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初級

AnkerMake M5C(アンカーメイクエムファイブシー)

Ankerが2023年に発売したエントリー向け高速FDM 3Dプリンター。最大500mm/s印刷・自動ベッドレベリング・スマートフォン連携を搭載し、初心者でも扱いやすいシンプル設計。

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2026/6/8 更新
関連タグ
3Dプリンター
FDM
Anker
エントリー向け
高速印刷

AnkerMake M5C とは

AnkerMake M5Cは、モバイルバッテリーや充電器で有名なAnkerが展開する3Dプリンターブランド「AnkerMake」の廉価エントリーモデルで、2023年9月に発売されました。上位機種M5(AIカメラ・7インチタッチパネル搭載)の機能を絞って価格を¥69,800に抑え、3Dプリンター入門者をターゲットにしています。

主要スペック

項目M5CM5(上位機)
造形サイズ220×220×250mm235×235×250mm
印刷速度(最大)500mm/s500mm/s
加速度2,500mm/s²2,500mm/s²
ベッドレベリング自動25点自動25点
コントロールボタン式7インチタッチパネル
AIカメラなし○
WiFi○○
スマートフォンアプリ○(AnkerMake)○
ノズル温度最大260°C最大260°C
ベッド温度最大100°C最大100°C
価格(2025年)¥69,800〜¥79,800¥99,800〜

AnkerMakeアプリとWiFi連携

M5CはWiFiでAnkerMakeアプリ(iOS/Android)と連携します。

  • スマートフォンから印刷ジョブの開始・停止・一時停止
  • フィラメント残量の通知
  • 印刷進捗リアルタイム確認
  • 印刷履歴とフィラメント使用量の管理

AIカメラは非搭載のため遠隔映像確認機能はありませんが、別途Webカメラを接続してOctoPrint連携も可能です。

自動ベッドレベリングの仕組み

25点の自動ベッドレベリング(ABL)はプローブセンサーがベッドの微小な傾きと歪みを測定し、印刷開始時にGコードの高さを動的に補正する機能です。M5Cではタッチセンサー(非接触型)を使用しており、初回セットアップ時に約5分で完了します。

以降は毎回印刷前に自動補正が走るため、ガラスやPEIシートが多少歪んでいても1層目の定着が安定します。

対応フィラメント

最高ノズル温度260°CのM5Cは主に以下の素材に対応します。

  • PLA / PLA+: 推奨190〜220°C、最も扱いやすい
  • PETG: 推奨230〜250°C、耐熱・耐水性向上
  • TPU(軟質): 30〜60mm/s推奨、フレキシブル造形
  • ABS: ベッド温度100°C・エンクロージャー推奨(オープン機のため不安定になりやすい)

PA(ナイロン)やPC(ポリカーボネート)など高温素材は300°C以上のノズルが必要なためM5Cでは非対応です。

初心者向けセットアップのポイント

  1. 開封後の運動部品の結束バンド取り外し(忘れると動作不良)
  2. ベッドレベリング実行(初回・フィラメント交換時)
  3. フィラメント挿入: エクストルーダーのボタンを押しながらノズルから溶けた素材が出るまで送り込む
  4. スライサー設定: Cura・PrusaSlicer・OrcaSlicerのプロファイルを使用(Anker公式プロファイルをインポート推奨)
  5. 第1層速度を20〜30mm/sに落とす: 定着率が大幅に改善

よくある質問(FAQ)

Q1: M5CとBambu Lab A1 Miniはどちらが初心者向けですか? A: A1 Miniはマルチカラー対応・より洗練されたUIを持ちますが¥110,000前後。M5Cはシンプル設計で¥69,800と低価格。コスト重視ならM5C、拡張性重視ならA1 Miniが適しています。

Q2: ノズルは消耗品ですか? A: 真鍮ノズルはPLA/PETGで通常500〜1,000時間が寿命目安です。カーボン配合フィラメントを使う場合はハードニングスチールノズル(別売¥2,000前後)への交換を推奨します。

Q3: Creality Enderシリーズからの買い替えを検討しています。メリットは? A: Enderは組み立て・調整が必要ですがM5Cは組立済み出荷で即印刷可能です。速度・自動レベリングの手軽さも大幅に改善されており、時間コストを重視するなら乗り換え価値は高いです。

この記事について
カテゴリー周辺機器
難易度初級
作成日2026/6/8