周辺機器
中級

ノイズゲート(ノイズゲート)

音声の無音部遮断フィルター。Shure SM7B配信時のDiscord・Streamlabs OBS・NVIDIA Broadcast・Krisp・RTX Voice・OBS Studio Filter Gateが代表で、-35〜-20dB閾値設定で背景ノイズ/キーボード打鍵音除去。

0 回閲覧
0 いいね
2026/4/25 更新
関連タグ
NVIDIA Broadcast
Krisp
OBS Studio
閾値

概要

ノイズゲートは、音声入力における無音部を検知し、閾値以下の音を自動的にカットするフィルターです。
主に配信や録音で背景ノイズやキーボードの打鍵音を除去するために利用され、
-35 dB から -20 dB までの閾値設定が一般的です。
代表的な実装例としては、Discord、Streamlabs OBS、NVIDIA Broadcast、Krisp、RTX Voice、OBS Studio Filter Gate があります。

主な特徴・仕組み

  • 閾値検知:入力音量が設定閾値を下回ると自動で音声をミュート。
  • リリースタイム:音が閾値を超えた後、再び音声を再開するまでの遅延を調整。
  • ゲイン補正:カット後の音量を一定に保つための補正機能。
  • リアルタイム処理:CPU もしくは GPU で 1 ms 未満の遅延で処理。
  • マルチチャンネル対応:ステレオ、5.1、7.1 など複数チャンネルを同時に処理可能。

スペック/製品比較表

製品閾値範囲 (dB)リリースタイム (ms)GPU 依存主要OS推奨CPU推奨GPU推奨メモリ
NVIDIA Broadcast-35 ~ -2050ありWindows 10/11Core i5 10400RTX 30608 GB
Krisp-30 ~ -1530なしWindows 10/11Core i3 10100なし4 GB
OBS Studio Filter Gate-40 ~ -1070なしWindows 10/11Core i5 9400なし8 GB
Discord-45 ~ -2560なしWindows 10/11Core i3 9100なし4 GB
Streamlabs OBS-35 ~ -2055なしWindows 10/11Core i5 9600なし8 GB

具体例・対応製品

  • Shure SM7B:マイク自体に低ノイズ設計だが、配信時はノイズゲートでさらにクリア化。
  • RTX 5090:2025年に登場した次世代 GPU は 24 GB GDDR7 を搭載し、GPU 依存ノイズゲートで 1 ms 未満の遅延を実現。
  • RTX 4090:2026年にリリース予定の RTX 4090 は 16 GB GDDR6X、RTX Voice で 10 ms 以内の処理が可能。
  • RTX 3090 Ti:高クロック 2.5 GHz で 24 GB GDDR6X、OBS Studio で 30 fps 以上の配信に最適。
  • RTX 3080:5.7 GHz で 10 Gbps の帯域を持ち、Krisp で 20 ms 以内のノイズ除去が確認済み。

自作PCでの選び方・注意点

  • CPU:ノイズゲートは CPU で処理されるケースが多いので、Core i5 10400 以上を推奨。
  • GPU:GPU 依存のノイズゲート(NVIDIA Broadcast 等)は RTX 3060 以上が必要。
  • メモリ:8 GB 以上を確保し、マルチタスク時のスムーズさを維持。
  • サウンドカード:高品質な外部カード(Focusrite Scarlett 2i2 等)を併用すると、入力レベルを安定化。
  • ドライバ:最新の音声ドライバを 2025年時点で更新し、互換性を確保。
  • 電源:ノイズゲート処理時の CPU/GPU への負荷を考慮し、650 W 以上の電源を推奨。
  • ケース:静音設計のケース(Fractal Design Meshify C 等)で外部ノイズを低減。
  • 冷却:CPU と GPU の温度が 80 °C を超えると処理が遅延するため、液体冷却を検討。

関連用語との違い

  • リミッター:音量を上限に抑えるが、ノイズゲートは閾値以下をカット。
  • コンプレッサー:音量のダイナミクスを縮小するが、ノイズゲートは完全にミュート。
  • EQ:周波数帯域を調整するが、ノイズゲートは時間領域で処理。

よくある質問

Q1. ノイズゲートはマイクの感度を下げるのですか?
A1. いいえ。閾値を下回る音だけをカットし、感度自体は変わりません。

Q2. どのOSで最も安定しますか?
A2. Windows 10/11 が最も広くサポートされ、ドライバ更新も頻繁です。

Q3. 低価格マイクでも効果はありますか?
A3. はい。低価格マイクでもノイズゲートで背景ノイズを大幅に除去できます。

まとめ

ノイズゲートは、配信や録音時に背景ノイズを除去し、クリアな音声を実現する不可欠なツールです。
2025年に登場した RTX 5090 のような次世代 GPU では、GPU 依存ノイズゲートが 1 ms 未満の遅延で処理可能となり、さらに高品質な配信が可能です。
自作PCを構築する際は、CPU、GPU、メモリ、電源、冷却といったハードウェアを総合的に検討し、最新のドライバとソフトウェアを併用することで、ノイズゲートの性能を最大限に引き出せます。

この記事について
カテゴリー周辺機器
難易度中級
作成日2026/4/19