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Hario V60(ハリオブイロクジュウ)

日本のガラスメーカーHarioが開発したコーヒードリッパー。60度の円錐形・螺旋リブ・大きな穴が特徴。ペーパーフィルターと組み合わせるハンドドリップで世界標準のツールとして普及。

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2026/6/6 更新
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ドリッパー
スペシャルティコーヒー

Hario V60とは

Hario V60(ハリオ ブイロクジュウ)は、日本のガラスメーカー株式会社ハリオが2004年に発売したコーヒードリッパーである。「V60」の名称は円錐の内角60度(片側30度)に由来する。発売から20年以上経つ現在も、世界のスペシャルティコーヒーシーンで最も広く使われるハンドドリップツールとして地位を確立している。

設計の特徴

60度の円錐形状

台形ドリッパー(Melitta・KONO等)と異なる完全円錐形。コーヒー粉の層が円錐状に均一に形成され、お湯が中心から外側へ均等に通過する。

螺旋状のリブ(Spiral Ribs)

内壁に刻まれた螺旋のリブ(突起)がペーパーフィルターとの間に空気の通路を作り、空気抜けを良くして抽出速度を速める。リブがないとフィルターが壁に張り付き流速が極端に遅くなる。

大穴(Single Large Hole)

底部の穴が大きく、お湯の出口に制限がない。抽出速度は主にコーヒー粉の量・挽き目・注ぎ方で制御する。台形ドリッパーの複数小穴よりも抽出のコントロール幅が広い。

サイズ展開

サイズ01(1〜2杯)、サイズ02(1〜4杯・最も普及)、サイズ03(1〜6杯)。

素材バリエーション

陶器(保温性高・重・安定した抽出)、ガラス(透明でプロセスが見える)、プラスチック(軽量・割れない・旅行向け)、銅(高級・熱伝導率高い・限定モデル)。最もポピュラーなのは白陶器02サイズ。

抽出レシピの基本

James Hoffmann式の一例:粉量15g(中挽き)、お湯250ml(93℃)、蒸らし45g注湯→45秒待機、本注ぎは残り205gを3〜4回に分けて注ぎ、総抽出時間3〜3.5分。

スペシャルティコーヒーとの関係

第三の波(Third Wave Coffee)ムーブメントと共に世界に普及。World Brewers Cup(WBrC)をはじめとする競技会でも多くのチャンピオンがV60を選択。HarioはKONO・Kalitaとともに日本のドリッパーブランドが世界市場を席巻するきっかけを作った。

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カテゴリー一般用語
難易度初級
作成日2026/6/6