Jackery Explorer 1000 v2(ジャクリエクスプローラーセンブイツー)
Jackery製の容量1070Whポータブル電源。リン酸鉄リチウム採用で定格AC1500W出力ながら本体重量約10.8kgと同クラス最軽量級。ChargeShield 2.0の8段階制御で安全性とバッテリー寿命を両立した2024年発売の人気ミドルクラスモデル。
Jackery Explorer 1000 v2 — 同クラス最軽量級のLiFePO4ポータブル電源
概要
Jackery Explorer 1000 v2(ジャクリ エクスプローラー1000 v2)は、ポータブル電源市場をけん引するJackery(ジャクリ)社が2024年に発売した容量1070Whのモデル。初代Explorer 1000(2020年・三元系リチウム・1002Wh)の正統後継で、バッテリーをリン酸鉄リチウム(LiFePO4)へ刷新し、安全性とサイクル寿命を大幅に高めた。
最大の特長は軽さで、容量1070Whクラスでありながら本体重量は約10.8kg。同容量帯のEcoFlow DELTA 3 Plus(12.5kg)やAnker SOLIX C1000(12.9kg)より約2kg軽く、女性でも片手で持ち運びやすい。アウトドア用途の多いユーザーから支持を集める。実売価格は本体単体で99,800〜128,000円(2026年5月現在)。
主なスペック一覧
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 容量 | 1070Wh(LiFePO4) |
| 定格AC出力 | 1500W(瞬間最大3000W) |
| サージ出力 | 3000W |
| AC満充電時間 | 約1.7時間(緊急充電65分モード) |
| ソーラー入力 | 最大400W |
| サイクル寿命 | 4000回(70%容量維持) |
| 出力ポート数 | 合計7(AC×3/USB-C×2/USB-A×2) |
| USB-C最大 | 100W PD×2 |
| 重量/寸法 | 約10.8kg / 327×224×247mm |
| 保証 | 5年(3年+延長2年) |
主な特徴・仕組み
- 同クラス最軽量級10.8kg: 1000Whクラスで突出して軽く、キャンプサイトや車への積み下ろしが容易
- ChargeShield 2.0: 8段階の可変充電アルゴリズムで充電時の発熱とセル劣化を抑え、バッテリー寿命を最大化
- 緊急充電モード: アプリ操作でAC満充電を約65分まで短縮(通常は約1.7時間で静音・低発熱を優先)
- 62dB以下の静音設計: ファン制御を最適化し、テント内や寝室でも気になりにくい動作音
- アプリ遠隔操作: Jackeryアプリ(Bluetooth/Wi-Fi)で残量確認・出力ON/OFF・充電速度切替が可能
- IP rated構造の堅牢ボディ: アウトドアでの粉塵・落下を想定した堅牢設計でキャンプ常用に向く
具体例・対応製品(給電できる家電の目安)
容量1070Whで動かせる家電と稼働時間の目安:
| 家電(消費電力) | 連続稼働の目安 |
|---|---|
| スマートフォン(18W×回) | 約56〜60回 |
| ノートPC(65W) | 約14時間 |
| LEDランタン(10W) | 約90時間 |
| 車載冷蔵庫(45W) | 約18時間 |
| 電気毛布(55W) | 約16時間 |
| ホットプレート(1300W) | 約45分 |
純正ソーラーパネルSolarSaga 100W(実売約34,800円)4枚で最大400W入力となり、晴天時に約3時間台で満充電が可能。
選び方・注意点
- 持ち運びの多い人に最適: 軽さ重視ならExplorer 1000 v2、据置き・拡張重視ならDELTA 3 Plusやデルタ系
- 充電速度は標準寄り: 通常1.7時間と高速機(56〜58分)に劣るが、その分静音・低発熱で寝室でも使いやすい
- AC口は3つ: 多数の家電を同時給電する用途ではC1000(6口)より少なめなので注意
- 航空機持ち込み不可: 1070Wh=約289Whでリチウム航空輸送上限160Whを大幅超過。飛行機には載せられない
関連用語との違い
初代Explorer 1000(三元系・1002Wh・約500サイクル)から、v2はLiFePO4化で4000サイクルへ大幅延命。上位機Explorer 2000 v2(2042Wh)、下位機Explorer 600 Plus(632Wh)と容量帯で住み分ける。EcoFlow・Ankerが充電速度を競うなか、Jackeryは軽さと静音で差別化している。
よくある質問(FAQ)
Q1: 何年使えますか? A: LiFePO4で4000サイクル(70%容量維持)。週3回フル充放電でも約25年が目安。長期保管は60〜80%充電で半年に一度継ぎ足し充電を推奨。
Q2: 充電しながら給電できますか? A: 可能。パススルー対応でAC充電中も出力できる。UPSとしての切替速度は約20msで簡易無停電電源にも使える。
Q3: キャンプで雨に濡れても大丈夫? A: 完全防水ではないため、降雨時はタープ下や車内での使用を推奨。堅牢ボディだが端子部の浸水は故障原因となる。
まとめ
- 容量1070Whクラスで本体約10.8kgの同クラス最軽量級、持ち運びやすさが随一
- LiFePO4+ChargeShield 2.0で4000サイクルの長寿命と高い安全性を両立
- 通常1.7時間/緊急65分の充電と62dB以下の静音設計で寝室・テント内でも快適
- 定格1500W・瞬間3000Wで冷蔵庫やホットプレートまで幅広く給電可能
- 実売約10万円前後、軽さと静音を重視するキャンパー・防災ユーザーに最適