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RAID 10(RAID 1+0)は、ミラーリング(RAID 1)とストライピング(RAID 0)を組み合わせることで、高い性能と信頼性を同時に実現するRAID構成です。
RAID 10の特徴:
RAID 10(1+0)の構造:
ペア1: ドライブA ←ミラー→ ドライブB
ペア2: ドライブC ←ミラー→ ドライブD
全体: ペア1 ←ストライプ→ ペア2
データ: 1,2,3,4,5,6,7,8
ドライブA: 1,3,5,7
ドライブB: 1,3,5,7(ミラー)
ドライブC: 2,4,6,8
ドライブD: 2,4,6,8(ミラー)
OK: A故障 + C故障(異なるペア)
NG: A故障 + B故障(同一ペア)
ストライプ1: A+C → ストライプ後 → E(ミラー)
ストライプ2: B+D → ストライプ後 → F(ミラー)
容量 = 総容量 ÷ 2
4台×1TB = 2TB使用可能
6台×1TB = 3TB使用可能
8台×1TB = 4TB使用可能
RAID 10は、性能と信頼性を両立する理想的なRAID構成。容量効率は50%と低いが、それを補って余りある利点がある。特にデータベースや仮想化環境など、高いIOPS とlow latency が要求される用途では第一選択。初期コストは高いが、TCOで見れば十分にペイする。SSDとの組み合わせでさらに真価を発揮し、ミッションクリティカルなシステムには欠かせない構成。