイエンド)
- クロック周波数: 高いほど処理速度が速い
- TDP: 消費電力(クーラー選びの参考)
2026年のおすすめ:
- エントリー: AMD Ryzen 5 7600
- ミドル: AMD Ryzen 7 7700X
- ハイエンド: AMD Ryzen 9 7900X
GPU(グラフィックボード)
役割:
GPU(グラフィックボード)
映像出力、ゲーム・動画編集の処理
選び方のポイント:
- VRAM: 8GB(1080p)〜24GB(4K)
- TDP: 電源容量の目安
- 用途: ゲーム重視ならNVIDIA、コスパ重視ならAMD
2026年のおすすめ:
- エントリー: NVIDIA RTX 4060
- ミドル: NVIDIA RTX 4070
- ハイエンド: NVIDIA RTX 4080
マザーボード
役割:
マザーボード
すべてのパーツを接続する基盤
選び方のポイント:
- チップセット: CPUとの互換性(例: B650、X670)
- フォームファクター: ケースサイズに合わせる(ATX、mATX、ITX)
- 拡張スロット: PCIeスロット数、M.2スロット数
注意: CPUとマザーボードのソケットが一致している必要があります。
メモリ(RAM)
役割:
メモリ(RAM)
作業領域として使用
選び方のポイント:
- 規格: DDR5(2026年現在の主流)
- 容量: 16GB(エントリー)〜32GB(ミドル以上)
- 速度: DDR5-5600〜6000がコスパ良好
2026年のおすすめ:
- エントリー: DDR5-5600 16GB(2枚組)
- ミドル以上: DDR5-6000 32GB(2枚組)
ストレージ(SSD/HDD)
役割:
ストレージ(SSD)
OS、アプリ、データの保存
選び方のポイント:
- NVMe SSD: 高速(OS・アプリ用)
- SATA SSD: 中速(データ用)
- HDD: 低速だが大容量(バックアップ用)
2026年のおすすめ:
- メイン: NVMe SSD 1TB(PCIe 4.0)
- サブ: SATA SSD 2TB(データ用)
電源(PSU)
役割:
電源(PSU)
すべてのパーツに電力を供給
選び方のポイント:
- 容量: GPU + CPUのTDP + 100W程度の余裕
- 80Plus認証: Bronze(基本)〜Platinum(高効率)
- モジュラー: 配線の整理がしやすい
2026年のおすすめ:
- エントリー: 550W 80Plus Bronze
- ミドル: 650W 80Plus Gold
- ハイエンド: 850W 80Plus Gold
ケース
役割:
PCケース
パーツを収納し、冷却をサポート
選び方のポイント:
- サイズ: マザーボードのフォームファクターに合わせる
- 冷却性能: ファン取り付け数、空気の流れ
- 拡張性: 将来のアップグレードを考慮
CPUクーラー
役割:
CPUクーラー
CPUの冷却
選び方のポイント:
- 空冷: コスパ良好、メンテナンス簡単
- 水冷: 高性能、見た目が良い
2026年のおすすめ:
- エントリー: 空冷クーラー(¥3,000-5,000)
- ミドル以上: 空冷または240mm水冷
2-3. パーツ選びのコツ
用途別の優先順位:
| 用途 | 優先パーツ | 予算配分 |
|---|
| ゲーム | GPU > CPU > メモリ | GPU: 40%, CPU: 25%, その他: 35% |
| 動画編集 | CPU > GPU > メモリ | CPU: 35%, GPU: 30%, その他: 35% |
| オフィス作業 | CPU > ストレージ > メモリ | CPU: 30%, その他: 70% |
予算配分の目安:
- CPU: 20-30%
- GPU: 30-40%(ゲーム用途の場合)
- マザーボード: 10-15%
- メモリ: 8-12%
- ストレージ: 8-12%
- 電源: 8-10%
- ケース: 5-8%
- CPUクーラー: 3-5%
🔧 重要: パーツの互換性は自動チェックツールで確認しましょう。当サイトのPCビルダーでは、55,782パーツから選択でき、自動で互換性をチェックします。
3. 予算別おすすめ構成
3-1. 5万円台(エントリー)
用途: オフィス作業、Web閲覧、動画視聴
構成例:
- CPU: AMD Ryzen 5 5600G(APU、GPU内蔵)
- マザーボード: B550M
- メモリ: DDR4-3200 16GB
- ストレージ: NVMe SSD 500GB
- 電源: 450W 80Plus Bronze
- ケース: ミドルタワー
- CPUクーラー: 付属品
合計: 約¥55,000
💡 ポイント: APU(CPU内蔵GPU)を使用することで、GPUを別途購入する必要がありません。
3-2. 10万円台(ミドル)
用途: ゲーム(1080p)、動画編集(軽め)
構成例:
- CPU: AMD Ryzen 5 7600
- GPU: NVIDIA RTX 4060
- マザーボード: B650M
- メモリ: DDR5-5600 16GB
- ストレージ: NVMe SSD 1TB
- 電源: 550W 80Plus Gold
- ケース: ミドルタワー
- CPUクーラー: 空冷クーラー
合計: 約¥105,000
💡 ポイント: 1080pゲームなら60fps以上で快適にプレイできます。
3-3. 15万円台(ハイミドル)
用途: ゲーム(1440p)、動画編集
構成例:
- CPU: AMD Ryzen 7 7700X
- GPU: NVIDIA RTX 4070
- マザーボード: B650
- メモリ: DDR5-6000 32GB
- ストレージ: NVMe SSD 1TB + SATA SSD 1TB
- 電源: 650W 80Plus Gold
- ケース: ミドルタワー
- CPUクーラー: 240mm水冷
合計: 約¥155,000
💡 ポイント: 1440pゲームなら高設定で60fps以上、動画編集も快適です。
3-4. 20万円台(ハイエンド)
用途: ゲーム(4K)、本格的な動画編集
構成例:
- CPU: AMD Ryzen 9 7900X
- GPU: NVIDIA RTX 4080
- マザーボード: X670
- メモリ: DDR5-6000 32GB
- ストレージ: NVMe SSD 2TB(PCIe 4.0)
- 電源: 850W 80Plus Gold
- ケース: フルタワー
- CPUクーラー: 360mm水冷
合計: 約¥205,000
⚠️ 注意: 上記の価格は2026年1月時点の参考価格です。パーツ価格は変動するため、実際の購入時には最新の価格を確認してください。
💡 ポイント: 4Kゲームなら高設定で60fps以上、プロレベルの動画編集も可能です。
🔧 実際の構成を作る: PCビルダーで見積もりを作成 - 55,782パーツから選択、自動互換性チェック付き
4. 組み立て手順
4-1. 準備
必要な工具:
- プラスドライバー(#2)
- 結束バンド(配線整理用)
- CPUグリス(CPUクーラー取り付け用)
- 静電気防止手袋(推奨)
作業スペース:
- 広めのテーブル(1m × 1m以上)
- 十分な照明
- 静電気対策マット(推奨)
注意事項:
- 作業前に静電気を除去(金属に触れる)
- パーツは静電気防止袋から取り出す直前まで保管
- 説明書を必ず読む
4-2. 組み立ての流れ
ステップ1: CPUの取り付け
CPU取り付け手順
- マザーボードのCPUソケットのレバーを上げる
- CPUの向きを確認(三角形マークを合わせる)
- CPUをソケットに置く(押し込まない)
- レバーを下げて固定
⚠️ 注意: CPUのピンは非常に繊細です。無理に押し込まないでください。
ステップ2: CPUクーラーの取り付け
- CPUにグリスを塗る(米粒大)
- CPUクーラーをCPUの上に置く
- 対角線の順でネジを締める(均等に)
- ファンの電源ケーブルをマザーボードに接続
ステップ3: メモリの取り付け
メモリ取り付け手順
- メモリスロットのレバーを開く
- メモリの切り欠きを確認
- メモリをスロットに挿入(両端を均等に押す)
- 「カチッ」と音がするまで押し込む
💡 ポイント: 2枚組のメモリは、通常1番目と3番目のスロット(または2番目と4番目)に挿入します。
ステップ4: マザーボードをケースに固定
- ケースのI/Oパネルを取り付ける
- スタンドオフ(スペーサー)をケースに取り付ける
- マザーボードをケースに入れる
- マザーボードをスタンドオフに合わせて固定
ステップ5: ストレージの取り付け
- M.2スロットの位置を確認
- M.2 SSDをスロットに挿入
- ネジで固定
ステップ6: GPUの取り付け
GPU取り付け手順
- PCIeスロットのレバーを開く
- GPUをスロットに挿入
- 「カチッ」と音がするまで押し込む
- ケースに固定(ネジで)
ステップ7: 電源の取り付け
- 電源をケースの電源マウントに固定
- マザーボードに24ピン電源ケーブルを接続
- CPUに8ピン(または4+4ピン)電源ケーブルを接続
- GPUにPCIe電源ケーブルを接続(必要に応じて)
- ストレージにSATA電源ケーブルを接続(SATA SSDの場合)
ステップ8: 配線
配線整理
- 前面パネルケーブル: 電源ボタン、リセットボタン、LED
- ファンケーブル: ケースファン、CPUクーラーファン
- USBケーブル: 前面USBポート
- オーディオケーブル: 前面オーディオジャック
💡 ポイント: 配線は結束バンドで整理すると見た目が良く、冷却効率も向上します。
4-3. 初回起動と設定
BIOS設定
- PCを起動し、BIOSに入る(通常はF2またはDeleteキー)
- メモリのXMPプロファイルを有効化(高速化)
- ブート順序を設定(OSインストール用USBを優先)
- 設定を保存して再起動
OSインストール
- Windows 11のインストールUSBを作成
- USBから起動
- インストール手順に従う
- ライセンス認証
ドライバーインストール
- マザーボードのドライバー(公式サイトから)
- GPUドライバー(NVIDIA/AMD公式サイトから)
- その他のデバイスドライバー
4-4. よくある失敗と対処法
起動しない場合
-
電源が入らない
- 電源ケーブルの接続確認
- 電源ユニットのスイッチ確認
- 前面パネルケーブルの接続確認
-
起動するが画面が表示されない
- GPUの電源ケーブル確認
- モニターケーブルの接続確認
- メモリの取り付け確認
-
エラーコードが表示される
- マザーボードのLEDインジケーターを確認
- エラーコードをメーカーサイトで検索
- 各パーツを1つずつ外して原因を特定
📖 詳細はこちら: 自作PC やめとけ?本当のメリット・デメリットを徹底解説 - FAQ
5. 初心者が知っておくべきこと
5-1. 互換性チェック
自作PCで最も重要なのはパーツの互換性です。
確認すべき互換性:
- CPUとマザーボードのソケット(例: AM5、LGA1700)
- メモリの規格(DDR4/DDR5)
- ケースとマザーボードのサイズ(ATX、mATX、ITX)
- 電源容量とGPU/CPUのTDP
- ケースとCPUクーラーの高さ
🔧 自動チェック: 当サイトのPCビルダーでは、パーツを選択すると自動で互換性をチェックします。ミスマッチの心配はありません。
5-2. 保証について
各パーツには個別に保証が付いています:
- CPU: 通常3年
- GPU: 通常3年
- マザーボード: 通常3年
- メモリ: 通常3-5年
- ストレージ: 通常3-5年
- 電源: 通常3-10年
注意: 組み立てミスによる故障は保証対象外です。説明書をよく読んで、正しく組み立てましょう。
5-3. サポートリソース
YouTube動画:
コミュニティ:
- Reddit r/buildapc
- 2ちゃんねる自作PC板
- Discordサーバー
メーカーサポート:
- 各パーツメーカーのサポート窓口
- 初期不良時の交換対応
6. 次のステップ
6-1. ビルダーツールで見積もりを作る
🎯 今すぐ始める: PCビルダーで見積もりを作成
- 55,782パーツから選択可能
- 自動互換性チェック
- リアルタイム価格表示
- 構成をSNSで共有可能
6-2. 関連記事
まとめ
自作PCは、2026年の現在、初心者でも十分に挑戦できる趣味になっています。
重要なポイント:
- ✅ 適切な情報とツールがあれば誰でも始められる
- ✅ パーツの互換性は自動チェックツールで確認できる
- ✅ 予算に合わせた構成を選べる
- ✅ 自分だけのPCを作る楽しさがある
まずはPCビルダーで見積もりを作成し、自分に最適な構成を見つけてみましょう。
自作PCの世界へ、ようこそ!