冷却
中級

アクティブクーラー(アクティブクーラー)

ファン内蔵能動冷却。Raspberry Pi 5 Active Cooler・Noctua NH-D15 chromax.black・be quiet! Dark Rock Pro 5・Arctic Liquid Freezer III 360・DeepCool LS720 SEが代表で、ファン回転で強制対流、静音+高TDP両立。

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2026/4/25 更新
関連タグ
Pi 5 Active Cooler
NH-D15
Arctic Liquid
DeepCool

概要

アクティブクーラーは、ファンを内蔵した能動冷却装置である。ファン回転により強制対流を起こし、CPUやGPUの熱を効率的に除去する。静音設計と高TDP対応を両立させることで、デスクトップPCやサーバー、Raspberry Pi 5 などの小型ボードにまで広がっている。

主な特徴・仕組み

  • ファンは 1200 rpm 〜 1800 rpm で回転し、熱対流を最大化。
  • 低ノイズ設計により 45 dB A 以内で動作。
  • 12 V 3.5 A 供給で 250 W 以上のTDPを冷却。
  • 360 mm ラジエーターを採用したモデルは 3 × 120 mm ファンで 1.5 kW の熱を排出。
  • 3.5 mm 端子で簡易接続。
  • 低温設計により 0 °C 以上の環境でも安定。

スペック/製品比較表

製品名ラジエーター径ファンサイズファン回転TDP対応供給電圧ノイズレベル
Raspberry Pi 5 Active Cooler70 mm40 mm1200 rpm15 W5 V35 dB A
Noctua NH‑D15 chromax.black150 mm140 mm1800 rpm250 W12 V45 dB A
be quiet! Dark Rock Pro 5140 mm140 mm1500 rpm250 W12 V40 dB A
Arctic Liquid Freezer III 360360 mm120 mm1800 rpm350 W12 V38 dB A
DeepCool LS720 SE240 mm120 mm1500 rpm300 W12 V42 dB A

具体例・対応製品

  • Raspberry Pi 5 Active Cooler:Pi 5 の 15 W を 40 mm ファンで冷却。
  • Noctua NH‑D15 chromax.black:Intel Core i9‑13900K など 250 W のCPUに最適。
  • be quiet! Dark Rock Pro 5:AMD Ryzen 9 7950X など 250 W 以上のCPUに対応。
  • Arctic Liquid Freezer III 360:RTX 4090 など 350 W のGPUを 360 mm ラジエーターで冷却。
  • DeepCool LS720 SE:RTX 4080 など 300 W のGPUに 240 mm ラジエーターで対処。

自作PCでの選び方・注意点

  • ① 対応TDPを確認し、余裕を持ったモデルを選ぶ。
  • ② ファンサイズがケースに収まるか確認。
  • ③ 供給電圧と電流がマザーボードに合致するか。
  • ④ ノイズレベルが許容範囲内か。
  • ⑤ ラジエーター径が冷却効率を左右する。
  • ⑥ 3.5 mm 端子の有無で接続性が変わる。
  • ⑦ ケースのエアフロー設計と合わせる。
  • ⑧ 低温設計が必要な場合は 0 °C 以上の環境を想定。
  • ⑨ 2025年にリリース予定の次世代モデルは 400 mm ラジエーターを採用。
  • ⑩ 予算に応じて Noctua と be quiet! のバランスを検討。

関連用語との違い

  • パッシブクーラー:ファンを持たず、自然対流のみで冷却。
  • 液体冷却:水冷システムで熱を液体に移動。
  • アクティブクーラー:ファンを内蔵し、強制対流で熱を排出。
  • ハイブリッドクーラー:パッシブ+アクティブを組み合わせる。

よくある質問

Q1. アクティブクーラーはノイズが大きいですか?
A1. ほとんどのモデルは 45 dB A 以下で、静音設計が施されているため、デスクトップ環境でも問題ない。

Q2. 低温環境での使用は可能ですか?
A2. 0 °C 以上の環境で安定動作する設計が多く、サーバールームや冷蔵庫内での利用も検討できる。

Q3. 2026年に登場する最新モデルはどのような特徴ですか?
A3. 400 mm ラジエーターと 3 × 140 mm ファンを採用し、350 W 以上のTDPを 30 dB A で冷却するモデルが予定されている。

まとめ

アクティブクーラーはファンを内蔵した能動冷却で、静音と高TDP対応を両立する点が魅力。Raspberry Pi 5 Active Cooler から Arctic Liquid Freezer III 360 まで、用途に合わせた幅広い製品が存在する。選択時は TDP、ファンサイズ、ノイズレベル、電源要件を確認し、ケース設計と合わせて最適なモデルを決定することが重要である。 2025年・2026年の次世代製品に注目しつつ、現在の市場で最適なアクティブクーラーを導入すれば、安定したパフォーマンスと長寿命を実現できる。

この記事について
カテゴリー冷却
難易度中級
作成日2026/4/19