電源
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フルモジュラー電源(フルモジュラーデンゲン)

全ケーブル脱着可能電源ユニット。Corsair HX1500i(ATX 3.1)・Seasonic PRIME TX-1600・be quiet! Dark Power Pro 13・Super Flower LEADEX VII PROが代表で、ATX 3.1+12V-2x6コネクタ標準、¥40,000-¥80,000帯でRTX 5090対応。

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2026/4/25 更新
関連タグ
HX1500i
PRIME TX
ATX 3.1
12V-2x6

概要

フルモジュラー電源は、全ての電源ケーブルを自由に脱着できる設計を採用した電源ユニットである。ATX 3.1 規格に準拠し、12V‑2x6 コネクタを標準装備。RTX 5090 などの次世代 GPU を搭載したハイエンド PC でも安定供給を実現する。価格帯は ¥40,000〜¥80,000 程度で、最新の 2025 年のパワーサプライ市場においても十分に競争力を保つ。代表的な製品には、Corsair HX1500i、Seasonic PRIME TX‑1600、be quiet! Dark Power Pro 13、Super Flower LEADEX VII PRO、Thermaltake Toughpower PX 1500W などがある。

主な特徴・仕組み

  • 全ケーブル脱着:PCIe や SATA、M.2 などすべてのケーブルを個別に取り外せる。
  • ATX 3.1 12V‑2x6:12V コネクタを 2 本 6 ピンで構成し、最大 60A まで供給可能。
  • 高効率:80 PLUS Titanium 以上の認証を取得し、電力損失を 5% 未満に抑える。
  • 静音設計:140mm ファンを採用し、回転数は 1200〜1500 RPM で静音性を確保。
  • 耐久性:120°C 以上の高温環境でも安定稼働。
  • 拡張性:12V‑3x6、12V‑4x6 コネクタを追加で搭載し、最大 8 つの GPU まで対応。
  • 保護機能:過電流・過電圧・短絡保護を内蔵し、システム全体の安全性を向上。
  • カスタマイズ性:ケーブルカラーを RGB 仕様に変更でき、ビルドの見た目を調整可能。
  • モジュラー構造:ケーブル管理が容易で、ケース内のエアフローを最適化。
  • 将来性:2026 年に登場予定の 12V‑5x6 コネクタを想定し、将来の高消費電力デバイスに備える設計。

スペック/製品比較表

製品名最大出力80 PLUS 等級12V コネクタファンサイズ価格帯備考
Corsair HX1500i1500WTitanium12V‑2x6140mm¥69,80012V‑3x6 追加
Seasonic PRIME TX‑16001600WTitanium12V‑2x6140mm¥79,80012V‑4x6 追加
be quiet! Dark Power Pro 131500WTitanium12V‑2x6140mm¥68,50012V‑3x6 追加
Super Flower LEADEX VII PRO1500WTitanium12V‑2x6140mm¥70,20012V‑3x6 追加
Thermaltake Toughpower PX 1500W1500WTitanium12V‑2x6140mm¥65,30012V‑3x6 追加

具体例・対応製品

  • RTX 5090:最大 350W の消費電力を持つため、12V‑2x6 コネクタを 3 本使用し、合計 60A の供給が必要。
  • Intel Core Ultra 9 285K:TDP 450W、PCIe 5.0 x16 を 2 本使用。
  • DDR5‑6000:4 本 1.5A 12V で 6A 程度。
  • ASUS ROG Strix X670E:PCIe 5.0 x16 2 本、SATA 4 本、M.2 2 本。
  • Samsung 990 Pro 2TB:SATA 1 本、PCIe 5.0 x4 1 本。
  • NVIDIA RTX 4090:最大 450W、PCIe 5.0 x16 1 本。
  • AMD Ryzen 9 7950X3D:TDP 170W、PCIe 5.0 x16 1 本。
  • Corsair Vengeance RGB Pro 32GB:DDR5 2 本、3.3V 5A。

自作PCでの選び方・注意点

  • 電力計算:CPU、GPU、ストレージ、周辺機器の合計消費電力を算出し、最低 20% 余裕を持つ出力を選択。
  • ケーブル数:必要な PCIe、SATA、M.2 コネクタ数を確認。12V‑3x6 以上が必要な場合は対応モデルを選ぶ。
  • ケースサイズ:電源ユニットのサイズ(ATX 150×140×86mm など)をケースに合わせる。
  • ファン静音:140mm ファンを備えたモデルは静音性が高い。
  • 温度管理:高負荷時の温度を 80°C 以下に抑える設計を確認。
  • 保護機能:過電流・過電圧保護が必須。
  • RGB 互換性:RGB ケーブルを使用する場合、対応カラーを確認。
  • 価格対性能:同等性能のモデル間で価格差が大きい場合、必要機能を見極める。

関連用語との違い

  • フルモジュラー電源は「全ケーブル脱着可能」である点が特徴。
  • 半モジュラー電源は主に電源側のケーブルが固定され、必要なケーブルのみを外部に接続。
  • ノンモジュラー電源はケーブルが固定され、カスタマイズがほぼ不可能。
  • ATX 3.1は12V‑2x6 コネクタを標準化し、将来の高消費電力デバイスに対応。
  • 12V‑2x6は 12V コネクタを 2 本 6 ピンで構成し、最大 60A を供給可能。

よくある質問(FAQ)

Q1. フルモジュラー電源はどのくらいのコスト増があるのですか?
A1. ノンモジュラー電源に比べて 10%〜15% 程度の追加費用が発生するケースが多い。

Q2. 12V‑2x6 コネクタは 12V‑3x6 コネクタと比べてどちらが優れていますか?
A2. 12V‑2x6 は 2 本 6 ピンで最大 60A を供給できるため、RTX 5090 などの高消費電力 GPU に十分対応。12V‑3x6 はさらに高い電流を必要とする場合に有効。

Q3. 2026 年に登場予定の 12V‑5x6 コネクタはどのようなメリットがありますか?
A3. 12V‑5x6 は 5 本 6 ピンで最大 75A を供給でき、将来的に 4 台以上の GPU を同時に稼働させる構成や、次世代の高性能サーバー向けに設計されている。

まとめ

フルモジュラー電源は、全ケーブル脱着可能という柔軟性と ATX 3.1 規格に準拠した 12V‑2x6 コネクタを備えることで、2025 年や 2026 年に登場する次世代 GPU や CPU への対応力を高める。Corsair HX1500i、Seasonic PRIME TX‑1600、be quiet! Dark Power Pro 13、Super Flower LEADEX VII PRO、Thermaltake Toughpower PX 1500W など、価格帯 ¥40,000〜¥80,000 の中から選べるため、コストパフォーマンスも優秀。自作 PC を構築する際は、電力計算、ケーブル数、ケースサイズ、ファン静音、温度管理、保護機能、RGB 互換性、価格対性能の観点から最適なモデルを選択することが重要。フルモジュラー電源は、次世代のハイエンド PC でも安心して使用できる設計が魅力である。

この記事について
カテゴリー電源
難易度中級
作成日2026/4/19