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Cartridge Man Force Gauge(カートリッジマンフォースゲージ)

英 Cartridge Man が 2005 年に発売した機械式の高精度針圧計。バネ式測定機構を採用し、繰り返し精度の高さで知られる職人系アクセサリ。

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2026/5/9 更新
関連タグ
Cartridge Man
Force Gauge
Mechanical
Spring
Modern 2005
UK

概要

Cartridge Man Force Gauge は、英 Cartridge Man(Len Gregory 主宰、1980 年代創業の英ロンドン拠点工房)が 2005 年に発売した機械式の高精度針圧計です。シーソー型ではなくバネ式の測定機構を採用し、何度測っても同じ値が出る繰り返し精度の高さで Audiophile に評価されています。Len Gregory 氏は SPU や MC カートリッジの再生・チューニングを業務とする工房を運営しており、Force Gauge は彼が実務で使うために設計した職人系アクセサリとして長く支持されています。

販売価格は当時 £100 程度、現在も同価格帯で販売されており、英国およびハイエンド Audiophile 専門店経由で入手できます。

主な特徴

  • バネ式機構: シーソー型と異なり、バネに針先を押し当てて変位を読み取る方式です。
  • 高い繰り返し精度: 同じ針圧で何度測っても同じ値が出る再現性の高さで知られています。
  • 機械式: 電源不要で半永久的に動作します。
  • 5g までの測定範囲: 一般的なカートリッジから SPU 重量級まで対応します。
  • 0.05g 単位: 機械式としては高精度の 0.05g 刻みの目盛りです。
  • 職人系工房発: Cartridge Man の自社工房で組み立て・校正される少量生産品です。

仕様比較

製品方式精度価格帯
Cartridge Man Force Gauge機械式バネ0.05g£100
Shure SFG-2機械式シーソー0.5gUS$15
Ortofon DS-3機械式シーソー0.5g¥6,000
Riverstone Audioデジタル0.005gUS$25
Furutech AGT-1デジタル業務級0.001g¥40,000

バネ式 vs シーソー式の違い

シーソー式(Shure SFG-2、Ortofon DS-3)は支点とおもりのバランスで針圧を読みますが、わずかな摩擦や水平度のずれで誤差が生じやすい欠点があります。バネ式の Cartridge Man Force Gauge はバネの変位を直接読むため、設置面の水平度に多少の影響を受けにくく、繰り返し測定でも同じ値が出やすい設計になっています。デジタル式に近い感覚で使える機械式と評価されます。

使い方

  1. ターンテーブルのプラッタに Force Gauge を置く。
  2. トーンアームを下ろし、針先をゲージのバネ部に当てる。
  3. バネの変位量に応じてダイヤル目盛りが動き、針圧を示す。
  4. 推奨針圧と異なれば、トーンアームのカウンターウェイトを微調整する。
  5. 何度測定しても同じ値が出る点を活用し、再現性を確認する。

選び方・注意点

電池が不要で半永久的に使える機械式の中で、0.05g という高精度を実現している点が特徴です。デジタル式のような 0.001g 単位は出ませんが、機械式のシンプルさと信頼性を重視するユーザーに向きます。少量生産品のため、英国の代理店経由か、Cartridge Man 直販で購入するのが基本的な入手ルートです。

関連用語との違い

用語機構強み
Cartridge Man Force Gauge機械式バネ機械式での高精度・再現性
Shure SFG-2機械式シーソー入門向け・低価格
Ortofon DS-3機械式シーソーSPU 対応
Riverstone Audioデジタル民生 0.005g

よくある質問

Q1. 機械式なのにデジタル並みの精度なのですか? A. 0.05g 単位はデジタル式の 0.005g には及びませんが、機械式としては最高クラスの精度です。電池不要で長期信頼性が高い点で優位です。

Q2. 国内で購入できますか? A. 国内代理店は限定的で、ハイエンド Audiophile 専門店もしくは Cartridge Man の直接取引で入手するのが基本です。

Q3. キャリブレーションは必要ですか? A. バネ式の機械的構造は経年でわずかに劣化する可能性がありますが、デジタル式ほど頻繁な校正は必要ありません。10 年単位での確認で実用上問題ありません。

まとめ

  • 英 Cartridge Man が 2005 年に発売した機械式バネ式の針圧計。
  • シーソー式と異なり、繰り返し測定で同じ値を出す再現性の高さが特徴。
  • £100 と機械式としては高価格だが、職人系工房の少量生産品として支持される。
  • 機械式の信頼性とデジタル並みの精度を両立させたユニークな選択肢。
この記事について
カテゴリー周辺機器
難易度上級
作成日2026/5/9