ARGBヘッダー(エーアールジービーヘッダー)
Addressable RGB 3ピン5V VDG/ADDヘッダ。ASUS Aura Sync Addressable・Gigabyte RGB Fusion 2.0 Digital・MSI Mystic Light Sync・ASRock Polychrome Addressable対応、従来12V RGBと非互換、WS2812B/SK6812 IC実装で2026年マザーに最低2個搭載、LianLi Strimer/Phanteks Neon統合。
概要
ARGBヘッダーは、3ピン 5 V VDG/ADD 接続で、WS2812B/SK6812 IC を内蔵したアドレス可能 RGB コントローラです。従来の 12 V RGB と互換性がなく、ASUS Aura Sync、Gigabyte RGB Fusion 2.0 Digital、MSI Mystic Light Sync、ASRock Polychrome Addressable などのソフトウェアと連携します。2026年時点で、ほとんどの次世代マザーボードに最低 2 個搭載が標準化され、LianLi Strimer、Phanteks Neon などの統合 LED システムが増加しています。
主な特徴・仕組み
- 3 ピンで 5 V を供給し、LED 1 本あたり 0.08 W 程度の消費
- WS2812B/SK6812 IC が 24 ビットカラーを 30 fps で制御
- 1 ピンはデータ入力、1 ピンはデータ出力、1 ピンは 5 V VDG
- 12 V RGB と電圧が異なるため、専用アダプタが必要
- 5 V VDG は 2.5 A まで対応、最大 5.5 A で 4 本 LED を同時駆動
- 3.5 GHz で動作するマイクロコントローラを搭載し、低レイテンシ
- 5 V VDG は 12 V からの電圧変換を行うため、電源ユニットの 12 V から 5 V へ変換
- 5 V VDG の電流は 3 A まで拡張可能
- 5 V VDG は 24 V からの電圧変換を行うため、電源ユニットの 24 V から 5 V へ変換
- 5 V VDG は 5 V から 5 V へ変換し、LED の電圧を安定化
スペック/製品比較表
| 製品 | 対応ヘッダー | ピン数 | 電圧 | 最大電流 |
|---|---|---|---|---|
| ASUS ROG Strix Z790‑E Gaming | ARGB | 3 | 5 V | 5.5 A |
| Gigabyte Z790 AORUS Master | ARGB | 3 | 5 V | 5.5 A |
| MSI MPG Z790 Carbon WiFi | ARGB | 3 | 5 V | 5.5 A |
| ASRock Z790 Taichi | ARGB | 3 | 5 V | 5.5 A |
具体例・対応製品
- ASUS ROG Strix Z790‑E Gaming(2025年リリース)
- Gigabyte Z790 AORUS Master(2025年リリース)
- MSI MPG Z790 Carbon WiFi(2025年リリース)
- ASRock Z790 Taichi(2025年リリース)
- ASUS TUF Gaming Z790‑Plus WiFi(2025年リリース)
- LianLi Strimer RGB(2025年リリース)
- Phanteks Neon RGB(2025年リリース)
自作PCでの選び方・注意点
- マザーボードに ARGB ヘッダーが 2 個以上あるか確認
- 12 V RGB と混同しないよう、ピン配置を確認
- LED 配線は 5 V VDG から 5 V へ変換するアダプタを使用
- 電源ユニットの 12 V から 5 V への変換は 2.5 A 以上の容量を確保
- LED の総電流が 5.5 A を超えないように配線設計
- ソフトウェアは各メーカーの公式アプリを使用
- 30 fps での制御を想定し、CPU への負荷を抑える
- 5 V VDG の電圧降下は 0.1 V 未満に抑える
- 24 V から 5 V への変換は 3 A まで拡張可能
- 5 V VDG のデータ線は 30 cm 以内に収める
関連用語との違い
- 12 V RGB:3 ピン 12 V 供給、LED 1 本あたり 0.2 W 程度、色変更は全体制御
- ARGB:3 ピン 5 V VDG/ADD、個別制御、WS2812B/SK6812 IC
- SATA LED:1 ピン 5 V、単色表示、データ制御なし
- USB‑LED:USB 3.0 供給、5 V、データ制御は USB 接続
よくある質問
Q1. ARGB ヘッダーは 12 V RGB と接続できますか?
A1. 12 V RGB は 12 V 供給であり、ARGB は 5 V 供給です。直接接続はできません。専用アダプタが必要です。
Q2. 1 本の LED が 0.08 W だとすると、10 本でどれくらいの電流が必要ですか?
A2. 10 本 × 0.08 W = 0.8 W。5 V で計算すると 0.8 W ÷ 5 V = 0.16 A。
Q3. 2026年にリリース予定のマザーボードは ARGB ヘッダーを標準装備しますか?
A3. 2026年時点で、主要メーカーは ARGB ヘッダーを最低 2 個標準装備する方針です。
まとめ
ARGB ヘッダーは 3 ピン 5 V VDG/ADD 接続で、WS2812B/SK6812 IC を内蔵し、個別制御が可能です。2025年以降の次世代マザーボードは 2 個以上搭載が標準化され、LianLi Strimer、Phanteks Neon などの統合 LED システムが増えています。12 V RGB とは電圧が異なるため、専用アダプタが必要ですが、ソフトウェア連携により豊富なカスタマイズが実現します。自作PCを構築する際は、ピン配置、電流容量、配線長を確認し、安定した LED 表示を確保してください。