概要
IOPS (Input/Output Operations Per Second) は、ストレージデバイスが1秒間に処理できる入出力操作の回数を示す性能指標です。ストレージの応答速度やパフォーマンスを評価する上で重要な指標であり、特にデータベースや仮想環境など、ランダムアクセスが多い環境でその重要性が際立ちます。
IOPSは、シーケンシャルアクセスと比較して、ランダムアクセス性能を測る指標として重要です。ストレージデバイス(HDD、SSD、NVMe SSDなど)が、小さなデータを複数個読み書きする際のパフォーマンスを反映します。IOPSの値が高いほど、ストレージデバイスのランダムアクセス性能が高いことを意味します。IOPSの測定には、ベンチマークツール(例: CrystalDiskMark, Iometer)が用いられ、ブロックサイズやアクセスパターンなどのパラメータを調整することで、様々なシナリオでのIOPSを測定できます。NVMe SSDは、AHCI HDDと比較して圧倒的に高いIOPSを実現します。これは、NVMeがPCIeバスを直接利用し、オーバーヘッドを削減できるためです。