マザーボード
上級

LGA4677(エルジーエーヨンロクナナナナ)

Intel Xeon Scalable 4/5世代(Sapphire Rapids/Emerald Rapids)対応ソケット。4,677ピン・TDP 300W超、DDR5-4800 8ch・PCIe 5.0 80レーン搭載でサーバー/ワークステーション専用。

0 回閲覧
0 いいね
2026/4/25 更新
関連タグ
Xeon
Sapphire Rapids
8ch DDR5
PCIe 5.0

概要

LGA4677(エルジーエーヨンロクナナナナ)は、Intel Xeon Scalable 4世代(Sapphire Rapids)および5世代(Emerald Rapids)向けに設計されたサーバー/ワークステーション専用ソケットです。ピン数は4,677ピンで、TDPは300Wを超える高性能CPUをサポートします。DDR5-4800 8チャンネルメモリとPCIe 5.0 80レーンを搭載し、データセンターやAI・機械学習ワークロードに最適化されています。2025年に登場したSapphire Rapids世代と2026年にリリース予定のEmerald Rapids世代は、さらに高クロックと低レイテンシを実現し、次世代のハイパフォーマンスコンピューティングを牽引します。

主な特徴・仕組み

  • ピン数と電源:4,677ピンにより、CPUの高電力設計を可能にし、TDP 300Wを超えるモデルでも安定動作。
  • メモリ:DDR5-4800 8チャンネルで最大512GBまで拡張可能。データ転送速度は約38.4GB/s。
  • PCIe 5.0:80レーン構成で最大5.0Gbps × 80 = 400GB/sの帯域幅。GPUクラスタリングやNVMe SSDストレージに最適。
  • 電源管理:IntelのDynamic Power Management(DPM)により、負荷に応じて電力を自動調整。
  • 熱設計:高TDPに対応するため、サーバー向け冷却ファンと熱設計が統合。
  • 互換性:Intelの最新チップセットと完全互換。
  • 拡張性:最大4個のCPUスロットを持つマザーボードも登場。
  • セキュリティ:Intel SGXとTPM 2.0を統合し、データ保護を強化。
  • ファームウェア:UEFIベースで、BIOSアップデートが簡単。
  • サポート:Intelのサーバーサポートプログラムに含まれ、24時間体制で対応。

スペック/製品比較表

製品名CPUTDPメモリPCIeレーン備考
Intel Xeon Platinum 84804.0 GHz300WDDR5-4800 8ch80レーン4世代
Intel Xeon Platinum 84904.2 GHz300WDDR5-4800 8ch80レーン4世代
Intel Xeon Gold 63283.8 GHz300WDDR5-4800 8ch80レーン4世代
Intel Xeon Platinum 84603.7 GHz300WDDR5-4800 8ch80レーン4世代
Intel Xeon Gold 63383.9 GHz300WDDR5-4800 8ch80レーン4世代

具体例・対応製品

  • Supermicro MBD-X12SCA-TF:LGA4677対応、4CPU構成、PCIe 5.0 x16×4を備えるサーバーモデル。
  • ASRock Rack EP-3C246D4T(※LGA4677ではなくLGA1200の例外を除外)
  • Intel Xeon Platinum 8480:Sapphire Rapidsの代表的CPU。
  • Intel Xeon Platinum 8490:最高クロックを誇るモデル。
  • Intel Xeon Gold 6328:コストパフォーマンス重視。
  • Intel Xeon Platinum 8460:低クロックで低消費電力。
  • Intel Xeon Gold 6338:中間階層での選択肢。
  • Supermicro MBD-X12SCA-TF:高密度構成を実現。
  • Intel Xeon Platinum 8480:8ch DDR5を最大512GBまで拡張。
  • Intel Xeon Platinum 8490:PCIe 5.0 80レーンをフル活用。

自作PCでの選び方・注意点

  • CPU選択:クロック周波数とコア数のバランスを確認。
  • メモリ容量:8ch DDR5を最大512GBまで拡張可能。
  • 冷却対策:300Wを超えるTDPに対し、サーバー向けファンや水冷を検討。
  • 電源容量:500W以上の電源ユニットを推奨。
  • マザーボード互換性:LGA4677専用のチップセットを確認。
  • PCIeスロット:80レーンをフル活用する場合、複数GPUやNVMe SSDを搭載。
  • BIOS/UEFI設定:DPMやメモリタイミングを最適化。
  • ファームウェア更新:定期的にIntelのアップデートを適用。
  • サーバー向けケース:データセンター仕様のケースを選択。
  • サポート契約:Intelのサーバーサポートプログラムに加入。

関連用語との違い

  • LGA1200:デスクトップ向けソケット。ピン数は 1200。
  • LGA3647:Xeon Scalable 1世代用ソケット。ピン数は 3647。
  • LGA4189:Xeon Scalable 3世代用ソケット。ピン数は 4189。
  • LGA4677:4世代・5世代向け。ピン数は 4677。
  • Socket LGA3647:TDP 150W程度。
  • Socket LGA4189:TDP 250W程度。
  • Socket LGA4677:TDP 300W超。
  • PCIe 4.0:帯域幅は 16GB/s × 16レーン = 256GB/s。
  • PCIe 5.0:帯域幅は 32GB/s × 16レーン = 512GB
この記事について
カテゴリーマザーボード
難易度上級
作成日2026/4/18