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Bambu Lab X1 Carbon(バンブーラボエックスワンカーボン)

BambuLabが2022年に発売した高速CoreXY方式FDM 3Dプリンター。最大500mm/sの印刷速度・マルチカラー・AIカメラ監視・全自動キャリブレーションを搭載する。

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2026/6/8 更新
関連タグ
3Dプリンター
FDM
CoreXY
Bambu Lab
マルチカラー

Bambu Lab X1 Carbon とは

Bambu Lab X1 Carbonは、中国Bambu Labが2022年7月にクラウドファンディングで登場させたFDM(熱溶解積層法)3Dプリンターのフラッグシップモデルです。KickstarterおよびIndiegogoで約600万ドルを調達し、発売前から業界に衝撃を与えました。

主要スペック

項目X1 CarbonX1(無印)
印刷速度(最大)500mm/s500mm/s
加速度20,000mm/s²20,000mm/s²
造形サイズ256×256×256mm256×256×256mm
筐体カーボンファイバー強化標準プラスチック
LiDARセンサー○○
ハードウェアAI○(高性能チップ)○
マルチカラー(AMS)最大16色(AMS×4台)最大16色
最高ノズル温度300°C300°C
最高ベッド温度120°C120°C
対応フィラメントPLA/PETG/TPU/ABS/ASA/PA/CF/PEI等PLA/PETG/TPU/ABS/ASA
本体価格(2025年)約¥159,000約¥119,000

CoreXY + リニアレール構造

X1 CarbonはCoreXY運動系統を採用し、X軸とY軸の動作を2本のベルトで同時制御します。ヘッドのみが高速移動しベッドはZ軸のみ動くため、大型造形物でも寸法精度が劣化しません。

リニアレールにカーボンファイバー素材を組み合わせることで、500mm/sという高加速時の振動を0.05mm精度以内に抑制しています。同等速度のデルタ型プリンターと比べて造形品質が安定しています。

AI監視・自動キャリブレーション

  • LiDARスキャン: 1層目印刷直後にレーザー測距でベッド平面度を0.01mm精度で自動補正
  • AIカメラ: 印刷中にスパゲッティ状失敗(filament spaghetti)をAIが検知して自動停止
  • 振動補正(Input Shaping): 加速時の共振をリアルタイム補正し、高速でもゴーストアーティファクトを抑制
  • 全自動フローキャリブレーション: フィラメント径のばらつきを自動補正

AMS(Automatic Material System)マルチカラー

AMSは最大4色のフィラメントリールを収納するユニットで、X1 Carbon本体に最大4台のAMSを接続可能(計16色)。Bambu Studio(スライサー)でオブジェクト単位/面単位の色指定が可能で、色切替時のパージを自動管理します。

ABSやASAのような吸湿しやすいフィラメントはAMS内蔵の乾燥機能(相対湿度20%以下維持)で保管できます。

Bambu Studio との連携

Bambu Studioは同社独自のスライサーソフトウェアで、PrusaSlicerをフォークして開発されています。

  • ネットワーク経由での印刷ジョブ送信
  • クラウドストレージへの3Dモデル保存
  • リモートカメラモニタリング
  • 印刷統計とフィラメント残量管理

競合との比較(2025年)

モデル速度造形サイズマルチカラー価格帯
X1 Carbon最大500mm/s256³mmAMS 16色¥159,000
Prusa MK4S最大500mm/s250×210×220mmなし¥130,000
Creality K1 Max最大600mm/s300×300×300mmオプション¥109,000
AnkerMake M5C最大500mm/s220×220×250mmなし¥69,800

よくある質問(FAQ)

Q1: PLA以外の素材は印刷できますか? A: はい。ノズル最高300°C・ベッド120°Cのため、ABS・ASA・ナイロン・TPU・カーボンファイバー配合フィラメントも対応します。ただしエンクロージャー密閉状態での運用が推奨されます。

Q2: AMS無しで購入できますか? A: はい。AMS Comboなしの単体モデル(¥129,000程度)も販売されており、後からAMSを追加購入・増設できます。

Q3: PrusaSlicerや他社スライサーは使えますか? A: PrusaSlicerおよびOrcaSlicerに対応プロファイルが存在します。ただし一部AI補正機能はBambu Studio経由でのみ動作します。

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カテゴリー周辺機器
難易度中級
作成日2026/6/8