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M.2(エムツー)

小型で高速なストレージやWi-Fiカードなどを接続するための拡張カード規格。22mm幅の細長い形状が特徴で、主にSSD接続に使用される。

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2026/4/25 更新
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接続規格

M.2(エムドットツー)

M.2は、ノートPCやマザーボードに小型拡張カードを接続するための規格です。主にSSDの接続に使用され、従来のmSATAやmini PCIeを置き換える次世代規格として広く採用されています。

基本仕様

  • 幅: 22mm固定
  • 長さ: 30mm、42mm、60mm、80mm、110mm
  • 厚さ: 最大3.58mm
  • コネクタ: 75ピン(Key M)、67ピン(Key B)等

サイズ表記

  • 2230: 22mm × 30mm(Wi-Fiカード等)
  • 2242: 22mm × 42mm(薄型ノート用)
  • 2260: 22mm × 60mm(標準ノート用)
  • 2280: 22mm × 80mm(最も一般的)
  • 22110: 22mm × 110mm(サーバー・ワークステーション用)

Key M(PCIe接続)

  • 用途: NVMe SSD専用
  • レーン数: PCIe x4
  • 転送速度: 最大15,760MB/s(PCIe 5.0)
  • ノッチ位置: 右側

Key B(SATA/PCIe接続)

  • 用途: SATA SSD、LTE/Wi-Fiカード
  • レーン数: PCIe x2 または SATA
  • 転送速度: 最大1,969MB/s(PCIe x2)
  • ノッチ位置: 左側

Key B+M(両対応)

  • 用途: SATA SSD
  • 互換性: Key BとKey Mスロット両方に対応
  • 転送速度: SATA 3.0限定(600MB/s)

PCIe接続(NVMe)

  • PCIe 3.0 x4: 3,940MB/s
  • PCIe 4.0 x4: 7,880MB/s
  • PCIe 5.0 x4: 15,760MB/s
  • レイテンシ: 極めて低い

SATA接続

  • SATA 3.0: 600MB/s
  • 互換性: 既存SATAと同等
  • 価格: PCIe版より安価

M.2スロット種類

スロット名対応キー接続先用途
M.2_1Key MCPU直結起動用NVMe SSD
M.2_2Key Mチップセットデータ用NVMe SSD
M.2_3Key EチップセットWi-Fiカード

注意点

  • PCIeレーン共有: SATA/PCIeスロットと排他利用
  • 発熱: 高性能SSD使用時はヒートシンク推奨
  • 長さ制限: マザーボードの物理的制約

SSD用途

  • OS起動用: M.2 2280 NVMe(PCIe 4.0)
  • データ保存用: M.2 2280 SATA(コスト重視)
  • モバイル用: M.2 2242(薄型ノート)

その他用途

  • Wi-Fi/Bluetooth: M.2 2230 Key E
  • LTE/5Gモデム: M.2 3042 Key B
  • AI加速器: M.2 2280 Key M

必要な工具

  • プラスドライバー: M2×3mmネジ用
  • 静電気対策: アンチスタティックリストバンド

手順

  1. 電源OFF: 完全にシャットダウン
  2. ケース開放: サイドパネル取り外し
  3. スロット確認: M.2スロット位置とキータイプ
  4. カード挿入: 30度角で挿入後平置き
  5. ネジ固定: 適切な長さのネジで固定

よくある問題

  • 認識されない: BIOSでSATAモード確認

  • 速度が出ない: PCIe世代とレーン数確認

  • 発熱問題: ヒートシンク追加

  • サイズ不適合: 長さとキータイプ再確認

  • NVMe: 高速SSD接続規格

  • SSD: 記憶装置

  • PCIe: 高速拡張バス

  • SATA: 従来型ストレージ接続規格

この記事について
カテゴリーストレージ
難易度中級
作成日2025/7/16